LureNewsRをご覧の皆様! こんにちは。
霞ヶ浦水系・利根川水系を中心に活動しているO.S.Pプロスタッフ“北田 朋也”です。春も中盤に差し掛かり、日中は暑いくらい…。全国のフィールドでもバスの産卵行動(スポーニング)が一段落し、アフターに差し掛かっているエリアも多いのではないでしょうか? さて! 今回紹介する内容はそんなアフターバス攻略について! ホームの霞ヶ浦を例に、今シーズンも活躍してくれそうなオススメルアーと、それに伴うタックルセッティングを、この場で紹介できればなと思っております!
北田 朋也(Tomoya Kitada) プロフィール
これからアフタースポーンからアフター回復へと移行!オススメルアー&タックルセッティングを紹介
現在、霞ヶ浦水系はミッドスポーン〜アフタースポーン状態のバスが入り乱れている状態。4月末〜5月に向けて徐々にアフタースポーン〜アフター回復へ移行していく雰囲気。例年通りコンパクトかつ軽量なルアーが有効になるのには違いないと思いますが、今年の春の状態から効果的になりそうなルアーを、タックルセッティングを交えながら紹介していきたいと思います。
捕食しやすいエビや稚魚などがメインベイトの場合はHPバグが有効
まず! 1つ目にオススメするルアーは、アフターバスに対して個人的に1番実績があり使用頻度も高いルアーである「HPバグ」。
Length | Color | Count | Price |
1.5in | 13色 | 8 | 858円(税込) エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「HPバグ」詳細ページはこちら
産卵行動の終わったバスは、体力の回復に努める際に小型のヌマエビやスジエビ、ボラやレンギョなどの稚魚をメインに捕食します。これはまだ産卵で消費した体力が回復しきれず、身近にある比較的捕獲し易いベイトに狙いを絞るためだと考えられます。
その為、捕獲し易いヌマエビやスジエビに近い動きと質量の「HPバグ」は本湖と流入河川問わず活躍してくれます。またこの時期、口を開け閉めする力が弱まっているバスはミスバイトが多いのも特徴的。そんな場合でも柔らかいマテリアルのお陰でフックアップ率が高いのも魅力です。特に使用頻度が多いのがノーシンカーリグ。フォールスピードが緩やかで足が細かく動くため、サイトフィッシングでも活躍してくれますよ。
タックルに関してですが、ノーシンカーや軽めのジグヘッド、ダウンショットの使用が多い為、6ft〜6ft4inのUL〜Lクラスのスピニングロッドにフロロカーボンライン4Lb〜5Lbくらいがオススメ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
水門周りに小魚が多く居る時に活躍!ラウダー50
次にオススメするのがコンパクトポッパーの「ラウダー50」です。
Length | Weight | Type | Color | Price |
50.0mm | 4.7g | Floating | 20 | 1,650円(税込) |
O.S.P公式「ラウダー50」詳細ページはこちら
この時期霞ヶ浦ではレンギョやボラの稚魚の群れが流れのヨレや水門周りに溜まっている事が多くアフターバスや小型のバスが良く捕食しているのが確認できます。
今年は特に小魚の群れに執着しているバスを良く見かけるので、強いポップ音でベイトを散らすことで、バスのスイッチが入り、水面に意識が向いているバスにジャストなベイトフォルムで口を使わせることができるサイズ感の「ラウダー50」は強力な武器に。ステイ時に立ち姿勢になってミスバイトが軽減できる点もこのルアーの魅力! 特にマズメ時はバイト数も増えるので、積極的に使用していただきたいルアーですね。
タックルに関してはスピニング&ベイトフィネスタックルの使用が可能。オススメは6ft〜6ft6inのL〜MLクラスのベイトフィネスタックルで、あえてポップ音を出す為、フロロカーボンライン6〜8Lbを選択することが多いです。
テナガエビやザリガニがシャローに上がってきたタイミングではドライブショットが活躍!
そして3つ目はアフター回復の進んだバスには特に有効。ザリガニの多い場所や少し早めに産卵行動に移ったテナガエビなどがシャローに上がってくる場所などでは「ドライブショット」のノーシンカーバックスライドセッティングがカナリ◎。
Length | Color | Count | Price |
4.5in | 12色 | 5 | 968円(税込)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「ドライブショット」詳細ページはこちら
田んぼの始まる季節で、支流や用水路に水が入るこの時期はかいぼりされた影響などでザリガニが流入してきたり、アフター後半はテナガエビの産卵が始まるため「ドライブショット」のフォルムが効果的になる場合が多いです。
特に「ドライブショット」は、スキニーなボディをしているため、アフター〜アフター回復のバスでもしっかりフックアップしてくれるのも強みです。テナガエビやザリガニが増えるタイミングにぜひ!
タックルは6ft6in〜7ftのM〜MHクラスにフロロカーボンライン12Lb〜16Lb位がオススメ。また、掛かりにくい時は、ナローゲイプのオフセットフックを使用するのも有効。
ブルーギルの多い状況ではドライブSSギル
最後4つ目になりますが、前途させていただいたパターンが上手くハマらない時、述べさせていただいたベイトが見受けられない時などに試していただきたいのですが、利根川や霞ヶ浦水系をはじめ全国のフィールドにも言えることですがブルーギルが多いエリアというのは少なからずあるハズ。そんな状況で投入してほしいのが「ドライブSSギル」。こちらもこの時期から活躍してくれます。
Length | Color | Count | Price |
2in / 3.6in | 2in 8色 / 3.6in 15色 | 2in 10本 / 3.6in 5本 | 858円(税込)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「ドライブSSギル」詳細ページはこちら
ブルーギルの多いエリアは、バスがスポーニング時に産卵床をブルーギルから守っていることが多く、産卵行動が終わったアフターになってもブルーギルに攻撃的であったり執着するバスが多いです。明らかにフラット形状のルアーに対して反応してくるので、口を使わせるのに水押しが強く出せるネコリグやバックスライドで「ドライブSSギル」を使用するとバイトを得れることが多いです。
タックルとしては「ドライブショット」で紹介したタックルと同様。6ft6in〜7ftのM〜MHクラスにフロロカーボンライン12Lb〜16Lbがオススメ。
以上! オススメルアーとタックルセッティングを紹介させていただきましたが、参考になりましたか? 最後に1つだけ、この時期の注意点をお話させていただくとノーシンカーやライトなルアーを使うことが多くなるので、どうしてもバスにワームがのまれるケースが多く見受けられます。飲まれてしまった場合、オエオエ棒や口の奥まで届かせることができるペンチなどを用意していただき、いざという時にバスのダメージを軽減できるアイテムの準備もある方が良いと思いますよ。また、アフターバスは体力が衰えている個体も多く、バスを計測する際はメジャーなどを濡らしたり、できるだけ早くリリースしてあげるなどの配慮も。今後アングラーを魅了し続けてくれるバスへの心遣いも大切だと思います! これからハイシーズンに向けて、より楽しくなるバスフィッシング。ぜひ今シーズンも満喫してみてくださいね!