オカッパリアフター攻めの極意
捕食のために流入河川に入ってくる、上ってくるチョイ回復系デカバスを狙い撃て!
この時期、産卵で消耗した体力がある程度回復してきた個体は、ベイトをたくさん食べるために流入河川へを入ることが多いという。中でも強く大きな個体ほど、さらにベイトが溜まる上流域を目指すことも多いそうな。そんなバスを狙い撃ちにするのも有効な攻めとのこと!
関和さんは具体的に本湖との合流部にしっかり水位がある流入河川を狙うことが多いそうなんだけど、もし河川内の水深が浅くても、隠れられる程度のカバーなどがあればバスは入ってくるためチェックした方がいいとのこと。
そんな場所での攻めは基本的にはカバー撃ちと、魚を目視で探してのサイトフィッシングという展開がメイン。
ちなみロケ当日は、バスがいそうなグラス系カバーや、岸ギワの凹みなどにツインテールリンガーのネコリグを入れ込む攻めと、バスをサイトで見つけ、バスの上流側からツインテールリンガーのノーシンカーをドリフトで送り込むという攻めで、グッドサイズの捕獲に成功してくれました。この攻めは、基本的にかなりプレッシャーが高いバスを狙うことが多いので、慎重すぎるほど慎重にアプローチしてみてみよう。
ロケ当時、関和学さんが使用したベイトフィネスタックルをご紹介
以前はスピニングタックルでしか扱えなかったような超軽量リグを、フロロ7Lbという安心できる太さのラインで操れる「ベイトフィネス」タックルは、超強力な武器になっているとのこと。
●ツインテールリンガー用タックル●
・ロッド:コンバットスティック・ヘラクレス HCSC-60UL/MST 「スパークショット」(エバーグリーン)
・リール:Zプライド(オフィスzpi )
・ライン:ノガレス・デッド-オア-アライブ プレミアム ベイトフィネス7Lb(モーリス)
ヘラクレスHCSC-60UL/MST スパークショット
特にベイトフィネスタックルの中でも自身がプロデュースしたロッド「ヘラクレス・スパークショット」の存在はダントツに大きいそう。
エバーグリーン公式ヘラクレス・スパークショット詳細
https://www.evergreen-fishing.com/goods_list/Sparkshot_01095191_1.html
全長 | 継数 | 標準自重 | パワー | ルアー範囲 | ライン範囲 | 価格 |
1.83m | 1 | 95g | ウルトラライト/ミディアム | 1.8~7g(1/16~1/4) | 6~10lb | 56,000円(税別) |
このスパークショットは、6ftという長さ(短さ)とグリップの短さにより、取り回しと手返しがバツグン。
さらにソリッドティップ+スパイラルガイドとの組合せによる超軽量リグの扱いやすさは秀逸。まさにスピニングタックルの感覚のままで使えるベイトロッドとなっています。
さらにバットはミディアムパワーということで、カバー狙いやややこしい場所でのファイトも安心と、まさにオカッパリで1本だけロッド持っていくとしたらコレっしょ! 的ロッドになっているそうな!