2022年も盛り上がったブレードジギング。
瀬戸内を皮切りに、東京湾、三重湾、日本海、そして大阪湾と全国にそのブームが飛び火し、2023年はもっと盛り上がるんじゃないかと噂される釣り。
最近ではオフショアはもちろん一部のユーザーから「ショアジギでもめちゃくちゃ釣れるじゃないか!」との声もあるというこのジグ、もうお持ちですか?
STARTのブレードジグ「TG RUNNNER」
タイラバのイメージが強いブランド「START」。
START
釣ることだけに特化した、こだわりの強いアイテムが人気で、全国にファンを持つ100%釣り人目線のブランド。
瀬戸内海を拠点とする中でジグを作ってみたいという構想はあり、知り合いの遊漁船船長の仲間達からの強い要望があったことをキッカケに製作を本格化。サワラゲームや青物全般に対応するタングステン製のブレードジグ「TG RUNNNER」が誕生。
START公式「TG RUNNNER」詳細ページはこちら
TGランナーがなぜ釣れるのか
とにかく釣れる釣れる…と話題になる「TGランナー」。気になるのはなぜそんなに釣れるのか。
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サワラが好んで捕食する小型のイワシを演出する。そのためにボディからブレードまでの距離を最小限にすることができる「ピアスシステム」を搭載。
このピアスシステムにより、スイベルの半分をボディに収納できる埋込式スイベルを搭載することが可能となり小型化に成功、全長を約9%削減することができたという。
また、埋め込み式スイベルの弱点でもあった「スイベルが交換できない」という点も、脱着可能ワイヤーを採用することでクリア。加えてカンタンに交換できるというメリットも。
フックは大型のサワラや青物に対応すべく、オリジナルの太軸フックをイチから製作。スプリットリングとスイベルは金属疲労に耐えるオリジナルの太軸仕様。ブレードにはこちらもオリジナルのコロラドブレードを採用するというこだわりよう。
また、スイベルとスプリットリングを収縮チューブで覆い、遊びを少なくすることで可動域が抑えられクラス最高水準の引き抵抗の軽さを実現。そしてこの収縮チューブには、副産物的なメリットも。1つ目はおまつりした時にスプリットリングの中にPEラインが入り込むトラブルを避けられるということ。もう1つはアピール度を上げて青物を狙う時など、状況に応じてチューブをカットする事でブレードの回転を高速仕様にもできるという。
ユニットのスイベルにスプリットリングを追加すれば他社のジグにも使用可能というのもうれしいポイント。
魚を釣るためには人間の体力や集中力を維持するということも必要。つまり、疲れずにストレスなく使えるということが必要となるわけです。
ユニット部分の可動域を抑えるギミック、エビになりにくいというメリットもさることながら、ボディはアクション時に回転を抑制する左右非対称設計に。こちらも抵抗を受けにくい形状が追求され、巻き抵抗の軽さに貢献するという。
ショアジギングにも相性抜群
チラッと広報の方にお話を伺ってみたところ…よく耳にするポイントは以下の3つだそうで。
・比重が重くコンパクトなシルエットのTG素材、その上ブレードの動きを抑制するチューブが付いていることで、キャスト時にブレードが暴れすぎることなくブッ飛び、トラブルも少ない。
・同じく比重が重い&コンパクトシルエットのため、タダ巻きで浮き上がりにくい=レンジを深めに入れられる。
・タダ巻きでOK&巻き抵抗も小さいので疲れない
これが、実際にショアジギで使用している方からの声として挙がっているとのことでした。ちなみに使用されているのは45gが多いそう。シーズンオフはボックスで眠っている…なんて方は参考に。
2023年には新サイズが登場!?【スペック&ラインナップ】
現在は45g・60g・80gの3サイズがラインナップ。ちなみに2023年にはシリーズ最小となる30gの登場が控えているとのこと。
巻くだけカンタン、ビギナーにも人気のブレードジギングは、まだまだエリアによってサワラや青物が狙えるタイミング。
ショアからでも使えるとなれば一石二鳥? ボックスに1ついかがでしょうか。