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冬を熱くする旬の釣り!東京湾ボートシーバスのビッグベイトゲーム!

寄稿:トニー 石川
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シーバス特集

こんにちは!ピュアフィッシングジャパンのTonyです。

秋から冬にむかって気温も下がりつつありますが、まさに今こそ!東京湾が熱いシーズンですのでご紹介します!

トニー石川(Tony Ishikawa) プロフィール

PFJ(ピュア・フィッシング・ジャパン)のAbu Garcia・Berkleyの開発担当。ホームはソルトからバスまでマルチにこなすアングラー。房総から東京湾がホームフィールド。

サワラキャスティング、ボートシーバス、タチウオ、カワハギなど釣りモノが多く忙しい時期ですが、今回は特にアドレナリンが出る?夢ある釣り「ビックベイトボートシーバス」についてご紹介します。

2023年発売のREVO新シリーズを使用した実釣動画も公開中です!

併せてチェックしてみてください!

今こそ特にビックベイトで釣りやすいシーズン

冬が近づくにつれ、コノシロは群れを作る傾向があります。

そしてサイズはほとんどが15cm以上です。

そのコノシロの群れにシーバスが付き、コノシロを狙っているシーバスを釣るというのがコノシロパターンになります。コノシロを捕食している個体のためビックベイトでコンディションの良いシーバスを釣れます。

20cm超えのジャイアントベイトでも釣れるためエキサイティングな釣りです。

コノシロパターンビックベイト釣り方

個人的に大きく分けると5パターンになります。

①操作系ペンシル (表層)
②ただ巻きウェイクベイト (表層)
③S字&デッドウォーク系 (水中)
④水中ただ巻き系(水中)
⑤ビックスプーン・メタルバイブレーション系

①操作系ペンシル(表層)

メガバスの「メガドック」やエバーグリーンの「アマゾンペンシル」など。

出典:メガバス公式「メガドック」詳細ページ

最も操作性があり、釣った際に最も釣った感がある釣り方です。

ド迫力のバイトを目の当たりすることができ、最もエキサイティングな釣り方と言えます。ただし、ドックウォークをさせ続ける必要があるためちょっと疲れますね(笑)

個人的には一番好きな釣り方です。

②ただ巻きウェイクベイト(表層)

ロンジンの「ウェイキーブー」やアブガルシアの「Hi-Lo200F(プロト)」など。

表層から表層直下付近をただ巻きで釣る釣りです。

こちらもド迫力のバイトを見ることが出来る釣りのため、エキサイティングな釣り方です。ペンシル系に比べ操作が少ないため疲れにくいです。個人的には風があまり吹いていないタイミングでテロテロ巻いて使用します。

③ S字&デッドウォーク系 (水中)

アブガルシアの「ビースト175F」やガンクラフトの「ジョインテッドクロー」など。

出典:アブガルシア公式「ビースト175F」詳細ページ

表層直下から水中をS字で動かしたり、水中ドックウォークやデッドウォークをさせて釣る釣り方です。

表層まで魚が出きらないタイミングや橋脚などのピンポイントの場所で細かく誘いたいタイミングで使用します。個人的には最も実績のある釣り方の一つです。

④水中ただ巻き系(水中)

現在開発中のニュービッグベイト「マジックバイパー180SF」やエレメンツの「ダヴィンチ」など。

現在開発中のビッグベイト「マジックバイパー180SF(プロト)」

その名の通り、水面直下~水中をただ巻きでアクションさせバイトを狙う釣り方です。

こちらもコノシロのレンジが深く魚が表層まで出きらないタイミングや一面コノシロ絨毯のような幅広くサーチをする必要があるタイミングで使用します。個人的には日中や低活性で2-3mまで潜らせないとバイトが出なそうなタイミングで使用します。

⑤ビックスプーン、メタルバイブレーション系

マグナムスプーンなどがあり、NICHOLS LURESの「BEN PARKER MAGNUM SPOONS(ベンパーカーマグナムスプーン)」が代表されます。

出典:NICHOLS LURES公式「ベンパーカーマグナムスプーン」詳細ページ

コノシロが深場のボトム付近にしかおらず、ボトムで食わせる必要があるタイミングで使用します。もちろんただ巻きでも大丈夫ですが、リフト&フォールなどで狭いレンジを狙うことも可能です。

釣り方のコツ

~第1条~ キャスト後の糸ふけをきちんと回収ししっかり直線で引く!

