皆さんこんにちは!ヤマガブランクス広報部です。
今年は各地でフィッシングショーや展示会などのイベントが開催され、ようやく釣り業界に活気が戻って来た感じがします。ヤマガブランクスとしても、各地のフィッシングショーに出展させて頂き、会場のブースで特に大きな注目を集めていたのが、2023年8月発売となる「YAMAGABlanks 88 CHAIN」。
究極のバーサタイルモデルとしてたくさんのお客様から反響を頂いておりますが、今からどの場所で、どんなターゲットに、どんな釣り方で…と妄想を膨らませている方が多いのではないでしょうか?
今回は、とある離島遠征釣行を舞台に、ゆったり流れる島時間の中で「YB88チェイン」1本で楽しんだ釣行のレポートをお届けします。
離島遠征釣行 ~YAMAGABlanks 88 CHAIN~
まだ夜明け前の午前4:00。静かに宿を出てレンタカーに乗り込み、前日に決めていたサーフのエリアに入ります。サーフで使うタックルと言えば9ft後半~11ftクラスのレングスが多くリリースされています。よって88のレングスとサーフの釣りは結び付かないと思われる方も多いかもしれません。
【スペック詳細】
■全長:2650mm(仕舞寸法:1355mm) ■自重:138g ■継数:2pcs(印籠継) ■カーボン:99.8% ■ガイド:SiC-SチタンフレームKガイド+SiCチタンフレームRVガイド仕様(Fuji)
●推奨ターゲット:青物(ヒラマサ・カンパチ~3kg程度 / ブリ~5kg程度)・小型回遊魚(カツオ・サワラ・シイラ)・各種ロックフィッシュ(~2kg程度)・マダイ・大型アオリイカ・シーバス・ヒラスズキ・タチウオ・クロダイなど
●推奨フィールド:磯・サーフ・河川・港湾部・沖堤防など
ロッドの性能として「飛距離が出る事」「軽く疲れないロッドバランス」を考えて製造しております。これは手に取った方でしたら、実感頂けたと思います。この性能をサーフの釣りに当てはめると「強風時でもショートレングスなのでしっかり振り切れる」「強風時のラインメンディンが容易に行える」ことに置き換わります。
飛距離も問題ありません。長時間の釣りに対して疲労感が少なく、特長的なリアグリップは、ロッドを立ててリトリーブした時の安定感に繋がります。
サーフでヒットした魚は「ショゴ・ヒラメ・マダイ」。
どれもサーフからの好敵手であり、特にマダイを掛けたときは、強烈な走りを受け止めながらロッドを曲げて寄せるパワーに安心感があり、繊細な部分を持ち合わせながらパワーロッドの一面も見せてくれた瞬間でした。
タックルはそのままにショアジギングへ
続いては完全に陽が上った8:00頃、タックルはそのまま近くの堤防へ移動しショアジギングへ。
狙いは「ショゴ」。上手くいけば1キロクラスも出るかなと言う期待で、使用するジグは30gを中心にセレクト。ヘビーウエイト系のミノーやシンペンも準備しました。ちなみに88チェインで最も軽快にキャストできるのは30g前後となります。
リアグリップを脇に挟み、ワンピッチのショートジャークで誘うと30㎝クラスのショゴがヒットします。サイズは小型でもカンパチなので良く引きますが、このサイズでもロッドがしっかり曲がるので、引きが楽しめます。その後は休憩を挟み、再び夕マズメのサーフに入りますが、期待の大物は出ず…。翌日も同じサイクルで釣りを楽しむのでした。
究極のバーサタイルモデルとして
開発のキッカケは、沖磯釣行時の地合い待ちをいかに充実させるかだったのですが、遠征釣行に限って言えば、持ち込むタックルの数を減らす事ができます。
今回は、サーフとショアジギングの釣りを兼ねましたが、テキサスリグでロックフィッシュ、ミノーでシーバス、そしてエギングなども視野に入れれば、アングラーの発想次第で無数のターゲットが狙えることになります。究極のバーサタイルモデルとして、皆様にも是非試して欲しいモデルとなっています。
現在はロッドのご予約は行えますが、発売は2023年8月頃を予定していますので、今しばらくお待ちください!
タックルデータ
ロッド・YAMAGABlanks 88 CHAIN
リール・シマノ 20ステラSW4000HG
ライン・XBRAID CASTMAN BLUE-SP X8 1.5号 同FULLDRAG2号
リーダー・XBRAID CASTMAN ABSORBER 30LB/40LB
ルアー・バスデイ ログズ124F/140F/OWNER 撃投ジグ エアロ30g/UZU 僕のシャバジグ27g
https://yamaga-blanks.com/product/versatile/yb-88-main/
https://yamaga-blanks.com/staff/yb88-chain-talk/