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従来モデルとはココが違う!ゼナックの渾身の一本!「ミュートス アキュラ TypeR」の国内先行販売が開始

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2022年に登場し、大きな話題を呼んだ「ミュートス アキュラレーシング」。

限定販売ではありましたが、手にしたユーザーの方々からは多くの絶賛の声が上がっております。

そんな「ミュートス アキュラレーシング」のスピリットを引き継ぐロッド、「ミュートス アキュラ TypeR」の国内先行販売が開始されます!

お察しの通り、TypeRの“R”は、Racingが由来し、ゼナックオリジナルのリールシート「ヘキサゴン リールシート」やシャープな振り抜け感やロッドアクションを追求した「シングルラッピングガイド」、「RGガイドシステム」など「ミュートス アキュラレーシング」と同様のテクノロジーを搭載。

最先端を走り続けるための「レーシング」コンセプトとなります。

今回は新機種「ミュートス アキュラ TypeR」の詳細と、従来のモデルとの比較について紹介していきます。

ゼナック公式YouTubeチャンネルでは、ロックショアのレジェンド本林 将彦さんによる解説動画も公開されています。

[ロッド解説] ミュートスアキュラ Type R – 本林将彦

出典:YouTubeチャンネル「ZENAQ」詳細ページ

ミュートス アキュラ Type R【ゼナック】

「ミュートス アキュラ Type R」は100Hと100HHの2機種がラインナップされています。

こちらの販売については、国内先行でのセグメントオーダー商品となります。

セグメントオーダー 応募受付期間は、2023年 6月 6日 (火) 10:00 〜 6月 8日 (木) 15:00まで。

納期に関しては「MUTHOS Accura 100H Type R」が7月10日 〜9月10日頃予定。「MUTHOS Accura 100HH Type R」は、6月 20日 〜 8月 31日頃予定とのこと。

セグメントオーダー応募フォームはコチラ

ミュートス アキュラ 100H Type R

Model Length Lure PE Line 価格
MUTHOS Accura
100H Type R
10’0″ 30-200g(Jig)

30-120g(Plug)

MAX 5 ¥ 77,000 ( 税別 )
ミュートス アキュラ 100HH Type R

Model Length Lure PE Line 価格
MUTHOS Accura

100HH Type R

10’0″ 60-230g(Jig)

40-150g(Plug)

MAX 6 ¥ 78,000 ( 税別 )

ゼナック公式「ミュートス アキュラ Type R」詳細ページはコチラ

[PV] ミュートスアキュラ Type R

出典:YouTubeチャンネル「ZENAQ」詳細ページ

「ミュートス アキュラ」と「ミュートス アキュラ Type R」ココが違う!

ここからは、従来の「ミュートス アキュラ」と「ミュートス アキュラ Type R」の違いについて解説していきます。

大きく注目すべきは、リールシートとグリップ、ガイドセッティングの3点となります。

シングルラッピング

一つ目の注目ポイントが、ガイドの“シングルラッピング”

従来のモデルでは、ブランクに一層巻いて、その上からガイドを置いて巻く“ダブルラッピング”が採用されています。ロックショア系のロッドではダブルラッピングが一般的と思われがちですが、本林さん曰く、ダブルラッピングではガイドが重くなる分、竿先にかけて持ち重り感が出るのだそう。

それに対し、シングルラッピングは本来のブランク設計により近いフィーリングとなるそうで、シャープな振り抜け感やロッドアクションが追求されています。

ちなみに、本林さんが監修したロッドはいずれもシングルラッピングとのことで、よりブランクの特性が引き出せるよう調整しているのだそう。

ガイドは軽く!でもウエイトは10gプラス

シングルガイドにしたことで、竿先にかけて軽量化が図られている「ミュートス アキュラ Type R」。

しかし、自重を比較すると従来のモデルよりも10gほどプラスされているのだそう。

ガイドが軽くなった分、バット部分に敢えて20gほどウエイトをプラスすることで持ち重り感、バランスを調整。ロッドの支点も従来モデルと比較し、約10cm程グリップ寄りに設定されているとのこと。

たった10cmほど支点の位置が変わっただけですが、この差がロッドを振った際のフィーリングに大きな影響を与えているのだそう。

そのほか持ち重り感や手首の負担も軽減され、自重が増しているはずがむしろ軽くなったと感じさせるほど。

もちろんシングルラッピングになっても強度的な心配は全くなし。本林さんも、過去10年でシングルラッピングによるトラブルはなく、Hクラスのロッドでマグロを釣り上げた際も問題はなかったとのこと。

ガイドもPEラインと相性の良いRGガイドシステムを採用。

ゼナック独自のガイドセッティングで、シングルラッピングとの組み合わせで更に快適な操作を発揮します。

リールのブレを抑えるヘキサゴン リールシート

そして、最も注目のポイントといえば、「ヘキサゴン リールシート」。

中身の骨格は東レ TORAYCA® の高強度&長繊維のカーボンを特殊成型機でコンポジットした、ゼナックオリジナルのリールシートです。

同じヘキサゴン形状の「ヘキサゴングリップ」の特性を応用したリールシートで、スピニングリール特有の巻いた時の左右の揺れをより抑えることができる形状となります。

また、構えた時のフィーリングにもこだわり、特殊ラバーでコーティングすることで長時間の釣行でも負担になりにくいなど、しっくりと手になじむフィーリングを実現。

全体で非常に持ちやすいグリップに仕上げられています。

長時間グリップを握っても、マメやタコなどができにくい、負担が少ない設計となります。

さらに、5000番クラスのリールをセットした際でも、リールシート部分にラバーが設置されているので、ぐらつくこともなくしっかりフィットします。

20000番クラスから5000番クラスまで幅広いサイズのリールが装着可能です。

グリップに関しても、「ヘキサゴングリップ」を採用。

前述したようなアングラーの負担を激減させるオリジナル形状で、変則六角形が採用されたグリップとなります。

ルアー操作やファイト、すべてのロッド操作を確実に、より楽に行うことができます。

パワーファイトが必須となるビッグゲームには欠かせないゼナックオリジナルのグリップとなります。

キャストが決まるフィット感はイージーホールドグリップを搭載

グリッピエンドにはフィット感を向上させるイージーホールドグリップを搭載。

ゴムの硬度や表面加工までこだわったオリジナルグリップエンドはしっかりと手のひらをフィットさせ、キャストが決まりやすくなるのだそう。

メタルパーツを組合わせることで不要なグリップ面積を減らし、スムーズなキャストが可能。延々キャストを繰り返すキャスティングロッドを考え抜いた結果の機能美を備えています。

従来のモデルと比較し、レーシングコンセプトの「Type R」はより洗練された挑戦的仕様となります。

常に最先端を走り続けるラングラーに贈る、特筆すべきスペックが盛り込まれています。「MUTHOS Accura RACING」を入手できなかった方にも、ぜひ手に取ってほしい仕上がりになるとのこと。ぜひこの機会に手にしてみてはいかがでしょうか?

ゼナック プロフィール

「フィールドからの答えを製品に反映させる」というコンセプトの元、1960年の創業以来、釣竿の原点「竹竿」から始まり、現在のカーボンロッドに至るまで、一本一本を丹念に日本国内の自社工場で生産し続けている老舗ロッドメーカー! 一貫して同じ地に工場を構える事で熟練の技を磨き続け、日本人ならではの感性・最高の技術でショア&オフショアSW、バスなど、あらゆるジャンルの名作ロッドシリーズを輩出中!
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