新年を迎え、新製品の発表にゾクゾクする季節となってきましたね。
皆さんが早く見たいのはロッド、リール、ルアー…?
先日、ティムコさんに訪問しまして、2023年発売のNEWアイテムたちを見せてもらったんですよね。
やっぱりロッドとか、ルアーとか、気になるじゃないですか。
そんな中に、一見地味な(笑)アイテムが。フォーセップが机の上にあったんですよ。
ただのフォーセップ……じゃなかった。「あっ、コレ一生モノだ」と感じた、個人的に「地味だけど一番の注目株」として推せるアイテムだったのです(笑)。
その名も「TMCフォーセップ プレミアム」。
TMCフォーセップ プレミアム
まずは見てもらった方が話が早いかもしれません。
TMCフォーセッププレミアム T/C JAWS 7 ST
【史上最強のハリ外し】を目指し、開発されました。まず重要になるのは、ハリを保持するピンチ力。
テストを繰り返した先端部ギザ形状、鋼の約2倍の剛性を持つ超硬チップ。強力なテコの力。
今回は、その最小値を紹介いたします。
※最大値はまた後日… pic.twitter.com/NBkJwCjJfG
— ティムコ バスフィッシング (@tiemco_bass) November 5, 2022
ティムコバスフィッシング公式Twitterでも紹介されている通り。
まず、「ハリを外す」という、当たり前だけれどとても大事な要素をこれでもかというくらいに突き詰めたアイテム。
握った力の4倍以上の「てこの力」が先端に
実際触らせていただき、ルアーフックをつかんでみたのですが、ティムコの大津清彰さんからは「ホント軽く握るだけで大丈夫です」と言われたのです。
TMCフォーセップ プレミアムを軽く握り、フックをつかむ。ホントに軽い握りなのに、フックをガッチリつかめるんです。
まず、通常のペンチとは異なり、「TMCフォーセップ プレミアム」はフックを掴む先端部分に対し、なんと握りこんだ力の4倍以上の「てこの力」が掛かるように設計されているんだそうな。
これはもう本当に体感して頂くしか説明のしようがないのですが、まるで自分の指の力がスーパー〇イヤ人にでもなったかのような、おかしな感覚になるというか(笑)。
タングステンカーバイド製の超硬チップ
先端部分は、滑らないように最適なギザギザに形状設計されたタングステンカーバイド製の超硬チップを付属。
ダイヤモンドに次ぐ硬さを持つ、モース硬度9を誇るこの超硬チップは、強靭なハリの素材にも負けることがなく、常に最適な保持力を維持。
より繊細な作業ができる
軽い力で握れる、加えてハサミ型。何をもたらすか?
ペンチ型と異なり、指をリングにかけたまま作業できる。それもごく軽い力でガッツリつかめる。
力をグッと入れていると、実はフックをつかんで回して外すといった作業が繊細にできないんですよね。
例えば、トレブルフックが魚の身肉に刺さっていたとしましょう。フックをつかむ部分はごくわずか。そんな時にTMCフォーセップ プレミアムなら「わずかな力で繊細に取り外す」ことが可能。
つまりは魚に対しても最小限のダメージで素早くフックを外せるので、優しいですよね。
実は先端の細さや、7インチという柄の長さも、このあたりのことが考慮されていて、大型魚であっても届くし、スリム形状ゆえに口内でフックを押したり回したりという作業にも全くストレスがないのです。
アングラー目線で見ても、フックを外すという作業が時短になるのであれば、それはアドバンテージですよね。このフォーセップは、もはやタックルだといえます。
大津清彰さんによれば、なんと10年ほど究極のフォーセップを求めて試行錯誤してきたアイテムだという。
バスだけではなくソルトでも当然使えますし、ちょっと感動しました。
先に述べましたが、地味だけど個人的イチ推しのティムコ2023アイテムなのでした。