瀬田川堰の放流量が増加中
GW明けの5月の琵琶湖は、1週間に1回の大雨というのが定期だ。5月7日に40㍉を越える雨となり、5月13日には50㍉を越える雨となった。
このたびに水位は上昇して、プラス20㌢を超えて瀬田川堰の放流量は280㌧(毎秒・立方メートル[㎥])、300㌧と毎回、瀬田川堰の放流量が増加している。
この影響で南湖内には北湖からの冷たい水が入りやすくなっている。雨が降った最初のタイミングでは流入河川からの水が入り込むが、このタイミングは濁りと暖かい水が入り、南湖内に溜められた暖かい水が動くことから釣果があがる。
しかし、数日経過すると濁り水の大半が南湖内から瀬田川へと流れでてしまうことになり、今度は北湖からクリアな冷たい水が入るようになる。大雨のあとは、この2段階の「前半の濁った水」、「後半のクリアな水」の2つの展開がある。
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