そろそろ水面系攻めがアツくなってくる時期!というわけで今回は、あの市村直之さんに自身の得意とする水面系ゲームの1つ「ヤマフロッグの水面直下パターン」を紹介していただきました!
ぜひ参考にしてみてくださいね! 出典:ルアーニュース増刊号:琵琶湖のバス釣り完全ガイド
解説=市村 直之 Naoyuki Ichinmura

ミックバスクラブ所属の鬼釣らせプロガイド。史上最年少でJB・TOP50に昇格した実力派であり、的確なシーズナルパターンを得意とする人物。琵琶湖では特にラバジ&ワーミングが大好物。1984年10月生まれ。また自らism(イズム)=正確名「株式会社INFINITE SEEDS MAKERS」を立ち上げ、自身の経験を元にしたロッドなどをこだわりタックルを輩出中。イチジェネブログ…http://blog.goo.ne.jp/itimura_2006
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水面直下のウイードトップを狙うハイプレ場でも効くヤマフロッグスローリトリーブメソッドを公開!
ゲーリーブランド初となるワーム素材を使用したフロッグデザインのヤマフロッグ!
今回はこのヤマフロッグを使った水面炸裂系のワーミングネタをお届けします!
ゲーリーインターナショナル公式ヤマフロッグ詳細ページ
http://www.gary-yamamoto.com/products/gary/yamafrog375.html
ヤマフロッグはリトリーブ中に安定した姿勢を保つことのできる扁平ボディ設計により、リリーパッドやウイードマットのないエリアでも水面をきっちりとキープしながら引くことができます。
これはつまり、ウイードが伸びはじめる初夏、水面直下にウイードトップがあるような状況下で、トップよりもバズよりもウイードレスにリトリーブすることができるということなのです。そして、これがヤマフロッグを引くべき最強のロケーションとなります。
ちなみにこの攻めは、琵琶湖で多用している釣り! 琵琶湖では水面まで伸びきったウイードは目に付きやすく、プレッシャーも高いのですが、目に見えない水面直下にあるウイードはプレッシャーも低く、そこにはヤル気あるバスが待機しています。そこを水面にでるギリギリのスロースピードでリトリーブするのが初夏のヤマフロッグパターンなんです!
ちなみにヤマフロッグはノンソルティーで単体では浮くんだけど、オフセットフックをセットするとスローに沈んでいくという比重になっています!
3.75inchヤマフロッグのオフセットノーシンカー

フックはフック:ピアスフックTC #5/0+(リューギ)
ゲーリーマテリアルでありながらオールノンソルティの低比重マテリアルが採用されているヤマフロッグ!
そうのおかげで、針持ちがよく、スイミング姿勢を安定させる扁平ボディと厚みを持たせたテールを一部だけ薄くすることで、スローにリトリーブしてもしっかりと安定してアクションします。まさにこのパターンのためにあるアイテムといえます。
ちなみに水面まででるけど乗らないという時には、カラーローテを行って食い込みをよくします(カラーは全5色あり)。
私の場合はグリパン系(#981)をベースにして、後方にバイトがでてしまう時にはチャート系(#929、#959)にローテして視認性を高めます。
逆に、チェイスだけでバイトしない時は、ナチュラル系(#982)にチェンジすると、バイトさせることができますよ。
ヤマフロッグ水面直下引きでの誘い方
アフタースポーンからアーリーサマーに移行している段階のバスは体力が100%ではないので、速すぎるルアーの動きはNGです。活動しはじめたブルーギルが波紋を立てて水面直下を泳ぐイメージで、水面ギリギリ引いてみてください。
なお、この攻めは、野池や川、ダムなどでウイードやベジテーションが水面下まで伸びているエリアで有効です! もちろん水面からちょろっとウイードやベジテーションが顔をだしているところでもOK!
ちなみに琵琶湖の場合の攻めるべきエリアは必然的に、アフターから回復した個体が多く溜まりやすいスポーニングエリア付近のウイードパッチとなります。
西岸ワンドの岬周りや下物、赤野井、北山田などがその代表です。レンジは気にせず、ウイードが水面直下もしくは水面まで少しでたようなスポットでOK。ガンガンに伸びて水面にできっているスポットはパスして、偏光グラス越しに、よーく見ると分かるぐらいのスポットを狙うことをオススメします。