ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

話題の沈むPEライン「オールマイト」を駆使したライトリグのフォールの釣りとは/菅谷淳一

寄稿:菅谷 淳一
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

皆さんこんにちは! 菅谷 淳一です。

スポーニングも一段落したタイミング。バスは体力を回復させるためにそれぞれが様々なポイントへ移動、特に大型のバスになるとレイダウンなどの沈み物やストラクチャー、岩盤のエグレなどにサスペンド、もしくは浮くことが多くなります。

実際、そういったバスへフォールの釣りでアプローチしていくパターンがハマるようになり、これまでも多くのビッグバスをキャッチしてきました。

今回はそういったフォールの釣りにフォーカスを当てた内容をお話させていただきます。

菅谷 淳一(Junichi Sugaya) プロフィール

神奈川県在住で、津久井湖をホームレイクとするスーパーロコアングラー。相模湖、亀山ダムなどのリザーバーの釣りを得意とし、津久井湖、相模湖エリアで開催されるトーナメントでは多くの入賞経験を誇る。その他イベント活動などにも積極的に運営や参加を行っている。2020年からは自身が代表を勤める、「アルフハイト」を立ち上げ、自社製品及びルアーのOEMを製造するなど、長きに渡り精力的に活動を行っている。

トーナメントでもフォールの釣りで50UPを捕獲!

6月11日に津久井湖で開催されたチャプター東京でも、アルフハイト製のフローティング素材のストレートワーム「クイックダンスST5.7in」(相模ミミズゥホワイトフレーク)を3.5gワッキーダウンショットリグにセットし、岩盤ギリギリをフォールさせて、52cm(2540g)のビッグバスをキャッチすることに成功!

このビッグバスをキャッチした時もそうでしたが、フォールのアプローチでキモとなるのが、ストラクチャーや岩盤にいかにタイト、もしくは垂直にフォールさせられるかどうか。コレで釣果が大きく変わると考えています。

重要なライン選択

この場合、重めのリグ等でリアクション的にフォールさせるアプローチの場合は、フロロカーボンラインの太めの糸で対応できますが、ネコリグやノーシンカーリグ、そして私の中で使用頻度の高い2.7g〜3.5gクラスのダウンショットの場合、太いラインだと水の抵抗が大きいため、垂直フォールせず手前にフォールしてきてしまうので、何かに浮いているビッグバスの目の前にアプローチすることができません。なので細い抵抗の少ないラインが必要になります。

また、ビッグバスとのファイトも考えればライン強度も重要ですし、ルアーを落とし込んでいくので感度やラインの視認性も必要と考えています。

サンラインの“沈むPEライン”がフォールの釣りに最適

そんな条件を満たしてくれるラインが、2023年サンラインから登場しました。

それが、話題の沈むPEライン「オールマイト」。こちらの特長はなんと言っても高比重であること。4本組の中心にコアとして高比重繊維が内蔵されており、通常のPEラインの比重が約0.97に対し、比重約1.48とライン自体が重い作りになっています。

サンライン公式「オールマイト」詳細ページはこちら

実際にフィールドで「オールマイト」を使用してフォールでアプローチしてみると、ライン自体のストレート感が強いのとライン自体が重いので、流れなどの影響を受け難く、沈んでいくスピードが非常に速い。まるで水の中にラインが吸い込まれて行くような感覚になるくらい、綺麗に垂直フォールしてくれます。フォールアプローチのキモとなる岩盤ギリギリに落としていっても、ルアーが手前にフォールしてくることがなく、岩盤やストラクチャーをタイトに、または狙った所にルアーを送り込むことがができました。

ライトオリーブカラーがオススメ

ラインカラーが2種類あり、視認性に優れたピンクとカモフラージュ性を高めたライトオリーブ。

私はライトオリーブカラー、0.8号(13Lb )を使っていますが、こちらはラインの途中にはマーキングが入っており、視認性も高くて、ラインコントロールもしやくなっています。

その他、PEラインの特長でもある、感度と強度は言うまでもなく兼ね備えています。私は今回紹介させていただいたフォールのアプローチで、今までも多くのビッグバスをキャッチしてきました。また、1年を通して使える有効なアプローチだと思いますのでぜひお試しください。そしてビッグバスをキャッチしていただければと思います。

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」