大盛り上がりだったフィッシングショー大阪2023。
ご存知「ヤマガブランクス」ブースももれなく新製品を中心に大賑わいだったんですが、記者も見たことない、まったくの伏兵というか、隠し玉というか、とあるロッドが特別に展示されており。
ブースに足を運ばれた方、気づきましたか?
果たして記事にして良かったのか…。
「SeaWalk JIG CASTING EDITION」。シーウォークシリーズにジグキャスティングモデルが登場するとのこと。
SeaWalk JIG CASTING EDITION(仮)
写真を見てピンと来た方も多いんじゃないでしょうか。ジグキャスティングでサワラ…そう!ブレードジギング対応モデル!
ヤマガブランクスでブレードジギングといえばこちらの記事。記事内では「BattleWhip OR72/C」がオススメとありましたが、さらにブラッシュアップし磨き上げた専用モデルが登場するということでしょうか! 楽しみ!
展示されていたのは、まだプロトで名称やスペックは未定とのことですが現段階では「71ML」と「73M」の2機種。
ルアーニュースRの寄稿記事でもお馴染み、ブースにいらっしゃったヤマガブランクス藤川さんを捕まえてお話を伺うと…
「71ML」はジグウエイト40~60gをシャローでキャストして使用できるスペック。一方の「73M」はもう少し重いウエイト、70gや80gをキャストして少し深いディープなども探れるスペックになる…とのこと。
ロッドを振ってみた感じ、ティップはハリがあるというより“しなやか”な印象で、ジグを暴れさせないブレードジギングと相性良さげ。とはいえ、ベリーからバットにかけては強く強靭。早巻き中にガツンと来るアタリをのされることなくしっかり掛けにいけ、かつ大型のサワラや青物などの引きもしっかり受け止められる。グリップは記者の手にはやや細く感じしっかり握り込め、またロッド自体の軽さも相まって早巻きで溜まる疲労を軽減させてくれそう。
…そんな感じのロッドでした。
山口県岩国沖をはじめ、東京湾に三重湾、最近では大阪湾や日本海側でも熱を帯びてきており、ますます盛り上がりを見せるブレードジギング対応ロッド。写真にもありますが、タイジギングやシーバスジギングなどにも対応しそうですよね。
さぁ、今後の動向に注目です!