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【三寒四温を攻略】浮いたバスをどう釣る?水野浩聡の答え

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは! 水野浩聡です。

いよいよ3月に突入! 徐々に水中も春めいてきていて、全国各地のフィールドで連日多くのバスが春っぽい釣りで釣れているのをSNS上でもよく見かけるようになりました。

ちょうど天気的にも三寒四温というこの時期独特の天候が続いていて、少しずつ本格的な春へと季節が進んでいるのを肌で感じる季節。

日照時間も長くなってきたので、ついこの間までは16時すぎには暗く感じていたのが、最近では18時くらいまで釣りができるような明るさだったりするなど、それによって水中の上層部が温められやすく、良い個体ほどそれに順応して「浮く」傾向が強くなってきてきていますね。

新発売「クルーバー SF」が効く季節になってきました!

ちょうど先月に発売させていただいた「クルーバー SF」も、その時期の浮いたバスを釣っていくのにピッタリなルアーで、発売開始から続々と釣果情報をいただいているんですが、やはりこの釣りで釣れる魚は圧倒的にコンディションが良く、水温変化に機敏に順応しているような個体ばかりが釣れています。

クルーバー SF【ジャッカル】

Name Length Weight Type Hook Price(税込)
クルーバー SF 180mm 40g Slow Floating ST36MF#2(オリジナルフェザーフック) ¥4,620

ジャッカル公式「クルーバーSF」の詳細ページはコチラ

川やため池などの浅い水系では、パッケージから開けてそのままの状態でキャストし、ロッドを立てた状態でゆっくりゆっくり巻き、水面下30~50センチくらいのレンジをキープさせて釣ったり、近距離戦では水面直下で「クルーバー SF」がユラユラと泳いでいるのが見えるくらいのレンジでバイトしてきたりするケースも多いので、特にオカッパリで使用される場合は、ウェイトなどを貼らずにそのままの状態で浅いレンジを巻いてくることをオススメします!

ニッチな釣りがゆえに、どれだけの皆さんに共感してもらえるか?と少々不安な面もありましたが、数がたくさん釣れる釣りではないものの、釣りの幅をグッと広げるようなルアーとなっていますので、まだ試されてない…という方はぜひトライしてみてくださいね。

五三川でも炸裂!

さて、先日は地元岐阜県のメジャーフィールドの五三川に行ってきましたが、この日は生憎の北西風の爆風…。

ちょうど三寒に当たる日で、西側にそびえ立つ伊吹山から吹きおろしの冷たい風が当たる、いわゆる伊吹下ろしをまともに食らうフィールド状況からだったんですが、その風が夕方一瞬弱まり、これまでウィンディーサイドだった場所に、待ってました!とばかりにフィーディングの魚が差してきたようで、「クルーバー SF」でグッドコンディションのバスをキャッチすることができました。

クルーバー SF」自体、あまり風が当たりすぎている条件ではアピールが弱く存在感がかき消されてしまうので、風裏や程よく風が当たる場所の方が良かったりするわけなんですが、まさにこの日もそんな状況でした。

デッドスローラーも調子よし!

ちなみに、爆風時は最近の五三川でハマりにハマっている「 デッドスローラー」(4.8in/5.5in)を使った釣りでボトム付近のオダなどに絡めて巻いて2バイト。

デッドスローラー【ジャッカル】

Name Length Quantity 推奨フックサイズ Price(税込)
DEAD SLOWLER 4.8″ 4.8inch 5本入 オフセット#4/0〜5/0 ¥979
DEAD SLOWLER 5.5″ 5.5inch 未定 オフセット#5/0〜6/0 ¥1,012

ジャッカル公式「デッドスローラー」の詳細ページはコチラ

ノせることはできませんでしたが、カバーをタイトに通し、テールが動いているかどうかくらいのゆっくりなスピードで巻いてくる釣りの方が、強くアピールもしつつカバーを攻めれるという点では、こういった状況ではこの釣りに分がある感じでしたね。

このへんはマーモくんの連載も参考にしてもらえたらと思います。

【まだまだ釣果継続】加木屋守(マーモ)式!ジャッカル「デッドスローラー」サイズ別使い分け講座

【キーはデッドスロー】陸っぱり“五三川”炸裂中!ストラクチャー際をタイトにジックリ通せる加木屋守(マーモ)激押しルアーとは一体?

早春の時期はカラーが重要

早春特有の三寒四温気候で、特に風が強く吹く三寒のタイミングでは、底荒れして濁りがキツくなることが多い浅い水系では、「クルーバー SF」のカラーもKBドチャートという一番ド派手なカラーを使い、カラーによる存在感のアップもイメージしながら釣りしてもらうと効率良く釣りを進めていくことができ、実際今回もこのカラーでの強烈なバイトがありました。

オカっぱりでクルーバーやブラストボーン、そしてアラバマリグなどをショートピッチで巻いてくる釣りにはピッタリなセッティング。

ぜひ「浮いた」春のバスを仕留めに、ちょっとニッチなクルーバーの釣りを皆さんも試してみてくださいね!

タックルデータ

・ロッド:ポイズンアドレナ(166H-SB)【ジャッカル×シマノ】

・リール:20メタニウムHG【シマノ】

・ライン:レッドスプール(16Lb)【ジャッカル】

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

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