皆さんはじめまして。YouTubeでカヤックフィッシングの動画・LIVEを配信している「ごる!」 と申します。
寒い冬、釣りに行くつもりがなかなか布団から出れない方も多いと思います。ただカヤックで少し沖に行くだけで大漁になることもあり、また寒い分魚に脂が乗って美味いので、天候的に海に出られる地域の方には、冬カヤックフィッシングおすすめです。
今回はそんな経験ができた2022年末のLIVE配信を紹介していきます。
冬カヤックフィッシング
まずは冬のカヤックフィッシングを行うにあたり、重要なウェアリングから。当日訪れたのは静岡県某所。12月になり早朝は寒く、昼はパドリングしてると暑くなる時もあるような時期でした。水温は20℃程度と水風呂より少し暖かいくらい。
ウェアリングは上半身は風を防ぎかつ脱ぎやすいウェアを。そして下半身は足を海中につける事がよくあるため、ドライパンツ&ネオプレンシューズで確実に保温できるウェアを選んでいます。(※足を海中につけるのはカヤックのバランスを取ったり、作業する場所を確保するためですが、サメがいる地域では注意が必要な行為です。)
当日、実際に着用したアイテムがこちら。
写真左からそれぞれ…
・レインウェア チャタムパーカ
・ラッシュガード UVガード フーディ
・ドライパンツ コディアック
・シューズ ポーシューズ
となっております。
ただし。今の時期(1・2・3・4月)は、年間通して水温が最も低い時期であり低体温症のリスクが非常に高いため、フルドライスーツを強く推奨します。ドライスーツとは何か?については、こちらで詳しく紹介されていますのでご参考に。
さぁ釣り開始!
前置きはこの辺で、さぁいよいよ実釣スタートです。
出艇ポイントに到着すると、一人としてカヤック、ゴムボートアングラーがいません。渋いからなのか?…と不安にかられながらも準備して出発!
しばらく漕いでいくと、水深が10~20mとかなり浅いことがわかり、普段好んでしているバーチカルなジギングがやりにくいフィールドだと判明。もともと浅場の釣りは苦手意識があったのですが、11月に行った千葉の三番瀬(水深1~2m)でミノーやメタルバイブでシーバスが爆釣した事を思い出し、キャスティングの釣りで攻めることにしました。
ルアーは飛びすぎダニエルブレード40g。魚探反応も特に良くなく、ポイント知識も無いため、とにかく広範囲に探れるルアーをチョイスしました。
そしてロッドはパドルフィッシング向けに最適化されたマルチエフェクター。快適にルアーをぶっ飛ばせる良いロッドで、メーター級も余裕で捕れる実績があります。
予想外の嬉しい魚!?
とにかく投げる。そして底まで沈めてただただ巻く…という釣りをしていましたが、開始1時間ほど異変はなく、静かな冬の海という感じ…。やはり釣れてないから人が居ないのか?と思っていました。
が! いきなりガツンとアタリが!、久々の重みにテンション爆上がり!
上がってきた魚は立派なマダイ58cm!この場所で、この釣り方で、こんな魚が釣れると思ってなかった。
あるあるですが、どんな感じだったかはあんまり覚えていません笑 アーカイブを見る限りドラグも結構出されファイトの様子が魚探にもしっかり写ってて楽しんでますね~。この「魚探を使った釣り」ができるのもカヤックフィッシングの魅力の一つです。
その後、場所を戻してまもなく小型を一枚追加。正直1匹目はまぐれだと思っていましたが、連続するということはこういうパターンがあるのか…?
飛びすぎダニエルブレードのフロントのアシストフックに必ずかかる。深場に落ちる前の荒食いだった?という会話を視聴者さんとチャットでしましたが、真偽の程は定かではありません。
マダイは一旦満足!沖で別の魚を狙うも…
良型マダイをキープできたので、次は他の魚を狙うべく沖へ。すると、私のチャンネルでは頻出のESO…。うーむ…。戻ろう…。
ESOに心を折られ、マダイエリアに戻る。しばらく投げてるとまたしても良型がヒット! 48cmと私が大好きな食べ頃サイズが上がってきました。浅場のダニエルブレードパターン!この釣り方は再現性があるかも。ちなみに当日は終始ブルピンカラーでマダイが当たってくれました。
正直冬で不慣れなポイントでの釣りだったので外道すら釣れないことも覚悟していましたが、終わってみれば美味い魚が大漁で満足な釣行でした。冬でもカヤックフィッシングであれば、こんなお祭りに遭遇する事があるのでぜひウェアを揃えて釣りに出てみてはいかがでしょうか?
余談
58cmのマダイは脂ののりが非常に良く、海鮮丼で美味しくいただきました。やっぱり冬の魚は何釣っても美味いからやめられません。
ちなみに捌いて食べるまでをLIVE配信していましたが、盛り付けに苦情が集まったのは言うまでもありません笑 捌き方は褒めらたのですが、美的センスを磨かないと行けませんね。味は同じだけど見た目も大事ということで精進したいと思います。