激釣ニキすなっぴーが足を震わせ、渚の女流剣師もっきーが肩を落としたワケ
今回はいつもと少し趣向を変えて、オフィシャルスタッフのロケ模様をお届けします。

レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール
ロケの洗礼
私たちメディアに出るアングラーがロケを行う場合、おおよその場合は自身が持つ良く釣れるポイントで行うか、もしくは自信未実績初場所の地で魚を探しながら釣るかのどちらかである事が多く、前者では主にルアーチョイスやフィールドに合わせた釣り方(戦略やメソッドなど)の紹介が主体のロケで、後者では初場所での地形把握やポイントの探し方の要諦などを解説するロケとなります。
したがって、どちらが大変かと言えば当然後者の未実績の場所で釣るロケの方が大変なのですが、プライベート釣行と違ってハズシは許されない立場なので海況や潮や天候など幾種類もの要素を加味しながらロケ日を決めるのですが、逆にメディア都合によってはロケ日ありき(特に雑誌はシーズンイン前のロケがほとんど)のスケジュールでコチラがそれに合わせる場合も多く、ロケ地の選択には毎回苦労させられるのです。
さて今回は、この4月からINX社員となった「田中もきぎ(もっきー)」と、INXオフィシャルスタッフ「関 素直(すなっぴー)」の二名に初のプロカメラマンによるインクス公式ロケをお願いした顛末をご紹介したいと思います。
二人とも常日頃は非常に良く釣る釣り人であり、社内自撮りロケにも何度も顔を出しているのですが、初の公式ロケとあって選んだロケ地は福岡在住の二人らしく長崎の離島である高島。当然のこと、この釣り場は二人のとっておきの場所であり、じっさい過去何度も良い思いをしているA級釣り場でもあります。ところがロケを開始してみると、よりによってロケの日にかぎって特A級の立ち位置は台風で潰され、他の場所でも何でなんだっ?!と思うほど魚ッ気が無い(笑)
まあプライベートではとても良く釣る腕達者なアングラーでもプロの立場に立つといつかは味わう悲哀であり、どんな条件下でもいかに外さないかがプロのプロたる所以ともなるわけですが、大自然が相手の釣りはそうそう簡単に微笑んではくれません。
と言うことで、初の公式ロケかつホーム釣り場で見事に外す模様をあえてお届けし、仕事の釣りの厳しさを垣間見た二人が近いうちに必ずリベンジロケも果たしてくれるであろう事も期待して、釣れない中必死に真摯に闘った様子をご覧頂ければと思います^^
注:本文内の釣果写真はすべて過去の同地で釣れたものです。
当日の様子はこちら