先日、行われた釣りフェスティバル会場にて実際に見せてもらってきました。
いよいよ生まれ変わったぞ…と話題になっているタイラバ用のあのロッド。4つのスタイルに合わせてわかりやすく4機種がラインナップ、ヤマガブランクスの「2023 New SeaWalk Tairubberシリーズ」。
SeaWalk Tairubber(シーウォークタイラバ)
登場するのは“あえて”絞り込んだ、オートマチックタイプ、ディープタイプ、センシティブタイプ、ファストタイプの4本。
ヤマガブランクス公式「SeaWalk Tairubber(シーウォークタイラバ)」詳細ページはこちら
4つのコンセプト
シーウォークタイラバシリーズの最大の特長は、多様化する近年のタイラバシーンに合わせ、シンプルかつ迷わないように“4つ”のコンセプトで網羅するというシリーズ構成。
AT:オートマチック…タイラバを巻き続けるだけで自動的にフッキングさせる乗せスタイル
D:ディープ…100mを超える深場や海峡、瀬戸などの複雑な潮流場を攻略するスタイル
S:センシティブ…小さなアタリを繊細に絡めとるゲーム性を高めたスタイル
F:ファスト…バイトを自分のタイミングで素早く速掛けし攻めるスタイル
となっており、それぞれがそのスタイルに特化。それでは1機種ずつその特長を。
SeaWalk Tairubber 70AT(オートマチック)
全長:2143mm/仕舞寸法:1624mm/自重:134g/継数:2pcs(グリップジョイント) /カーボン:87.5%/ガイド:SiC-SステンフレームKガイド仕様(Fuji) ※ スパイラルガイドセッティング/リールシート:PULS17(Fuji)/グリップ寸法:a.458mm / b.585mm※a.リール装着時のフット位置からグリップエンドまでの長さ / b.ハンドル全長
小さな前アタリに違和感を与えず本アタリに繋げ、巻くだけで自動的にフッキングまで持ち込む“乗せ”のスペシャルモデル。
オートマチックかつスムーズなフッキング、懐深く曲がりこみながらしっかりと浮かせるリフトパワーが特長で、ヤマガブランクス・ブランクの真骨頂を体感できるモデルとも。また7.0ftのロングレングスとスムーズな追従性能はリトリーブ時の波の揺れを吸収して安定した等速巻きをアシストし、ファイト時はマダイ特有の鋭い首振りと突っ込みをいなしつつ、細身ながらも堅牢なバット部で大鯛を余力を持ちながら浮かせることが可能。シリーズの基幹となるモデルであり、一本で様々な状況に対応したい方にもオススメの1本とのこと。
SeaWalk Tairubber 611D(ディープ)
全長:2125mm/仕舞寸法:1550mm/自重:179g/継数:2pcs(グリップジョイント)/カーボン:88.1%/ガイド:SiC-SステンフレームKガイド仕様(Fuji) ※スパイラルガイドセッティング/リールシート:PLS18(Fuji)/グリップ寸法:a.460mm / b.640mm※a.リール装着時のフット位置からグリップエンドまでの長さ / b.ハンドル全長
ヘビーウェイト・タイラバを使用して水深100mを超えるゲームにも対応する深場攻略用の状況特化型モデル。
深場でのドテラ流し、複雑な潮流場における2枚潮などヘッドウェイトを上げる必要に迫られる状況下で、リーリング時に掛かる高負荷の中でも巻きの軽快さと高感度を失わないブランクを設計から練り上げた1本。深場から大鯛をリフトしてくる強靱なバットパワーはもちろん、長めに設定したフロントグリップはグリップエンドを固定したポンピングもしやすく、また電動リール使用時の両手持ちにも対応。体力に自信のない方でも快適にディープタイラバを楽しめるように、ブランクからロッド仕様の細部までこだわり抜いた1本とのこと。
SeaWalk Tairubber 72S(センシティブ)
全長:2185mm/仕舞寸法:1118mm/自重:100g/継数:2pcs(逆並継 / センターカット)/カーボン:92.3%/ガイド:SiC-SステンフレームKガイド仕様(Fuji)/リールシート:PMTS17(Fuji)/グリップ寸法:a.450mm / b.560mm ※a.リール装着時のフット位置からグリップエンドまでの長さ / b.ハンドル全長
ライトゲームロッドで培ったノウハウの全てを詰め込んだというセンシティブ・タイラバモデル。
7ft2inというレングスを感じさせない軽さと軽快さを併せ持ち、研ぎ澄まされた感度とどんな小さなバイトもフッキングに持ち込むその繊細なティップは潮圧の変化や些細な違和感といった情報も逃さず感じ取り、小さな前アタリをシームレスに本アタリに繋げることが可能とのこと。想定されるシチュエーションは浅い水深でのドテラ流しから、潮流が弱くライン角度が立ち気味の場合など、狭く限られたバイトゾーンの中で小さくついばむようなアタリを絡め掛けなければならないシチュエーション。ジグヘッドをトレースするような繊細な感覚でタイラバゲームを楽しめるという、スーパーセンシティブな1本。
SeaWalk Tairubber 60F(ファスト)
全長:1853mm/仕舞寸法:950mm/自重:100g/継数:2pcs(逆並継 / センターカット)/カーボン:93.0%/ガイド:SiC-SステンフレームKガイド仕様(Fuji)/リールシート:PMTS17(Fuji)/グリップ寸法:a.412mm / b.520mm ※a.リール装着時のフット位置からグリップエンドまでの長さ / b.ハンドル全長
高感度かつアグレッシブなゲーム展開を求めたハイレスポンス・タイラバモデル。
シリーズで唯一「カーボンソリッドティップ」を採用。水中の微細な変化やアタリを感じ取り、高反発なベリー部でアングラーの反応速度を向上させる攻めのモデル。張りの強いショートレングスでありながらリーリング時のブレを排除、快適な巻き心地で集中力を維持しつつアングラー自身のタイミングで掛けにいくことが可能とのこと。またハイレスポンスなブランクはジグの操作性も良好で、タイジギングのただ巻き&スイミングからの即アワセにも対応するという。状況に合わせてタイラバ・ジグの2パターンで攻略するスタイルもオススメの1本。
…と、かなりわかりやすい特長の4本のラインナップとなっています。
ちなみに価格は3万円台前半。コスパもかなり良い為それぞれ状況に合わせて組み合わせれば、かなり幅の広い状況にアジャスト、攻略ができるはず。
詳細はこちらでもチェック!
なお、ヤマガブランクスはこれから開催が予定されている様々なイベントに参加予定!
触らなきゃわからないこともある。気になる方は、実際に会場で触って、振ってみてはいかがでしょうか。