皆さんこんにちは。
ティクトアンバサダー、富山の飛田俊一郎です。
先日、アイスキューブシリーズの新ロッド、メバルプラッギング専用ロッド「プラッギンシェイプ」についてご説明しましたが、実は同時に新しいプラグも開発していました。ロッドとプラグ、共通するキーワードは「潮」。「潮」を釣り「潮」で釣ることで、よりメバル釣りが楽しく戦略的になるプラグ。今回はそんなプラグのお話しです。
「ビッグヒップ60」というプラグ
実は、昨年の記事でもちらっと紹介させていただきましたが、「ビッグヒップ」とは僕がプライベートで富山の仲間と一緒に3Dプリンターで作っていたあのプラグです。
制作の過程をオンタイムですべて僕のInstagramで連載していたのでご存知の方がいらっしゃってくれれば嬉しいです。富山から北陸、そして全国のメバルアングラーさん達に使っていただき、着実に結果を出していきました。それをさらにブラッシュアップさせるべく、一昨年12月からインジェクション化を目指しティクトと共同開発してきた渾身のルアー。さて、今回は現在開発中のビックヒップって、そもそもどんなプラグなのかを深掘りしていきたいと思います。
2つのスペック
まず、このビックヒップのスペックから説明していきます。全長は60ミリでウエイトが3.9gと3.5gの2種類がラインナップされる予定です。3.9gが基幹モデルであるスローシンキング仕様のHB(ホバリング)、3.5gがフローティング仕様のKBF(キックバックフローティング)となります。
まず、HBホバリングモデルから説明しましょう。

※いずれも写真はプロトモデル
このモデルのアクションは、水押しが強く、それでいて微妙にふらつくI字系アクションになります。基本的な使用法はめちゃめちゃ簡単。「潮の流れを感じながら、ゆっくりただ巻き」が基本になります。潜行深度は表層から10〜20cm。スローシンキングでありながらラインを張っているとほとんど沈まず、水深1m以下のシャロー帯でもストレスなく使える仕様を目指し開発中です。
このモデルの一番の特長は「水中で止めておける」ということ。水面直下、潮の流れの上でホバリングさせることで表層までメバルを誘い出す事ができます。これを僕たちは仲間内で「ホバリングメソッド」と呼んでおり、このモデルのネーミングの由来となっております。
一方のKBFは、HBモデルと似て非なり。早巻きでぶりぶり泳ぐウォブリング、止めると後方に戻りながら(キックバックしながら)浮上し、お尻だけが水面からポコっと浮き上がり波紋を出す仕様を目指しています。
巻けば潜るのですが“トッププラグ”としても使用できるのがこのプラグの面白いところ。海面にお尻を出して浮かべっぱなしにしてメバルを誘うことができ、このメソッドのことを「浮かべっぱ」と呼んでいます。このKBFは、富山の仲間で現在新しくティクトアンバサダーに新加入した米原充彦氏のアイデアによる派生モデルになります。