みなさん、こんにちは! bifarrテクニカルアドバイザーの赤澤克哉です。

赤澤 克哉(Katsuya Akazawa) プロフィール
早速ですが、こちらのアイテム。Jacksonの「剣山ケンザン」ってご存知ですか!?いま話題のシリコン製の万能ルアートレイです。
シリコンの突起がルアー同士の絡まりを防止してくれて、タックルからルアーを簡単に取り出せて、かつ塗装の傷つき防止にも効果的。さらに、ボックスに入れたまま塩抜きができ、傾けると水抜き穴から水を放出できるという便利アイテム。あとはそのまま乾燥すれば、面倒なふき取り作業もいりません。
単体でも使えますが、メイホーのVW-2010ND-M、VS-3020NDM等に対応するので、洗って乾かしたらそのままボックスにINしても使えます。(ボックスは別売りです)
…これが実はカヤックフィッシングに最適なんです。ということで、この剣山ケンザンにbifarrカラーが登場しました!
カヤックフィッシング的、剣山ケンザンの使い方
カヤックフィッシングにおいて、カヤックの上でルアーを置いておくとデッキの中でころころ転がってしまうんですね。それで行方不明とか、ウェアにフッキング!とか…結構ありがち。
剣山はシリコン製で、よほどカヤックが傾かない限りデッキの上でドシッと安定していて、ルアーが剣山の突起で転がりません。
またローテーションで一度使ったルアーをボックスに戻すと、ボックス内の他のルアーにもサビが回ってしまったりしますよね。使ったルアーを剣山に置いておくことで、使用していないルアーと区別できるというのも、個人的にはポイント高し。
このケンザン、エギングにも有効で、さらに鯛ラバには特にオススメなんです。
というのも、フィッシングカヤック(シットオントップカヤック)にはデッキ内に海中まで貫通している水抜きの穴「スカッパーホール」という穴があいています。
カヤックの上で鯛ラバのヘッドがころころ転がると、このスカッパーホールから落ちて海中に落下…これ、カヤックフィッシングではあるあるだったんです。
剣山ケンザンだと、このように鯛ラバのヘッドをポケット部に、ネクタイ&フックを突起部に置けるので、ヘッドを紛失することもありません。カヤックでの鯛ラバ使いの人にはまさに最高のアイテムと言っていいと思います。
使用したルアーを剣山に置いておくことで、その日使ったルアーを区別できるだけではなく…水抜きの穴が開いているので、そのまま使ったルアーを剣山ケンザンごと一気に洗えます。
カヤックを使用した後はカヤックを車載する前に水洗いすることが多いと思います。その時に一緒に一気に流せるのがいいんですよね。
もうひとつ。突起の上にルアーを置くことで、下に空間ができてルアーが乾きやすいんです。
カヤックフィッシングを終えてまず剣山ケンザンごとルアーを洗う。そして着替えたりカヤックを積んだりしている間に干しておくと、これからの夏場なんかだと片付け終わった頃にはもうすっかり乾いていますよ!
剣山ケンザンは発売されてまだ間もないアイテムなのですが、あまりに使いやすくて、もはや僕の中でカヤックフィッシングに欠かせないアイテムになっています。
艇によってはジグで1枚、鯛ラバで1枚とか2枚使いも効果的。bifarr剣山ケンザン、ぜひぜひカヤックフィッシングに活用してみてくださいー!