2023年はティクトが15周年を迎えるメモリアルな年。
「Revved Up!」をスローガンに掲げ、各地でイベントを行ったり、限定アイテムを販売したり…と、嬉しいニュースがぞくぞく。
ファンならずとも、その動向が気になるぞ!というわけで、今年発売が予定されている注目のアイテムをまとめてみようと思った次第。
①:スラム d-SPEC(ディースペック)
まずは、15周年の“挑戦”という形で冬頃に登場が予定されている「スラム d-SPEC(ディースペック)」。UTR、EXRに次ぐ、新しいシリーズとして登場予定。
TICTロッドデザイナーによる独創的な発想をもとに、機能面での本質をしっかりとらえながら具現化したロッドが「d-SPEC」。SRAMシリーズに採用されている軽量高弾性カーボンの持ち味を最大限活かすべく、グリップ設計に“アルミパイプ”を組み込み、軽量高弾性ゆえの高い反響をさらに増幅させ、手元に伝わる情報量をアップさせるというギミックが最大の特長。
軽さも特長で、6’3″で「52g」程と金属を使用しているとは思えない軽さ、同クラスのスペックともまったく遜色ないレベル。重心は手元に来るイメージで、実際セットはしていないものの使い手を選ぶ“超軽量リール”との相性も良いのではないかと。
登場が予定されているのは2機種。ジグ単専用の「スラムMSR-63AP d-SPEC」と、ジグ単からキャロまで幅広く対応する「スラムMSR-72AP d-SPEC」。
仕様変更の可能性はあるとしつつ、現スペックはこんな感じ。
0.7mmのハードソリッドティップを搭載しつつ、全体的にややマイルドなアクションを追求した63AP。主にエステルラインを使用した1g前後のジグヘッドに特化、ハードティップがジグヘッドの操作性を高め、掛けてからは柔軟に曲がって引きを楽しめるという。浅いレンジでフワフワとジグヘッドを漂わせ、増響グリップでわずかな変化を捉える…それがコンセプト。
0.7mmハードソリッドティップは63AP同様で、ややマイルドな63APに対し先調子早掛けアクションを身上とする1本。PEラインの使用をメインに想定し、重めのジグヘッド、キャロや飛ばしウキなどの中間シンカーリグにも幅広く対応。ロングキャストで沖目へかっ飛ばし、増響グリップで出たアタリを瞬時に掛ける…こちらはそんなコンセプト。
ちなみに。新しいシリーズの限定アイテムとしてアルミパイプや金属パーツ部分にアルマイト塗装を施した限定カラーも企画しているんだそう。こちらは、まだサンプルも上がっていない段階とのことですが、ロッドに付いている下げ札のデザインが先に完成したとのことでちら見せ。
②:MINIMALISM Liberte MLS-725カスタムカラー
続いては、こちらもメモリアルな逸品。渋いです。
旅行や遠征などにはもちろん、普段使いでも仕舞いに便利なカジュアルなパックロッド ” リベルテ ”シリーズ。その中でも汎用性の高さが人気の「MINIMALISM Liberte MLS-725」に15周年限定カスタムカラーが登場!
登場するのは「ポリメタルグレー」「ブロンズ」の2色で、どこか懐かしさを感じさせるようなノスタルジックで洒脱な雰囲気を演出。とりわけスタイルを重視するアングラーに人気のリベルテシリーズとあって、これは注目度も高いのではないでしょうか。