春イカエギングも真っ盛り…という感じでしょうか?
時期的にも大型が狙いやすいイイ季節。
そうはいっても、エギングは好きだけれど、そんなに頻繁には行けないよ…という方も実社会では多いのではないでしょうか? エギングロッドの新調も慎重になったり…。
ならば…エギングロッドでありながら、根魚やタチウオ、青物などなどでもハイパフォーマンスを発揮してくれるロッドで、エギング+アルファで色々遊べるロッドもイイのでは?
ブリゲイドフリップ
それがテンリュウのブリゲイドフリップ。もちろん本格派のエギングロッド。ベースはエギングロッドにあくまである、けれどエギングロッドが持つ元々のユーティリティ性をベースに、色々と使えちゃうロッドなのです。
機種展開は以下の3機種。
全長( m [ft]) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | ルアーウエイト(g) | PE (号) |
リアグリップ長 (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
カーボン /グラス (%) |
価格 |
2.51[8’3″] | 2 | 129 | MAX35 (エギ4.0号) | MAX1.2 | 320 | 1.4 | 100 | 96/4 | ¥39,000 |
大型のアオリイカ狙いや速潮エリア、深場などを狙うことができるパワーのある機種。
扱うエギは3.5号をベースにブランク全体にハリを持たせ、キレの良いジャークのアプローチを得意とします。
タチウオやサワラ狙いのワインドでは5/8~1oz(18~28g)のウエイトに対応し、30g程度のメタルジグなども扱いやすい。
そのあたりを考慮した大口径ガイドで5号程度のリーダーにも対応。
全長( m [ft]) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | ルアーウエイト(g) | PE (号) |
リアグリップ長(mm) | 先径(mm) | 自重(g) | カーボン /グラス(%) | 価格 |
2.57[8’5″] | 2 | 132 | MAX30 (エギ3.5号) | MAX1.2 | 320 | 1.4 | 96 | 96/4 | ¥38,500 |
3~3.5号のエギをベースにオールシーズン楽しめるバーサタイルな機種。
適度に入るティップが潮流の変化をとらえやすいため、アタリにシビアなショアティップランでも活躍します。
フラット&ロックフィッシュでは3/8~3/4oz(10~21g)のリグと好適。20g程度のメタルジグなどにも対応。
全長( m [ft]) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | ルアーウエイト(g) | PE (号) |
リアグリップ長(mm) | TIP DIA (mm) |
自重(g) | カーボン /グラス(%) | 価格 |
2.62[8’7″] | 2 | 134 | MAX25 (エギ3.5号) | MAX1.0 | 320 | 1.2 | 92 | 96/4 | ¥38,000 |
3号のエギをベースに、エギングからスーパーライトゲームまで楽しめるモデルです。
3機種のなかでは一番ライトで繊細さに特化したロッドということもあり、 小口径のガイドを採用し、極細のラインにも対応。
アクションはスラックジャークなど、しなやかさを武器にタフコンディションのなかでも真価を発揮する仕様。
対応ルアーは1/4~1/2oz(7~14g)前後とアジングやメバリング、ちょっとしたロックフィッシュにもバッチリ。
全機種、バット部分にはカーボンナノチューブをコンポジット。カーボンフレックス製法で適材適所の弾性素材を違和感なくつなぐ、おなじみにして超ありがたいテンリュウテクノロジーも当然あり。
春イカで3.5号エギをベースに考えるなら…
さてさて、簡単に上記の通り機種紹介をしましたが、春イカをメインに3.5号エギをベースに考えるなら、扱いやすいのはBGF832S-MMHか。
MMHとはミディアム(M)とミディアムヘビー(MH)の中間を意味するパワー表記で、先に述べたように3.5号をメリハリあるアクションで動かすことが可能で4号エギまでしっかり対応。
また、そのメリハリのあるアクションができる設定は、タチウオやサゴシをワインドで狙う30gほどのジグヘッドもしっかりダートさせることが可能。
タチウオやサゴシとなると歯の鋭さも気になるところで、そのためにやや太目のリーダーを使うことを想定しガイド径も大きくなっているのが、ただのエギングロッドではないブリゲイドフリップらしさでしょうか。
どんなジャンルの釣りをメインに据えるかによっても選び甲斐のある3機種が揃っているといえるかもしれませんね。