アプローチ法
細かい場所や、テクニックが必要な時、波立つようなシチュエーションではジョイクロやジョイクロシフトを使い、サイトフィッシングではジョイクロ178。広いエリアをサーチしたり、晴天無風真昼間ではジョイクローラーで最近は釣りをしています。
基本的には岸際の水深が1mほどある場合は、岸と平行にキャストして、岸際ギリギリを攻めています。
物にタイトに通せば通すほどまだビッグベイトには好反応してくれます。着水点からピックアップ前まで全てにバイトチャンスがあるので最後まで気を抜かないように!
岸際を通るルアーにスレている場所の場合は岸と平行には投げず、少し斜めにキャストしてルアーを岸際に向かって泳がせると、バスからは獲物を追い詰めた感じが出るのか、岸ギリギリまで寄せてきた時にバイトしてきます。岸際まで寄せてくるスピードでも反応が変わってきますので試してみて下さい
岸際が浅く、掛け上がりが沖側にある場合は、沖側にあるブレイクラインを跨ぐように斜めにキャストし、ブレイクライン上、または、ブレイクラインを越した所でバイトしてくるように仕掛けていきます。
底が見える岸際まで追って食わせてしまうと、バスとルアーのレンジのラインが一緒になりミスバイトの原因になるからです。そのようなバイトを出さない為にも食い上げさせる水深が必要で、水深50cm前後ある所でバイトさせた方が、食い上げるバイトになり易くミスバイト対策にもなります。
デジ巻きについて
僕の得意な釣りでもあるジョイクロのデジ巻きですが、どのくらいのスピードでアクションかければいいですか?と、よくご質問頂きます。
アクションのベースとしてはマーゴ001(ギア比8.1:1)で2秒弱で1回転のテンポで操作しています。
特にテンポは崩れても構いませんし、正確なアクションが出ないことも食わせ所となる大切なポイントなので、キッチリしたアクションを出そうとはしなくて大丈夫です。
大切なことはレンジキープです。その日や場所によっても異なりますが、ルアーが水面皮一から目視で確認出来る程の水深をキープ出来れば大丈夫です。
魚のやる気がない時やこれからの冬の季節は、5秒弱で1回転。もっと遅いほうが良い場合もあります。
チューニングについて
ウェイトチューンは、ルアーのレンジキープの為に行います。
ルアーを巻くスピードや足場の高さ。引きたいレンジによって重さが異なります。
ウエイトチューンの基本は【ジョイクロシリーズ×夏の霞ヶ浦 オカッパリでデカバス連発!オリジナル・クローラー・シフトの使い分け】に記載していますので是非ご覧ください。
今回はフックのチューニングをご紹介したいと思います。
デジ巻きをする時にジョイクロの良さを無くさず、もっと移動距離を抑えることができないかと思い、リアフックをフェザーフックに変えて移動距離を抑えていたのですが、着水時にルアーの背中に針が引っかかったり、マラブー系フェザーでは背中にフェザーが絡み付いたままになりミスバイトが多発するなどデメリットが多く止めました。
何かフェザーフックの替わりになるものはないかと考えながら鮎の友釣りをしていた時に3本針から4本針にすることでフェザーフックと同様に移動距離が抑えることが出来ることに気が付き、現在ではリアフックを4本針の♯4を使用しています。
フックポイントが背中側に引っ掛る事は完全には避けられなかった為、スプリットリングとフックアイの部分をゴム管で固定しています。
いよいよ季節は真冬ですが、この釣りはアクションが目視できて、操作が楽しい釣りなので集中力は続きやすいと思います。出たらデカい釣り、この機会に始めて見てください。それでは良い釣りを!