【デカバスを“狙って”釣れる時期】水野浩聡が語る秋~冬にハイシーズンを迎えるルアーとは?
こんにちは! 水野浩聡です。
いよいよ12月突入で、今年も残すところあと1ヶ月となりましたね。まあ、毎年この時期思うことなんですが、1年あっという間すぎて「まだまだ全然時間が足りない!」とつくづく思います。
そんな12月初っ端のタイミングで、いきなり今シーズン最強の寒波がやってきてますね。
12月初めに最強の寒波が到来!今後バスはどう動く?
11月が例年以上に暖かく感じられたので、ずーっと秋のパターンとして巻き物をやったり、比較的浅いレンジでバスを食わせていたりすることが多かったんですが、この寒波で少しバスの動きにも変化が出てきそうな予感。
とは言っても、水温は10度以上あるところも多いので、まだ冬というよりかは、今からやっと晩秋といった季節感で、自分の中では推移しています。
徐々に、サイズの小さな個体から、風の影響や流れの影響を受けにくいところで、なおかつしっかりと水深を要しているエリアなどに固まりつつあったんですが、この寒波でよりそれが顕著になり、動くバスとあまり動かないバスの二極化が際立つタイミング。言い方を変えると、狙ってデカい個体が釣れる!という時期にもなります。
ここから12月いっぱいくらいまでは、まだ最低水温期に入る前なので、ストイックなビッグバスゲームができるだろうと、次の釣行を僕自身も心待ちにしています。
今週は減水リザーバーへ
今週は、減水リザーバーに行き、バスにとっての天井が下がることでディープレンジに落ちたバスを「TNバイブレーション/70」でキャッチ。
Name | Length | Weight | Type | Hook Size | Price(税別) |
---|---|---|---|---|---|
TN70 | 70mm | 18.0g | Sinking | ST36MF フロント#4/リア#6 | ¥1,815 |
ジャッカル公式「TNバイブレーション/70」の詳細ページ
久々に出向いたフィールドでもあったので、シャローからミドルレンジなどを大きく見ながら釣りを展開し、結局辿り着いたのは5m以深のディープ。広くチェックしながらの釣りでは、やはりこの時期の超定番のTNシリーズが活躍しました。
最終的には、この「TNバイブレーション/70」を対岸側のブレイクに沿って、階段落としの要領でコロコロと落としていった先でのバイト。
普通に巻くとレンジが浮いてきてしまうし、投げた先から手前にかけて水深が落ちていく(ダウンヒルアプローチ)地形に沿って「TNバイブレーション/70」をさばきたかったので、管理釣り場などでよくやる「デジ巻き」をし、しっかりとボトムを感じながら落としていった結果の、グッドサイズに出会えました。
「TNバイブレーション」は、口元にタングステンウェイトが装着したアウトメタルシステムがあるおかげで、ボトムでの着底姿勢も必ず立ち、横倒れしないので、根掛かりの減少はもちろんのこと、着底時のバイトもフックアップしやすいんですね。
巻くのはもちろん、リフト&フォールやデジ巻き、さらにはボトムズル引きなどの巻き方もストレスなく高次元でできるので、行った先々のフィールドの地形に合わせたアプローチができるのが強みです。
そんな「TNバイブレーション」だからこそ取れたグッドコンディションだったので、めちゃ嬉しかったですし、その良さを改めて再確認できました。
TNバイブレーションに新サイズ「TN38」デビュー!
さて、この「TNバイブレーション」ですが、まもなく僕が開発に携わらせていただいた「TN38」が発売になります。おそらく12月中旬くらいにはお店に並ぶのかなと予想しています。
Name | Length | Weight | Type | Hook | Quanity | Price(税込) |
---|---|---|---|---|---|---|
TN38 | 38mm | 5.1g | Sinking | #12 | 1 | ¥1,650 |
ジャッカル公式「TN38」の詳細ページはコチラ
TN20th 20周年記念企画も同時に登場!
さらに、このタイミングで「TN20th 20周年記念企画」の「TNバイブレーション」も発売。
これは、ジャッカルの各プロがリクエストしたモデルにオリジナルカラーが施されたもので、僕のモデルは、「TNバイブレーション/60サイレント」に、デビルズクリアーというカラーをリクエストさせていただきました。
昔から水馴染みの良いカラーリングが大好きな水野ですが、今回も例外なく、ベースカラーは比較的水馴染みの良いブルーを配色し、強すぎないフラッシングを放つシルバータイガーを入れました。
さらに腹部は、個人的に大好きなチャートベリー。
本来ハードルアーが苦手とされるクリアウォーター下でもハードルアーを巻きたい、少しでも多く釣れたいという思いから、この水馴染みの良いカラーを様々なルアー(スーパーイラプションJr.、デラスピン、デラバズなど)に入れさせていただいていたんですが、今回大好きな「TNバイブレーション」にも加えさせてもらいました。
「TNバイブレーション」の特性上、少し水に色が付いた場所での使用をオススメしますが、水温が下がり、若干水質がクリアアップしてきたなぁ…とか、他のカラーを使用した後のカラーローテで追加のバスを釣っていきたい! などのタイミングでぜひお使いいただければと思います。
秋から冬にかけては、TNバイブレーションのハイシーズン
寒い中で釣果を出す秘訣の1つは、リズム良く釣りができるルアーを信じて投げ込む! ということを僕も色んな機会で話してきましたが、まさに「TNバイブレーショ」はそれにピッタリ当てはまるアイテムですし、これからの厳寒期は、きっちりボトムに当てながら巻くということをとにかく徹底して巻いてみてくださいね!
ボトムに当てながら使っても、最も根がかりしにくい「TNバイブレーション」ならリズムよく、ストレスなく巻いてこれます! きっと冬の貴重な1本に出会えるアイテムになってくれますよ!
オススメタックル
・ロッド:ポイズンアドレナ(1610M-2)【ジャッカル×シマノ】
・リール:メタニウム(HG)【シマノ】
・ライン:レッドスプール(14Lb)【ジャッカル】
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