頭部の特殊パーツがS字アクションを演出。
タダ巻きで狙いのレンジが狙えて遠くからメバルを呼ぶ。
アクアウェーブが手掛ける、全長45mmでウエイト3gのシンキングペンシル「エスマジック」。一般的な小型シンペンとは異なる動きでメバルを攻略可能なルアー。
さて、そんな「エスマジック」から2023年、コダワリ満載のNEWカラーが2色登場。春から梅雨のデカメバルシーズンに間に合いそうな、2023年3月上旬登場予定です。
S Magic(エスマジック)
新色「半生シラス」&「C.マットピンクO.B」
さて、新登場となる新色は「半生シラス」と「C.マットピンクO.B」の性格が異なる2色。ただ、各カラー共にコダワリ満載な訳で…。開発スタッフに特長を色々教えていただくことに。
アクアウェーブ公式「エスマジック」詳細ページはこちら
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ボディ背中側は白濁色のカーボン模様、それより下はクリア。
という少し特殊なカラーリングが施された「半生シラス」。基本的にメバルは目線より上のエサを捕食していることが多く、プラグの下側を見ていることが大半。下から見上げた時の白濁色とカーボン模様による光の透過と屈折でメバルの目線をボヤけさせるのが狙い。カーボン模様はメバルからアミやプランクトンの集合体に見せるそうで、ステイやドリフトなどの止めを入れてもバイトを誘えるという。
そしてリトリーブでは無警戒のベイトフィッシュを演出。使いドコロは、アミパターンやプランクトンパターン、もしくはクリアカラーを使っていて反応が薄くなった時。
開発秘話
「半生シラス」の開発秘話も少し紹介。そもそもルアーを試作する時、まず初めに長方形型のABS素材を機械に通して思い描く形状に。その加工を施したのが以下画像。
画像だと少し伝わりにくいかもしれませんが、ABS素材を削っているため、ボディ表面に細かい凹凸ができます。その凹凸とボディの白濁色が水中で独特な光の透過や屈折を放つのか? メバルを試しで狙った結果爆釣。“同じように再現できないのか?”という想いによって誕生したのが「半生シラス」。ボディー下側はクリア、上側にABS素材を削った時の色味に近い白濁色を採用、ボディ表面の凹凸をカーボン模様にすることで、同様の集魚効果とバイト率を実現。
続いて「C.マットピンクO.B」。
O.Bとはオレンジベリーを略したモノ。ソリッドカラーよりは弱く、ナチュラル系カラーよりは強いというカラー。正直万人受けするようなカラーではありませんが、カラーをシッカリ使い分けるやり込み系アングラーには刺さるカラーで、ハマった時の爆発力が尋常ではないそうです。ナチュラル系を使っていて、もう少しアピールさせたい時、もしくはソリッド系で釣れていたけど食わなくなったという状況で出番。簡単に言えば“反応しなくなった”時のカラーローテに組み込めるカラー。
こちらは地域によりますが、くるくるバチが沸いている状況で使うとハンパないそう。カラーリングもそうですが、S字アクションの動きもくるくるバチそっくりで、視覚と動き両方がくるくるバチにカナリ近い。そんな強みも秘めているカラーに。
エスマジック紹介記事はこちら
他には無いS字アクションを生むメバルプラグ「エスマジック」から登場する、2色のNEWカラー。春の尺メバル狙いにも投入してみたいですね。