みなさん、こんにちは。琵琶湖ガイドの上田 直紀です。
さて、みなさんは冬の琵琶湖といえば、どんなイメージでしょうか。
私はやっぱり「巻き」。琵琶湖で年間200日以上クランクベイトを投げている訳ですから、やっぱり冬もクランクベイトが軸となります。
今回は寒い冬でも50UPはもちろん、60UPを狙える非常にエキサイティングな「真冬のストロングゲーム」をご紹介しましょう。
上田 直紀(Ueda Naoki) プロフィール
キーはウィード
まず、真冬のクランクベイトゲームでキーとなるのは「ウィード」。
特にしっかりフラット状に残った緑黒いカナダモは、特大バスをストックしています。真冬のクランクベイトゲームは、そんな魚をストロングスタイルでやっつけにいくというエキサイティングな釣り。真冬のクランクでの一撃は最高の一言です。
ウィードがキーになるとはお伝えしている通りで、特に台風が来なかったシーズンは冬までウィードがしっかり残るためウィードに居着いてくれます。
また、真冬になると縦系ウィード(エビモ)がしつこく残り目立ちますが、カナダモのフラットがデカバスを釣るにあたり重要だと思ってます(エビモとの複合でも可)。
その理由はウィードの形状。エビモは縦に伸びる反面、その中はスカスカだったりすんですね。一方のカナダモはびっしり生え揃う。夏場にはドーム状を形成し多くのバスをストック、そのまま秋~冬とバスが居残るんです。
加えて、カナダモはびっしり絨毯状になって生え揃うので、面にクランクを当てたり、突っ込ませたりとバスを騙しやすい=食わせやすいというのもカナダモが重要だという理由でもあります。
だから冬でも釣れる。特にストラクチャーやオダ、地形変化などが絡んでたりする所は、よりバスにとって居心地が良いのか早春まで期待度は高いです。