菰田 淳史(Atsushi Komoda ) プロフィール
こんにちは、菰田淳史(こもだ・あつし)です。
最近は日頃の行いが良いからか!? 仕事が休みの日に限って時化(シケ)が続くという…、釣り人あるあるに直面しております(笑)。
ただ休日は選べないので、条件的にキビしそうな状況でも釣りには通っております。
そこで今回は、シケ気味サーフで濁りや海藻などの浮遊物が多い状況下での攻め方を説明します。
※注意:この原稿でお伝えするシケ状況というのは、シケと言っても安全確保が十分にできる釣りの出来る程度のシケです。もちろん、身の危険を感じる様な状況での釣りは必ず控えるようお願いいたします。
シケ気味は釣りづらいけど、実は好釣果が狙える
そもそもシケ状況の考え方なんですが、基本的には、シケだから釣れないということはないと考えています。
確かに釣りにくい状況ではありますが、むしろ魚へのプレッシャーが低く、好釣果に恵まれることも珍しくありません。
【濁りの入ったサーフ】で意識すること
というわけで、まず【濁りの入ったサーフ】で意識することですが…!?
・時間帯関係なくカラーはグロー系
・強波動によるド派手なアクション
とにかく目立たせることが重要と考えています。
ちなみに僕が多用しているルアーは、やはりクイックセットです!
Name (ヘッド部分Weight) | Hook(ヘッド部分) | Size(シャッド部分) | 価格(税込) |
---|---|---|---|
クイックセット(14g) | #6 | 3.5inch | ¥1,155 |
クイックセット(21g) | #6 | 3.5inch | ¥1,210 |
クイックセット(28g) | #6 | 3.5inch | ¥1,265 |
このルアーはタダ巻きでも十分釣れるのですが、ここ最近反応が良いのは、リフト&フォールです。
フォール~リフトさせた瞬間のリアクションで食ってくることが多いです。
そんな誘いで連日、50アップのヒラメをキャッチすることが出来ています。
なお、シケ気味のサーフではヒラメだけではなくシーバスが出る確率も高いです。
重心移動式と固定式の2つのラインアイの使い分け
もう少しクイックセットについて説明しておくと…。
クイックセットは、幅広いレンジを攻略出来るように、重心移動式と固定式の2つのラインアイが設定されています。
シャローサーフではボトム離れが良く、激しいロールアクションに軽いウォブリングアクションが入る重心移動式アイを使用します。
一方、水深のあるエリアや流れの強いエリアでは、レンジキープ力に優れた固定式アイを使用します。
タダ巻きでは軽いバイブレーションの様なアクションも加わり三角形の平面ボディーのヘッドで激しいフラッシングを発生させヘッド側でもハイアピールで誘うことが出来ます。
出典:YouTubeチャンネル「studio jackson」
海藻やゴミなどが多い場合の回避法
海が時化ると必然的に海藻等のゴミが増え、投げるたびにゴミ…ゴミ…ゴミ…とルアーにゴミが引っかかってきます。
そんな【ゴミが多いサーフ】を攻略する方法ですが…!?
正直、攻略法は特にありません(笑)。
しかし、なるべくゴミの絡みを回避する手段はあります。
・ルアーサイズを落とす
・トレブルフックからシングルフックへ変更
・ゴミの溜まるレンジを外す
先日、釣行した時も浮遊部が多い状況だったのですが、この時はシルエットの小さい超飛び過ぎダニエル30gを選択しました。
さらにボトムにゴミが溜まっているケースも多かったので、レンジを少し上げるため、早巻きで誘うと、そんな攻めをはじめて早々にレギュラーサイズをキャッチすることが出来ました。
超飛び過ぎダニエルは、フロントにシングル、リアにトレブルというフックシステムなので、ゴミの絡みが少なくとても扱いやすいです。
高比重タングステンボディなので通常の飛び過ぎダニエル30gと比べて、ルアーサイズが小さく名前の通り‘’超飛び過ぎ‘’ます。
超飛び過ぎダニエルは、プラグ系のワイドウォブリングアクションをみせてくれるため、サイズは小さくともハイアピールで誘うことが出来ます。
以上が、シケているサーフでの攻略です!
時化ているから…
ゴミが多いから…
と諦めず、皆さんもぜひチャレンジしてみてください♪