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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】瀬田川堰の放流量が毎秒15㌧に低下②

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=水位がマイナス20㌢よりも上か? 下か?=
梅雨のパターンは6月16日以降の雨量次第

ここまでは水位がマイナス20㌢以下となった場合のパターンだ。洪水期の基準水位を下回る限りは、瀬田川堰の放流量はアップしない。
しかし、マイナス20㌢を越えるような増水となった場合、パターンは再びアユとハスに戻ることもある。
問題となるのは、6月16日にマイナス20㌢に到達してから、次の雨までの期間なのである。マイナス20㌢以下の期間が長くなると、アユ、ハスは確実に南湖から消えてしまうのだが、この期間が短ければアユ、ハスは南湖内に滞留したままとなる。
そのため、6月16日から梅雨明けまでの期間で、「何日雨が降るのか?」、「何㍉の雨が降ったのか?」という点が琵琶湖南湖のパターンに大きく影響することになる。
特に雨量の結果で水位が何㌢になっているのか? という点に注目しておくと、だいたいの瀬田川堰の放流量も読めてくるだろう。

6月16日以降に晴れの日が多ければ、ハネ系のワーム、ジグが効果的、写真はネコシュリンプのハネアクションでキャッチした1尾

再び増水すればアユ&ハスパターン再来の可能性アリ。ただし問題は雨までの期間。放流量に注目!

6月16日以降に雨が多ければ、トップ、ミノー、キャロとアユ、ハスを照準にしたパターンが成立し、雨が少なければ、晴れのパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)、ジグやネコリグ、ジグヘッドのハネ系パターンなどが優勢となってくる。
そしてもう1つ、濁りが入ればクランクなどの波動の強いハードルアーが優勢に、クリアになればワーム展開が優勢となる基本も忘れずに、パターンを組んでいくことが、バスにたどり着く近道となるだろう。

6月16日以降も雨が多ければ、トップ、ミノープラグの出番が続く。写真はSKポップグランデでキャッチした1尾

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