プロガイド平村尚也さんの「琵琶湖リサーチ」。
毎週金曜日に関西&東海エリアを中心に発売している週刊ルアーニュースの超長寿連載が「琵琶湖リサーチ」なんですが、毎週約2000字以上にも及ぶ原稿を寄稿していただいていて、琵琶湖フリークの間では必読の連載コラムとなっています。
分析系ナンバーワンプロガイドで、琵琶湖南湖を中心に年間200日以上のフィッシングガイドを行う平村尚也さんが、
確かな実績と経験に基づき、琵琶湖の最新状況を執筆。現在の状況分析、今後の展開予想を基本に、トレンドを掘り下げたり、釣り関連イベントの紹介など、バラエティーに富んだ内容となっています。
この「琵琶湖リサーチ」コラムは、これから毎週金曜日と土曜日に定期配信予定。琵琶湖フリークの方々にはぜひ一読していただきたい内容です。
瀬田川堰の放流量300㌧続く
天気のサイクルが1週間に1回の大雨となっており、寒冷前線と梅雨前線が交互にやってくる。寒冷前線通過後には防寒着が欲しいぐらいの1ケタ気温の朝を迎える一方で、温暖前線が通過した後に南国の空気が入り込むと気温28度の蒸し暑さとなり、湖上は短パンでも過ごせる日々となっている。
この寒暖差自体はそれほど問題ではなく、大きな問題となるのは大雨による瀬田川堰の放流量のアップだ。
5月6日に40㍉、5月14日に50㍉という降水量となったために水位は常にプラス20㌢前後を推移している。そのため、瀬田川堰の放流量は毎秒300㌧となっており、南湖はかなりの水が北湖から流入している。
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