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【メバリング用ワーム考察】りんたこ岩崎林太郎が多用中のジグ単用メバリングワーム一挙公開

寄稿:りんたこ岩崎林太郎
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メバリング特集

メバラーにとって、1年でもっともテンションがあがる時期なのが、これから迎える春以降のシーズンではないでしょうか?
アミパターンなどプラグでの爆釣が楽しめたり、デカいメバルが狙えたりと、ホント楽しみですよね!

さてそんなメバリングシーズンを満喫するために今回は「りんたこ」こと岩崎林太郎さんに最近、メバリングで多用しているジグ単用ワームとその使い方について色々と教えてもらいました!

では、りんたこさんにさっそく紹介してもらいましょう!

岩崎 林太郎(りんたこ)(Rintaro Iwasaki) プロフィール

愛称は「りんたこ」。幼少期から釣りに没頭し、あらゆる身近なSWライトゲームを得意とするライトゲームマニア。特にメバリングに関しては尺メバルハンターとして知られ、40.5センチという巨メバルの実績も。 数多くの取材やプライベート釣行を積み重ね、そのノウハウを生かしたアイテムを輩出中。近年は遊漁船「Zin-Bay」のキャプテンを務めるなど活動の場を広げている。また、自身のYoutubeチャンネル「りんたこ」で動画を配信しており、YouTuberとしても活動中! 1983年生まれ、大分県臼出身、在住

解説:りんたこ岩崎林太郎、 まとめ:編集部

まずは、わたくし「りんたこ」が最近、多用しているワームたちの全体像からご紹介すると、こんな感じ!

軽く説明すると…

デカメバルにはビームフィッシュ!
基本的にはソードビームを多用しつつ、それで食わなければシラスビーム!

あとダート用のデュアルビーム! 食わせのビビビームって感じです!

りんたこ的・ジグ単メバリング愛用ワームINDEX

それでは1つ1つ紹介していきますね!

 

月下美人
ソードビーム 2.2in【ダイワ】

1年を通して最も多用するワーム

私自身が、図面から設計した、対デカメバル用のワームなのが「ソードビーム」!
デカメバル用として作ったんですが、結果的には、デカメバ専用ではなく、季節、シチュエーション、エリア、潮流を問わず1年を通して最も多用するワームになっています!

誘いも、タダ巻き、ドリフト、トゥイッチ、シェイク、ダートなど、色んなパターンで使ってますよ!

ダイワ公式 ソードビーム詳細ページはこちら

ちなみに「ソードビーム」のボディデザインは3パーツで構成しています。
ややファットなフロント部、潮噛みがいい3つのクビレを配置した中央部、極薄テール部となっています。
あとボディは直進性や姿勢の安定性を高めるために六角形の多面体ボディにしてあります。

基本的に余計な波動を出さないよう、タダ巻きや中層スイミングで微波動で誘えるようになっているんですが、自分が意図したタイミングでアクションを加えればボディ中央に配したクビレがアクションを増幅!「静」と「動」メリハリのあるアクションが出せるようにもなっています!

あと、細かいキモ的なことを明かすと…。
極薄テールにすると、普通は、テール部が動きすぎたり、アクションが安定しないものなんですが、それを抑えるためにキールを配置。これによってテールの動きを適度に抑え、安定した誘いができるようになっています。また素材も動きすぎないよう、ほどよいハリ、硬さのモノにしています!

カラーは豊富スギな全18色

 

 

月下美人
ビームフィッシュ1.8in【ダイワ】

デカメバ狙い専用ワームとして、15年以上前から超絶愛用しているのがコレ!
一時、廃版となってしまっていましたが、2019年10月に復刻モデルが登場して心底ホっとしています(笑、マジな話)。
実際、リアルに、これまで私が釣った尺メバルの5、6割は、このビームフィッシュでキャッチしていて、ホント、デカメバ狙いにはなくてはならないワームとなっています!

ダイワ公式  ビームフィッシュ1.8in  詳細ページはこちら

ぶっちゃけ、パっと見た感じ、ごくごく普通なシャッドテール(アックステール)なんですが…。何がそんなにイイのか? というと…。
まぁシルエットとかもイイんですが、デカメバのスイッチを入れる動きがモロに出せるし、出しやすいんですよ。

どういうことか? というと、このビームフィッシュって普通にスロー引きしてもテールはほとんど動かないんです。

ただ、一瞬早く動かしたり、障害物にスタックさせてその後のハングオフさせた時だけ、テールをプルプルって動かすんですよ!

