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実はオリジナルモデルと並行して開発されていた!?重くなってもフィネスリアクションはできるの?水野浩聡が「TN38トリゴン」を徹底解説

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは! 水野浩聡です。

フィッシングショーOSAKA2023が閉幕してから、水野はしばらく関西エリアで活動しており、何週間か家に帰れていない日が続いていましたが、やっと岐阜県に一旦帰ってこれました(笑)。

今週末にかけては、地元岐阜県のフィールドでの春探しをしにいこうと計画中。

TN38トリゴンいよいよ登場

さて、そんな間にニッチなジャンルのルアー「クルーバー SF」の発売もあったり、今週は「TN38トリゴン」の発売もあり、長いこと温めてきていたルアーたちが皆さんの手元に届くタイミングとなっています。

実はオリジナルモデルと並行して開発されていた

そして今週発売になった「TN38トリゴン」ですが、プロトは「TN38」オリジナルと並行してテストが進んでいました。

TN38トリゴン【ジャッカル】

Name Length Weight Type Hook Price
TN38 TRIGON 38mm 7.3g Sinking RB-M #8 ¥1,683

ジャッカル公式「TN38 トリゴン」の詳細ページはコチラ

重くなったらフィネスリアクションができなくなるのでは?に対する答え

弱さと軽さでリアクションバイトをとっていき、それをフィネスリアクションと呼んで釣っていた「TN38」オリジナルの釣りですが、このトリゴンタイプになることによって、重さと速さが増し、本来のフィネスリアクション意図とは逆行しているように思われるかもしれません。

風や流れがあるエリアではTN38トリゴン

「TN38」オリジナルを使われた方は感じたと思うんですが、意外と小さい、意外と軽いという要素。

それが良さであって、それが最大の強みでもあるんですが、自然条件が常に一定ではないので、例えば釣りをしていて水深が5mくらいあるディープレンジを攻める必要がある場合や、横風や流れの影響を受けて、「TN38」だと攻略しづらい瞬間には、このトリゴンモデルが絶対に必要となることはすでに感じていて、同じタイミングで開発が進んでいたわけですね。

僕の場合は、PEラインタックルで「TN38兄弟」を投げることがほとんどなので、風や流れの影響はどうしても受けやすいです。

なので、フィールド状況や天候の条件などによって臨機応変にモデルを変えていき、その都度理想のリアクションゲームをできるような体制がこれで整いました。

タックルデータ

・ロッド:ポイズンアドレナ(2610UL/M-2)【シマノ】

・リール:コンプレックスXR(2500 F6HG)【シマノ】

・ライン:PEライン(0.8号)

・リーダー:フロロカーボン(12Lb)

このタックルで、2つのモデルを投げています。スピニングリール×PEラインの方が飛距離も稼げて、レスポンスの良いアクションが出せるのでオススメ。

横の釣りにも縦の釣りにも対応

そして、TN38オリジナルがリフト&フォールの縦の釣りに特化したモデルでありますが、この「TN38トリゴン」は巻きへの対応が素晴らしく、トリゴンリップによって根掛かりもさらに軽減されるので、横方向の釣り向いているモデルでもあります。

これで、縦と横で双璧をなすTN38兄弟! TN38オリジナルだと攻めにくい上記の条件ではぜひトリゴンタイプも使用してみてくださいね!

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

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