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【比重1.48、沈むPEライン】操作性と感度が向上、トラブルも少ないサンライン「オールマイト」

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PEライン。

今になってはSWルアーゲームをはじめ、バスフィッシング、トラウトゲームなど。ありとあらゆるジャンルで多用されていますよね。比重の軽さを活かして遠くに飛ばせる、直線強力に優れている、伸びが少なく高感度などのメリットが挙げられますが、その反面…、強風時や水に動きのある状況ではラインが流されやすいなど、比重の軽さがかえってデメリットを引き起こすこともしばしば。さて、そんなPEラインの宿命ともいえるこれらの要因を軽減する“沈むPEライン”がサンラインから登場します。

オールマイト【サンライン】

2023年5月登場

重さが生み出す操作感。

比重1.48の沈むPEラインがサンラインから登場、その名も「オールマイト」。PEラインのデメリットである、強風時や水流による“流されることで発生するラインスラッグ”を沈むという特長が解決。ルアーの操作性向上とラインコントロールも容易になりトラブルも軽減、そして直進性も増したことで感度もUP。PEラインを沈ませるだけでこれだけのメリットが増えました。SWルアーゲーム、バスフィッシング、トラウトゲーム、この特長が活きる釣りであれば活躍してくれるという汎用性の高さも魅力。

サンライン公式「オールマイト」詳細ページはこちら

通常のPEラインとの沈下様子の比較をチェック!

出典:YouTubeチャンネル「sunlinefishing」

沈む、だけどPE素材100%製品並みの直線強力を発揮

エステルラインの比重1.38を上回り、1.48という自重を実現「オールマイト」。

ULT-PE(アルティメットPE)素材4本に、高比重繊維のコア(芯)を内蔵させるという新技術「ULT-PE タイプⅢ」の採用によって“沈む”というメリットを実現。そしてこの技術は高比重だけに限らず、高強力、直進性、適度なしなやかさも兼ね備え、使用感はまるでPE素材100%の製品と比べても遜色のないほどに。

強風時や水に流れのある状況以外でもボトムを感知し続けたい時など、本来のPEラインだとどうしても着水点から垂直に近い軌道になりやすいため、ルアーがボトムから離れやすくなってしまいますが、「オールマイト」を使うことで直線的な軌道を描くことが可能になり、よりボトムをとりやすくなるなど、状況や釣り方に応じて通常のPEラインと「オールマイト」を使い分けていただくというのも効果的だと思います。

ULT-PE タイプⅢ(アルティメットPE タイプⅢ)

沈降速度(比重) 耐摩耗性 吸水性 強力/直引張り 柔軟性 結節 伸び率
SUPER PE(スーパーPE) 0.97(漂う) 極細繊維のため摩擦に弱い なし ナイロンの約2.5倍 しなやか 直線引張強力の約40% 極少
EX-PE(エクセレントPE) 0.97(漂う) 極細繊維のため摩擦に弱い なし ナイロンの約3倍 しなやか 直線引張強力の約40% 極少
HG-PE(ハイグレードPE) 0.97(漂う) 極細繊維のため摩擦に弱い なし ナイロンの約3.5倍 しなやか 直線引張強力の約40% 極少
HQ-PE(ハイクオリティーPE) 0.97(漂う) 極細繊維のため摩擦に弱い なし ナイロンの約2.7倍 しなやか 直線引張強力の約40% 極少
ULT-PE(アルティメットPE) 0.97(漂う) 極細繊維のため摩擦に弱い なし ナイロンの約3.5倍 しなやか 直線引張強力の約40% 極少
ULT-PE タイプⅡ(アルティメットPE タイプⅡ) 0.97(漂う) 極細繊維の集合のため摩擦に弱い なし ナイロンの約3.5倍 しなやか 直線強力の約40% 極少
ULT-PE タイプⅢ(アルティメットPE タイプⅢ) 1.48※比重は平均値であり、号柄により値が若干変化します。 極細繊維の集合のため摩擦に弱い なし ナイロンの約3.5倍 適度なハリがある 直線強力の約40% 極少
HG-PE タイプⅡ(ハイグレードPE タイプⅡ) 1.05 極細繊維のため摩擦に弱い なし ナイロンの約3.2倍 しなやか 直線引張強力の約40% 極少

2種のラインカラーを採用/それぞれの使い分けについて

最後にラインナップを解説。

視認性とカモフラージュ性を兼ね備えたマーキング入りのオリーブカラーと、視認性に特化したピンクカラーの2タイプが揃っています。

オリーブカラーはカモフラージュ性を追求!淡水の使用が前提

両タイプの簡単な使い分けを解説。前者はバスフィッシングやトラウトフィッツシングなどをはじめとする淡水ルアー市場を中心にリクエストの多かったとされるカラー。

オリーブ単色だとフィールドに馴染み過ぎ、一瞬のフォールバイトを見逃したりルアーの操作感に欠けるため、マーキングシステムを採用。間隔2mの内、ダークグレーで挟まれたオレンジを50cm(10㎝+30㎝+10㎝)取り入れ、フィールドに馴染むカモフラージュ性能、適度な視認性を併せ持ったカラーリングに仕上がっています。

ピンクカラーは視認性重視

一方、光量の少ないマヅメ時や夜釣り、如何なる環境下でも一定以上の視認性を求める場合に有効なのが視認性に優れた単色のピンクカラー。SWライトゲームや、そもそもターゲットの活性が高い時など、視認性重視の場合に出番が多そうですよね。

 

規 格 号 柄 0.4 0.6 0.8 1 1.2 1.5
アベレージ強力値(LB.) 6.2 10 11.5 14 17 19
MAX LB. 7.2 11 13 16.5 18.5 22.5
MAX Kg 3.3 5.0 5.9 7.5 8.4 10.2
比 重 1.48 (比重は平均値であり、号柄により値が若干変化します)

オリーブ/150m単品:希望小売価格/2,800円
ピンク/150m単品:希望小売価格/2,800円

重さが生み出す操作感。

比重1.48の沈むPEライン「オールマイト」。PEラインが苦手とする状況を手助けしてくれる新たなアイテムをぜひフィールドで。

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!

 

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