【この時期にあえてシャロー？】近松卓二に訊く1月のデカバス攻略法in琵琶湖
新年明けましておめでとうございます！
もう初釣りには行かれましたか？ 今年も自分なりの楽しい琵琶湖バスフィッシングについて投稿させてもらえたらと思いますので、どうぞお付き合いの程よろしくお願いいたします！
近松 卓二 （Takuji Chikamatsu） プロフィール
1月の琵琶湖の狙い所
年末にかけて強烈な寒波と強い北西風に見舞われた琵琶湖、一気に水温が下がり年明けからは最低水温を維持し安定している状況。南湖は5〜6℃台、北湖は8〜9.5℃台をキープしており、水深が深く水温下がるのが遅い「北湖」が狙い目となっています。
ただし、北湖でこの時期にネックになるのが季節風の北西風。風速4mくらい吹いてしまうと、もうウネリとエリア制限で釣りにならないので、皆さん天気予報は良く把握しておくほうがいいと思います。
とにかく安全第一でボートフィッシングを楽しむのが特にこの時期は重要なので、できれば単独での釣行はやめて何があっても大丈夫なように複数人で釣行するのがオススメです。
さて肝心のバスの状態について、例年通り深いところにも沢山バスはいますが、皆に打たれている為、狙って釣ることが難しい状態…。
やはり食わせやすいのはシャローからミドル。6mまでのハードボトムでエサを食っている魚を狙うのがイージー。というか琵琶湖・北湖は8度以下になりづらい為、子バス以外は越冬せず普通に釣ることが可能なのです。
具体的な釣り方
バスが今まで付いていたウイードが少なくなったら、ウイードがあった場所の近くストラクチャーを狙う…これが基本です。
そこでメインに使うのはシャッドプラグ「レベルシャッドスプリンター68MR」。狙いどころは北湖東岸のハードボトムや岩、一文字の角を狙ったり、シャローに氷魚などのベイトが多い時に上を向いているようなバスが多いスポットで使用。
「レベルシャッドスプリンター68MR」は、2mまでのレンジを得意としているルアー。使い方はカンタン。まず5mほど巻いて潜らせ、そこから2ジャーク→2秒ステイ。これの繰り返しです。
狙っているエリアに風が当たることがこの釣りのキモ。ウインディーサイドになってベイトが溜まった場所に「レベルシャッドスプリンター68MR」を放り込んでベイトをかき回し、魚にスイッチいれてあげると一発大物が入ったりする夢のある釣り方です！
最近も水深1mから61cm・4キロオーバーが出たり…デカイのが混ざる釣りなので、パワーのあるスピンボーダー＆PEライン0.8号＆リーダー10Lbのタックルは必須！
フォローはもはや定番？「カットスイング」
フォローとしては、この時期定番の岩についたゴリをイメージした「カットスイング」の出番！
無理に深い場所はさわらず、6mまでのオダ・取水塔・ゴロタエリアなどのボトム付近が狙い目。そういったポイントでゆっくりとハゼを探している下を向いた魚に非常に有効な釣り方です。
使い方はまずはしっかり沈める。ゆっくりズルズルとサビいて、何かに引っかかったらジャークしてステイ。この繰り返しが間違いないですね。
冬だからといってスローになることなく、アグレッシブに狙えば意外と答えが出やすい琵琶湖北湖。特にこの時期のシャローは人が少ないので、自分だけの魚を狙えるかも？ ぜひ参考にしていただき、色々と試してみてもらえればと思います！
レイドジャパン（RAID JAPAN）
