2016年7月8日-10日に奈良県・七色ダムで開催された日本屈指のバスフィッシングトーナメント、JBトップ50シリーズ2016年第3戦「東レソラロームCUP」で、小森嗣彦選手が見事に優勝したのはすでにお伝えしているのだが、ウイニングルアー&パターンが明らかになったので、お伝えしよう。
小森嗣彦選手が狙った魚は七色ダムの名物ともいえる、湖上でたまに遭遇する50~60cmクラスが10数尾で岸沿いを回遊している巨バス・スクールフィッシュだったそう。
ちなみにその難易度はMAXクラスだ。
この天才バスを釣ったのが、エコ 4″カットテールワームのネコリグ(セッティング詳細は以下に記載)。
ただし使い方はかなり特殊だったそうだ。
ルアー:エコカットテールワーム4インチ※頭をカット(ゲーリーインターナショナル)
フック:フォグショット#6(リューギ)
ネイルシンカー:スタジオワンハンドレッドオリジナルタングステンシンカー0.8g
その使い方というか、ウイニングパターンになるのだが、スクールをサイトで見つけられない時にスクールを探す方法として、アベンタクローラーGTやジャバロン90を撃ちながら流していき、チェイスしてきたバスが帰っていくところにスクールがいる、という探し方だ。
帰っていくバスのスピードと方角からメインのスクールの位置を予測し、群れに先回りしてエコカットテールのネコリグを岸ギリギリにキャストして待つ、という先読み戦法。
バスが複数匹で興味を持ってくれたらほぼ間違いなく食ってきたそうだ。
エコカットテールは、初戦の小森選手、第2戦の北選手に続き、またもウイニングルアーとなってまさに無双状態。
そして小森選手は今回の優勝でトップ50シリーズ6勝目。今季2勝目と、こちらも無双状態に入っているぞ。