本物の魚って、通常はほとんど尾ビレを動かさないんですが、天敵から逃げる時だけ尾ビレを激しく振って逃げるんですよねぇ~!

ソードビームは、まさにその動きを出せるんです!
そのメリハリのある動きの変化にデカメバルが異常に反応してるって感じなんです!
この話を著名メバラーの方数人と議論したことがあるんですが、みんな同様な感想を持っているようでした!

実際のヒットパターンで多い例を挙げてみると…。
やや重ためのJHを、デカメバルがいそうな沖のシモリや海藻周りに遠投で放り込む!
そして何かにスタックした状態からハングオフさせる←この誘いに尺メバがヒットすることが多いんです!

いやぁホントまじで、効くので、まだ試してみたことがないっていう人がいたら、ぜひ試してもらいたいです!

カラーは全10色

カラーは10色あって、最近よく使っているカラーを挙げてみると…

デイやローライトの時は「煌(きらめき)クリア」
マヅメの時は「レッドグロー」

あと何といっても、闇磯での「グローみかん」。コレ、ほんとマジで尺メバルに効いてます!

 

月下美人シラスビーム2in  2,8in【ダイワ】

基本的に超多用するのが少しハリのある素材が特長な「ソードビーム」なんですが、そのソードビームが効かない時! また激シブ状態の時などに投入するのが、超軟らか素材の「シラスビーム」。

ダイワ公式 月下美人シラスビーム2in  2,8in 詳細ページはこちら

サイズ(inch) 色数 素材 入数(本) 本体価格(税別)
2.0 11 エラストマー 10 450円
2.8 11 エラストマー 10 450円

月下美人ワーム史上もっとも軟らかいといわれるほどの軟らか素材で、とにかく水中で艶めかしい微波動で誘ってくれます!
色んなワームで効かない状況でもコイツを投入すると、一転して食う! っていうシーンを何度も経験してます!

お助けワーム的に使ってみてほしいワームです!

ボディの中心・コア部分にイワシ油が配合されていて、これも食わせ要素アップに貢献してくれています!

ラーは色んな発光パターンがラインナップされた14色

 

 

月下美人デュアルビーム2in【ダイワ】

デイメバルをダート攻めで狙う場合に多用するワームになっているのが「デュアルビーム2in」。
全体的にまぁまぁハリがある素材で簡単にダートさせられて、ワームもズレにくいのが◎。

 

ダイワ公式  月下美人デュアルビーム2in 詳細ページはこちら

ボディが2層構造になっていて、内部は硬めの素材、外側はやわらかい素材になっています。
テール部はやわらかめの素材なので、ダートで止めた時に少し誘えるし、タダ巻きでも微妙にテールが震えるのも利点。

自分的にダート攻めで合わせるジグヘッドとしてお気に入りなのは、「TG月下美人SWライトジグヘッドSS」の2g #8。

カラーは全10色

 

 

 

 

月下美人ビビビーム1.5in【ダイワ】

堤防のデイゲームなどで見えメバルを狙う時によく使っているのがコンパクトシルエットな「ビビビーム1.5in」。
15cmぐらいの見えメバルに対しては特に効果てきめんで、ジグヘッドをタテ刺しにして、タダ巻きやツンツン巻きで誘うだけでOK!

ダイワ公式    月下美人ビビビーム1.5in  詳細ページはこちら

シルエットが小型に加え、ボディの中心部には強力な集魚成分が入っていて、これも食わせ力アップに貢献してくれています!

カラーも超豊富! 17色のラインナップが

以上、ジグ単メバリングで使用頻度が高くなっているジグ単用ワームを色々とご紹介しました!

そういえば、ジグヘッドについて紹介してなかったですよね!?
というわけで、私のお気に入りのジグヘッドはというと…

基本は高純度タングステン素材が採用されている「TG月下美人SWライトジグヘッドSS」を使いつつ、シャロー攻めやフォールを遅くしたい! 水面付近を引きたい時には、鉛ヘッドの「月下美人SWライトジグヘッドSS」を使っています!

ウエイトは1-3g、フックサイズは#8(たまに#6)を使うことが多いです!
あとプラグとジグ単を併用する場合は、スナップを使うケースもまぁまぁあり、サイズは#000、#00と小さめが好みです!

以上、これから絶好機を迎えるメバリングで、ぜひ今回の記事を参考にしてもらえればシアワセです!

 

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