いよいよ発売も迫ってきた(一説には3月中~下旬ごろ?)メジャークラフトのNEWバスロッド「デイズ360」。
独自のR360構造に、東レ・トレカT1100Gマテリアルなど、既存のデイズの上位グレードとなるロッドシリーズとなるようだ。
デイズ360で古瀬泰陽さんが南湖攻略
出典:YouTube「majorcraf BassTube」
そんなデイズ360のベイトモデルのひとつ、66MH(D360C-66MH)で「さんず」こと古瀬泰陽さんが実釣。
琵琶湖(南湖)で実釣した模様がMajorCraft BassTubeで公開されています。
使用ルアーはカバースキャット。言わずと知れた名作、カバースキャットだが、実はD360C-66MHはボトムタッチ系ルアーを使う上で必要なあらゆる要素を高次元で担う機種。
さんずさん自身、カバースキャットでのテストを最も多く繰り返したボトムスペシャルといえる機種。
低水温の中、2023年冬のカバースキャットという明確なテーマでD360C-66MHを駆使する。
タックルや地形による狙いどころ、アクション方法なども丁寧に解説してくれています。
タックルバランスについては、リールに Revo ALC-IB7(アブ・ガルシア)を使用していて、軽量なD360C-66MHに組み合わせる際は、リールにも普段よりも軽量なものを好むという。
このあたりは好みにもなってくるのだが、ロッドが軽量なだけに、タックルトータルのバランスを見て軽量化することで、このロッドの特性をさらに引きだせるという。16lbというフロロも感度を優先してのこと。
またカバースキャット使用時の2023冬バージョンとして、以前に撮影されたアプローチ法とは少し違うアクションについても言及。
前回の撮影は初夏から夏にかけてのもので、梅雨時は2回ほどチョンチョンと動かしてステイ放置→少しズル引くというアクション。
今回の動画では2回ほどチョンチョンと動かして、その後は糸を張らず緩めずの状態で1、2秒待つ…というもの。
つまりはズル引かない。これは冬のバスが、水温が安定している時期と比較しエサを追いかけてくるような状態ではないことが多いからだそうだ。
このロッドだから獲れた1本
その他にも細かな部分をレクチャーしてくれているのだが、実釣では琵琶湖らしいグッドコンディションのバスをキャッチ。
なのですが、このシーンがめちゃくちゃD360C-66MHの良さを表していて。
まず「これ食ってるな」と感じた、さんずさん。動画後半で振り返っているが、カサッというような超ショートバイトだったんだとか。
非常に微妙なところではあるのだけれどD360C-66MHの感度の高さが、微妙なんだけれどバイトだ…と明確に判断できたそうだ。
そして、その後バスは走らない。この時期特有の居食いのような状態ながら、バイトだと判断できているから、勇気を持ってフッキングにいけた。もちろんアワせるのが怖いと言いながらではあったんですが、そもそも超ショートバイトをバイトだと判断できる感度を持つ。
そしてご覧の通りのナイスサイズ。いざフッキングしてから、トルクフルなブランクスがグイグイとバスを寄せてランディング。このサイズ相手にも主導権を渡さない強さも持ち合わせる。
このロッドじゃなかったら気付けなかった、獲れなかった1本だと思うと語ったさんずさん。
もちろんデイズ360は多数の機種でリリース予定。個性はそれぞれにあるけれど、シリーズ全体を通して高い感度と操作性、ファイトで遅れを取らない強さを持つという。
さぁ、あとは、その登場を待つばかりだ。