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アンダー1gのライトSWゲームがとっても分かりやすくなる「ルナキア」LK532S-ULS

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テンリュウのライトゲームロッドといえば「ルナキア」

フィネスなジグ単モデルから、ライトゲームの異端児ともいえるロングレングスモデルまで揃う非常に根強いファンの多いロッドだ。

全6機種、その個性は際立つのだが、今回はショートモデルLK532S-ULSをピックアップ。

近距離戦スペシャリストのLK532S-ULS

「ルナキア」シリーズ最短の LK532S-ULS

機種名の表記をおさらいすると、レングスは5’3″。2は2ピースを意味し、Sはスピニング。そしてULSはウルトラライト(UL)のソリッドティップ(S)。

短く、超繊細。遠距離攻略には当然向かないが、その分ショートディスタンスの申し子ともいうべき近距離戦のスペシャリスト。

スペックはこちら
モデル レングス[ft] 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ライン(lb) PE
(号)
リアグリップ長(mm) PE(号) 先径(mm) 自重(g) カーボン/グラス(%) 価格(税別)
LK532S-ULS 1.60[5’3″] 2 EXF 82.5 MAX1.5 MAX2 145 MAX0.3 0.6 47 94/6 ¥37,500

アンダー1gのジグ単ゲームを際立たせる

LK532S-ULSの役割は明確。

ずばり、アンダー1gのジグ単ゲームの輪郭を際立たせること。

時に、ノー感じになりがちな軽量ジグヘッドでのライトSWゲームで、リグがどこにいて操作すればどうなったかが非常に分かりやすいロッド。

ルナキアには58や63といったジグ単スペシャルモデルといえる機種もあるのだが、53に関してはアンダー1gのジグ単スペシャリストというのが特筆すべき点。

推奨タックルバランス

・リール:150g以下(スプール径40mm以下を推奨)ドラグ設定(300g程)
・ライン:モノフィラ(1-2lb)、リーダー(フロロ2-4lb)
・ルアー:ジグヘッド単体(1g以下)

出典:天龍公式

ルナキアLK532S-ULSの特徴

その先径も実に細い。58が0.8mmと非常に細いのだが、それに輪をかけ細い0.6mm径。

そして、ティップはショートタイプのカーボンソリッドを採用。潮流、バイト感度をもたらすティップとなっています。

この超繊細かつカーボンソリッドの短めなティップというのがミソ。変化や違和感をすぐに表現しつつ、食わせ要素も高い。けれど、 ショートなカーボンソリッドから継がれるソリッド部で瞬間的に掛けることも可能。

逆に、居食いバイトのような場合は一瞬の間を持って乗せるようにアワせることも可能なロッドとなっています。

速攻も遅攻もできる、そしてそれを可能にするために、ティップで「今何が起きているか」をアングラーに伝えてくれる仕様となっているのです。

また、繊細なティップはアジにリグを違和感なく吸い込ませつつ、チューブラ部分に負荷が差し掛かった時にアジが反転すると、そこでオートマチックにフックが掛かるような設計となっています。

わずかなバイトをアングラー次第で

その繊細なティップによる一瞬の間だけれど、それに対してアングラーがアワせるか、送るかなど、掛けるプロセスを楽しめるロッドにもなっているという。

特にシャローでの近距離戦で、その性能はフルに発揮されるハズ。ただでさえ軽いライトSWゲームの、もっと軽いゲームをハッキリと感じながら釣りをしたいなら、そのスペシャリティがマッチするのでは?

テンリュウ公式ルナキア詳細ページはこちら

関連動画はこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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