特にペンシルや水中ドックウォークをさせるアクション系ルアーを投げる時に意識。

横風が吹いているタイミングなどはキャスト後、糸が弧を描くように出るためアクションをさせてもルアーを思い通りに動かせない場合が多いです。そのため、着水後、糸ふけをとり糸がまっすぐになるように心がけています。これによりルアーをしっかりとアクションさせることができます。

~第2条~ペンシル系をアクションさせる時は水しぶきを出すように意識!

ペンシルは綺麗にスライドさせドックウォークをさせるよりも、ターン毎にしっかりと水しぶきを出すことを意識しています。

これは経験上ですが、水しぶきを出し、捕食を意識させる方が綺麗なスライドを意識するよりバイトを多く出せるイメージがあります。

リズムに関してはその日次第ですが、高活性で1キャストで何度もバイトして来るときは早めのリズム、魚のレンジが低かったり、低活性時はスローにしっかり見せるリズムを意識しています。

~第3条~バイトがあっても直ぐに合わせない!そのままアクションかストップ!

水面爆発系のバイトを見るとすぐに合わせたくなりますが、大体は威嚇/様子見であり、1発でフッキングまでいくことは少ないです。

僕はバイトがあってもそのままアクションを続けるか、ストップを軽く混ぜつつ本バイトを狙い、フッキングするようにしています。また、意外に船近くでバイトが出ることもよくありますので最後まできちんとアクションさせています。

~第4条~船長の話をよく聞く!

船長が一番多くフィールドに出ています。ヒットルアー、アクションの仕方など多くのことを教えてもらえます。

船ごとのキャストルールなどもありますので、しっかりと船長の話を聞くようにしましょう。

ちなみに、今回の動画ロケでも船長の指示通りに狙ったらビッグシーバスが!

船長の言うことは、“絶対”です!(笑)

タックルについて

ロッド

ビックベイトと聞くとガチガチの固い竿をイメージすると思いますが、おすすめはパワーはありつつしっかりと曲がる竿です。 これは固い竿で投げるとブランクスの曲がりの反発力を使わず投げることになりますので、疲れやすくなり丸一日投げるのが厳しくなります。

また、曲がる竿はフリップもしやすくストラクチャー撃ちや穴撃ちを非常にしやすいです。

また、長さは短め6’5”以下の短めの竿が個人的にはおススメです。これはペンシルやドックウォーク系の操作性が非常に良いためです。

アブガルシアのビックベイトボートシーバスロッドでは以下の2本がオススメです!

XBSC-642X-BB

SPBC-652MH+

リール

前述したとおり、糸ふけの管理が大切ですので一巻き100cm以上のハイギアモデルがおススメです。糸巻量は3号100mは最低でも巻きたいところです。

アブガルシアでは「ZENON Beast9」「Beast Rocket」、そして2023年春に登場予定の「Revo5 Rocket」などがオススメです。

ライン

メインラインは3~5号で、リーダーは30lbを入れていますがオススメ。

またリーダーの長さに関しては、基本的には25cm以下にしています。というのもキャスト時はリーダーより長い垂らしにし、スムーズなキャスト・スプール回転をするように心がけています。

なお、ストラクチャー撃ちなど根ずれが想定される場合は3m以上とり、キャスト後スプール回転数が一定になったタイミングでノット部がガイドを通るようにするのが良いでしょう。

最後に

ビックベイトボートシーバスゲームは非常にエキサイティングな釣りです。

パターンにハマった時はビックベイトで一日二桁釣果もありました。PFJ社員もドハマり増加中です!ランカーサイズも非常に出やすい釣りですので是非やってみてください!

参考になれば幸いです!!!

ピュア・フィッシング・ジャパン( PureFishing Japan )

アブ・ガルシア、バークレイをはじめ、ペン、サベージギア、プラノ、ハーディなど世界的に有名な各ルアーブランドの企画・製造・販売を行っている総合ルアーメーカー。取扱っているアイテムはリール、ロッド、ルアー、アパレルほか多岐に渡る。
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