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ガンクラフト津島歩の「ハードルアーロジック」

寄稿:津島 歩
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秋のバス釣り特集

こんにちは。八郎潟をメインフィールドに活動している津島歩です。

今回は、トーナメント後半の秋シーズンに準優勝、優勝と尻上がりに成績を伸ばすことができた【八郎潟の効率的立ち回り方 】をご紹介したいと思います。

津島 歩(TsusimaAyumi) プロフィール

新潟県在住で秋田県八郎潟をホームフィールドに活動。2022年は八郎潟HBAトーナメントでは準優勝3回、優勝1回と2位以下に圧倒的な差をつけ悲願の年間優勝を果たした。ハードルアーや大型のワームを使ったストロングな釣りを得意とするアングラー。

釣れるバスフィッシングは確率論

まず始めに、バスフィッシングは生き物を相手にするので、個人的に”絶対”は無いと思っています。ですが、釣れる確率の高い釣り方は存在します。馴染みのある言葉だとシーズナルパターン等が良い例ですね。

“絶対”が無いならば、“絶対”に近づけたい。いかにして釣れる確率を上げることをできるかが大事です。今釣れる確率の高いエリアで、釣れる確率の高い釣り方にどれだけ時間をかけられるか。

何を言いたいかと言いますと、個人的に、釣れるバスフィッシングとは【確率論】だと思っています。これをトーナメントシーンにおいて私は常に心がけています。

釣れる確率を高める釣り方

さて、これ踏まえて今回のテーマである秋から冬にかけての八郎潟の”釣れる確率を高める釣り方”をご紹介します。

冬と言っても秋を引きずっている個体が多い。つまりキーは「秋」。また、一口に秋といっても様々なので、3つのステージに分けて考えていきます。

① 夏と秋が入り乱れる「秋の入口」
② 秋晴れも多く水温も安定する「The.秋」
③ 秋晴れと冷たい雨とで不安定な、いわゆる「晩秋」

…といった感じです。

①:広い範囲をテンポ良く探っていく

八郎潟では大体8月後半~9月半ばを目安ですが、夏の雨量でかなり前後するので、移り変わりが見極めにくい季節。

真夏の水温35℃、アオコ全開カレント無し地獄を耐え忍んだバス達は、秋っぽい雨や気温低下により適水温に近づくに連れて盛んに食いが立ち始めます。これはカレントが効いて水の良いエリアほど顕著です。

よって、この時期はルアー云々やレンジ等よりもエリアを優先したほう確立が高いです。優先度合でいけばこのような感じになります。

エリアを探していく上で、有効的になるルアーはハードルアーをオススメします。これはこの時期に限ったことではなく、さらに季節が進んだ冬などシーズン通して言えることですが、八郎潟は広大なフィールドかつマッディーウォーターの為、八郎潟経験が少ないとワームやフィネスで釣れるエリアなのかそうでないのか探っていくのに、釣れそうな雰囲気の場所が多すぎて時間がいくらあっても足りません。

なので、早く広く様々なレンジを探れるルアーでランガンするのが効果的になります。この時期オススメなのがガンクラフトのスピナーベイト「キラーズベイト」です。

ガンクラフト公式「キラーズベイト」詳細ページはこちら

キラーズベイトの特長は、ブレード連結一体化による、バジング、フォールまで高次元でこなせる攻略範囲の広さです。反面、リトリーブのアピール力は若干弱めですが、それがまたサイズ問わずバスを連れてきてくれる要素になっていて、サーチルアーとしては超優秀です。

津島流キラーズベイトの使い方

先ずはバジングで水面をサーチし、フォールで橋脚や立杭等の縦ストを探ります。その後、広い範囲をテンポよくリトリーブでサーチ。ブレードからフックまで一つのラインになっているので飛距離も出しやすいだけでなく、立ち上がりが早いので、岸際をきっちり攻めることができます。

これで、水の良さそうなエリアを色々巡り、反応の良い場所をみつけたらもうその日は安泰。この時期の八郎潟は一等地にバスが入れ替わりどんどん入ってきます。そこでさらに釣果を伸ばす為に、そのエリアが夏のコンディションなのか秋のコンディションなのかを、バスのレンジやメインとなるエサからじっくり突き詰めていくことが、確率の高い釣り方を見つけ出す近道です。

使用タックル

ロッド : RUDDER(ラダー) KGB-00 4-640MH【ガンクラフト】

リール :メタニウムHG 【シマノ】

ライン : シーガーR18フロロリミテッド12lb 【クレハ】

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