こんにちは! ハンター塩津です。
塩津 紀彦 (ハンター塩津)(Norihiko Shiotsu) プロフィール
近年、沿岸海水温の上昇に伴い北関東以北〜東北エリアに生息するメバルのアベレージサイズの大型化が進んでいます。
その昔、三陸以北のエリアと言えば稀には大型が釣れることはありましたが、「狙って釣れる!」と言えるレベルの魚影の濃さではありませんでした…。
しかし、ここ数年急激にアベレージサイズが上昇。磯はもちろん堤防からでも尺メバルが狙えるまでにフィールドコンディションが変化し、いまや全国屈指の大型メバルが釣れるフィールドへと変貌を遂げてきました。
そこで今回は「梅雨メバル」と言われる初夏のハイシーズンへ向けて尺上メバルをキャッチするために必要なタックルセレクトを解説したいと思います。
梅雨メバルを狙うためのタックルセレクト
梅雨〜初夏シーズンの大型メバルは「コレが本当にメバルの引きなのか?」と疑う程、トルクある暴力的なファイトをします。
そして梅雨〜初夏シーズンのメバルはエサが豊富なエリアに生息しているため、ロックフィッシュ(アイナメ、ベッコウゾイ、クロソイ)やシーバス、マダイ、クロダイなどの大型ゲストが不意にヒットする事も珍しくありません。
これらの事から「少しオーバーパワーでは?」っと思いくらい強めのタックルが大型メバル狙いにはオススメなタックルセレクトになってきます。
ロッド:ソルティーステージ プロトタイプ メバル(XMBS-832LT)【アブガルシア】
製品名 | タイプ | 継数 | 全長(ft/cm) | 標準自重(g) | ルアーウェイト(g) | リーダーライン(lb) | PE Line(号) | パワー | テーパー/アクション | 製法 | 使用材料 | 税別価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
XMBS-832LT | SP | 2 | 8’3″/251.5 | 85 | 0.5~15 | 2~8 | 0.1~0.5 | L | ファースト | TAF | カーボン100% | ¥29,000 |
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大型メバルの強烈な走りをも余裕で制する強靭なバットパワーを持ちながら、ライトリグを巧みに操る事ができタフコンディション下での極小バイトを弾かない繊細なティップをも持つ柔剛一体のパワーモデル。
フリーリグやキャロライナリグの遠投はもちろん、シンキングペンシルなどのハードルアーの釣り、ライトテキサスやジグ単などのテクニカルな釣りにも対応出来る守備範囲の非常に広いモデルです。
リール:ゼノン(2500SH)【アブガルシア】
製品名 | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力 | 最大ライン巻き取り長(cm/ハンドル1回転) | ボール/ローラーベアリング | ラインキャパシティ(m) ナイロン・フロロ / PE | 税別価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ZENON 2500SH | 148 | 6.2:1 | 5 | 87 | 10/1 | 0.205(6lb)-100/ PE0.8-150 | ¥49,500 |
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複雑に絡み合う磯の潮流の中でライトリグをコントロールするためには「手感度」が鮮明に取れる必要があります。
そこで重要なのが、リールの軽さとクリアーな巻き心地。
ZENONシリーズはリトリーブバランスも良く、芯がブレず、力抜けのない巻き感なので、繊細なコントロールを余儀なくされるタフコンディション下での大型メバルゲームには欠かせないアイテムになっています。
軽量リールにありがちな強度不足もなく「カチッ」とした使用感、リール剛性も魅力の1つです。
メインラインは、PEライン0.8号。リーダーは、フロロカーボンライン12Lbを1m。
海藻カバーや起伏に富んだ岩礁帯をタイトに攻めるためラインは通常のメバル用よりも強めのセッティングになります。
飛距離が欲しいポイントではPEライン0.6号、厳しいカバー周りを攻める時はPEライン1号をメインラインに変更します。
使用ワーム
製品名 | カラー | 入数 | 税別価格 |
ガルプ!ソルトウォーター パルスワーム 3.2in | 8 | 8 | ¥800 |
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ベイトフィッシュが回遊している時やハゼ系ベイトを捕食している時に効果的なワーム。2〜3gのライトテキサスリグやジグヘッドリグで使用。
アクションは横方向への動きを演出させるためスイミングやリフト&カーブフォールがメインになります。
視覚的アピールだけではなく振動覚へも強くアピール出来るためポイントに着いたらまず一番最初に使用する事が多いワームです。
製品名 | カラー | 入数 | 税別価格 |
マックスセント ディーワーム3.6in | 8 | 16 | ¥980 |
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マックスセント特有のマテリアルのおかげで極々微細な水流でも艶かしくボディーを揺らしメバルを魅力します。
シーズン初期に多い虫系ベイト(ゴカイ系ベイト)がメインのシチュエーションに使用していただきたいワームです。
製品名 | カラー | 入数 | 税別価格 |
ガルプ!ソルトウォーター サンドワーム 2in | 6 | 16 | ¥800 |
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定番中の定番のワーム。大型メバルはもちろん中堅クラスのメバルにも手頃な一口サイズなため磯だけではなく堤防でも出番が多いワームです。
一見すると虫系ベイト(ゴカイ系ベイト)の時にのみ効果的なワームにも見えますが、エビ系ベイトの時や小型ベイトフィッシュがベイトになっている時にも効果的なワームです。
シーズンの動き
シーズン初期は湾内の水温が温まりやすいエリアに集中するメバル達ですが、6月に入ると水温も安定してくるため、より大型になるほど外洋側の岬の先端付近の潮が強く当たる磯へ大きめのベイトフィッシュを求めて移動して行きます。
東北エリアはまさにこれからがモンスターメバルを狙えるハイシーズン。是非今年はタックルセレクトをより強化して大型メバルを狙いにフィールドへお出掛け下さい!