大阪湾をホームに圧倒的な釣行回数、桁違いの青物の釣果…。
そう、インスタグラム@seabassdesuuuでおなじみ、ジャッカルの金井光輝さんのロケに同行してきたとは先日からお伝えしている通り。
金井 光輝(KOUKI KANAI) プロフィール
先んじて使用ルアーやアクションについてご紹介。桁違いな釣果を上げるその秘密を垣間見たような…気がしたのですが、ルアーだけでは釣りにはならない。
タックルも気になるぞ、というわけで今回はタックル編。
金井光輝の懐刀
そもそも、ショアジギングにおいて「タックルバランス」って非常に重要だったりします。
例えば、大型に負けないヘビーなタックルであればその重さゆえに、1日ロッドを振り続けるのはかなりの重労働になる。また、その逆も然り。ライト過ぎるタックルであれば、それこそ快適な釣りはできるものの…いざ大型が掛かれば、パワーで負けてしまい魚を獲ることが難しくなる。
また、タックルバランスはエリアによる強弱も一考すべきで、大型青物の回遊の有無、アベレージとなる魚のサイズ、使用ルアー(ジグ)などでも、扱いやすいバランスは変わってくる。つまるところ、それらを踏まえたタックルバランスが重要だと。
金井さんの場合、メインフィールドは大阪湾で、最大サイズとなるターゲットはブリ、あるいはサワラクラス。そのサイズに負けることのないパワーと、さらにその釣行回数から体力的にも極めて扱いやすいバランスが必要となるわけで。
金井さんのメインロッドは「BRS」の”BRS-S100MLMH BURI CUSTOM”。ショアルアーゲーム専用に開発された「BRS」シリーズの中で、特にショアジギングに対応したモデルになります。
Name | Length(ft/m) | 継数 | Power | Weight | Lure Weight | Line | Price |
---|---|---|---|---|---|---|---|
BRS-S100MLMH BURI CUSTOM | 10’0″(3.05m) | 2本 | Medium Light/Medium Heavy | 269g | MAX60g | PE MAX2.5号 | ¥29,150 |
ジャッカル公式「BRS」詳細ページはこちら
「ビックバッカー湾岸ミノー」をはじめとした、20gからMAX60g程度のプラグやジグなどを軽快に操ることができる、シャープなブランク設計の1本。
その最大の特長は「曲がるけど強い」というセッティング。ティップはルアーアクションを殺さず、かつバイトをはじきにくいMLパワーになっており、比較的ライトなルアーも扱いやすい仕様。しかしながらバットは粘る上に強靭、大型青物の走りもしっかり受け止められるMHパワー。
柔と剛がバランス良く配合されている1本で、タフコンディション時やマイクロベイトパターンといった小さめのルアーを扱うような時にも重宝するバーサタイルなロッド。 コレ1本で様々な状況にアジャストすることができ、普段から持ち込むことが多いという。
リールに関しては「ストラディック SW(シマノ)」の6000HGを使用。
PE2号が440mという糸巻き量とハンドル1回転で103cmの巻き取り量でブリやサワラクラスでも安心のスペック。
いわく、軽量重視やコンパクト好きという方は4000番台でも充分だとおっしゃられていましたが、自身の釣りのスタイルでは適度な速さと巻き上げパワーが必須条件でもあり、あえて6000番台のスピニングリールをチョイスしているという。
このセッティングにPE2号と30lbのフロロリーダーという組み合わせが金井流。
実際にロッドを振らせてもらいましたが、やっぱり軽い。100MH(ティップ部分はMLクラスの強度のため、表記は100MLMHとなっています)クラスのロッドとは思えない軽さ。でも、ルアーのウエイトを思いっきりロッドに乗せてフルキャストしても、しっかりバットは残るという不思議な感覚のロッドでした。
ちゃんと持っていってますか?
持っていかない(忘れた)くらいが“殺気”が消えて魚が釣れる。…なんて言って、持っていかなかったりしてませんか?
釣る人はしっかり持って行っている。そう、ショアジギングには必須アイテム”ランディングネット”です。大阪湾がホームとなるため足場が高い所も多く、金井さんは6mのランディングネットを仕様。これも確実に、安全に魚を獲るための重要なタックル。お忘れのないように…。
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