究極なまでに「しなやか、なのに張りがある」を体現した「桜幻鯛ラバーXX」

2023年02月08日

ラグゼのタイラバロッド「桜幻鯛ラバー」シリーズも、全国的に楽しめるようになったタイラバに合わせラインナップも拡大してきました。

現在では上位グレードから桜幻鯛ラバーX、ミドルクラスロッドとして桜幻鯛ラバーR、そしてスタンダードモデルとして桜幻鯛ラバーSというラインナップ。……2022年までは。

そのフラッグシップ「X」が、さらなる進化を遂げて「桜幻鯛ラバーXX（ダブルエックス）」として登場となる。

出典：LUXXEMOVI

桜幻鯛ラバーXX

出典：ラグゼ公式「桜幻鯛ラバーXX」詳細ページ

ブランクス素材にトレカ®T1100Gを採用し、そして比較してさらに高弾性で高強度なトレカ®M40Xをもコンポジット。どこまでも追従しながら破断しないというか、究極に「しなやかなのに張りがある」ブランクスなのだそうだ。

△釣りフェスティバルでは、桜幻の開発担当・松島さんが色々とご説明してくださりました

ちなみに後述するが、今回はベイト4機種・スピニング3機種の計7機種があり、ベイトには「FL」モデルがある。FLとはフェザーライトのことでULよりもさらにしなやかでライト感があるそうなのだが、それでも大型マダイ・青物なども問題なく上げてこられる粘りがあるんだとか。

そして、リールシートには「TOUGH LIGHT（タフライト）」という細身のシェイプ。握りやすさはもちろん、カーボン混合樹脂で軽く、強い。グリップエンドも細く、やや短くすることで後ろ側に重みが残ることが軽減され、前方の変化が分かりやすいんだとか。

ベイトモデル

ベイトモデルは4機種。いずれもオールシングル・スパイラルガイド設定で軽く、ラインのブランクスタッチなどを軽減する仕様。また、全機種しなやかさを突き詰めたソリッドティップを採用しており、そのソリッド部のティップ周りは若干ガイド径を大きくすることで、ラインに付着した浮遊物などでガイドが目詰まりを起こすことを軽減するという。

ベイトモデルの中でも軽量タイラバの使用時においても変化を的確に伝えるFL（フェザーライト）モデルは、「XX」から初めてラインナップされたモデル。

モデルNo.	タイプ	標準全長(cm/ft)	希望本体価格(円)	標準自重(g)	仕舞寸法(cm)	パワー	使用材料(%)	継数(本)	ルアーウエイト(g)	適正ライン(PE/号)	先径(mm)	グリップ長(mm)
B67FL-solid	ベイト	201(6’7″)	59,000	95	155.5	FL	C91.6 G8.4	2	20~80	0.5~1	0.8	445
B67UL-solid	ベイト	201(6’7″)	59,500	97	155.5	UL	C91.7 G8.3	2	30~90	0.5~1	0.8	445
B67L-solid	ベイト	201(6’7″)	60,000	98	155.5	L	C91.7 G8.3	2	40~120	0.5~1.2	0.8	445
B65ML-solid	ベイト	196(6’5″)	60,500	99	150.0	ML	C92.0 G8.0	2	60~150	0.5~1.2	0.9	445

スピニングモデル

スピニングモデルは3機種。うち2機種はソリッド、1機種はオールチューブラーというラインナップ。近年ラグゼとしても力を入れているスピニングタイラバの有効性は、特に渋い時ほどあることは周知の通りだと思う。

キャストから斜め引きで、角度をつけるだけで途端に食いが立つこともあるし、シンプルに広く探れるメリットもある。

キャストからの繊細な乗せも可能なソリッドティップモデルはもちろん、チューブラーモデルは100ｇのタイラバもキャストできるそうで、当然遠投性能も。そして遠くのバイトを金属的に拾って掛けにいけるモデルでもあるんだとか。

モデルNo.	タイプ	標準全長(cm/ft)	希望本体価格(円)	標準自重(g)	仕舞寸法(cm)	パワー	使用材料(%)	継数(本)	ルアーウエイト(g)	適正ライン(PE/号)	先径(mm)	グリップ長(mm)
S65ML-solid	スピニング	196(6’5″)	60,000	90	154.5	ML	C91.1 G8.9	2	30~150	0.5~1.2	0.8	400
S62M-solid	スピニング	188(6’2″)	60,000	93	147.0	M	C91.2 G8.8	2	40~180	0.5~1.2	0.9	400
S60MH	スピニング	183(6’0″)	60,000	92	146.0	MH	C90.0 G10.0	2	40~200	0.5~1.2	1.6	360