2万円台で購入できるショアジギング&ショアプラッギングロッド、テイルウォークの「RIZE SHOOTER SSD(ライズシューターSSD)」。
1本でジグからプラグと幅広く扱うことができ、機種のラインナップも2ピースモデルは5機種・3ピースモデルは2機種と様々なシチュエーション・エリア・ターゲットに対応したシリーズとなります。
出典:テイルウォーク公式「RIZE SHOOTER SSD」詳細ページ
ライズシューターSSD【テイルウォーク】
モデル | レングス (ft.in) | ピース | 仕舞寸 (cm) | ロッドウエイト (g) | ルアーウエイト (g) | ラインウエイト (PEライン 号) | グリップ全長 (mm) | リアグリップ (mm) | 本体価格 (税抜) |
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S96ML | 9.6 | 2 | 149 | 212 | JIG:max 50PLUG:max 40 | max 2.0 | 640 | 400 | 23,000円 |
S100M | 10.0 | 2 | 157 | 255 | JIG:max 60PLUG:max 45 | max 2.5 | 640 | 400 | 24,000円 |
S96MH | 9.6 | 2 | 150 | 268 | JIG:max 80PLUG:max 65 | max 3.0 | 640 | 400 | 25,000円 |
S100MH | 10.0 | 2 | 157 | 274 | JIG:max 80PLUG:max 65 | max 3.0 | 640 | 400 | 26,000円 |
S910H | 9.10 | 2 | 155 | 279 | JIG:max 100PLUG:max 85 | max 4.0 | 640 | 400 | 27,000円 |
S100M-P3 | 10.0 | 3 | 108 | 238 | JIG:max 60PLUG:max 45 | max 2.5 | 640 | 400 | 25,000円 |
S100MH-P3 | 10.0 | 3 | 108 | 248 | JIG:max 80PLUG:max 65 | max 3.0 | 640 | 400 | 27,000円 |
テイルウォーク公式「RIZE SHOOTER SSD」詳細ページはこちら
テイルウォークのこれまでのデータを活かした新たなショアジグ&プラッギングモデル
SSDシリーズは、手ごろな価格帯ながらも、機能性・基本性能に優れたハイスタンダードシリーズ。
なかでも今作の「ライズシューターSSD」はテイルウォークの人気シリーズ「オキナワマンビカ」で培われたショアジグロッドのデータを活かしつつ、手軽で扱いやすい、それでいてトラブルレスなロッドに仕上げられえています。
なかでも注目のポイントが、グリップ部分に搭載されたアルミ製のメタルパーツ。
デザイン性はもちろん、キャスト時のスイングスピードを加速させるなど、より遠投性を高めています。かくいう記者も3ピースモデルの「S100M-P3」を使用しており、その遠投性能を実感。
また持ったときのロッドバランス、持ち重り感が出ないよう工夫されているなど、アングラーへの負担も軽減されています。
リリースポイントも若干広めに設定されており、キャストし続けたときなど集中が途切れがちな場面でもトラブルなくしっかり飛ばすことができます。
ロッドパワーもかなり強く、振り抜いた時のキャストフィーリングも良く、規定表記MAXのジグやプラグを投げた際も余力を感じさせるほど。ショアジギングのマルチピースモデルなどは、キャストしたときに感じられるパワー不足や不安感がつきがちですが、「ライズシューターSSD」に関してはそう言った心配は一切不要。
記者が購入した「S100M-P3」に関しても、ジグMAXの60g・プラグマックスの45gをフルキャストしても全く不安感を感じさせないものでした。逆に20g以下のような軽量のルアーは、ロッドのパワーに負けてしまい、キャストしにくかったり、操作感を失ってしまうかもしれません。
青物やヒラスズキを狙ったプラグや、ロックフィッシュを狙うヘビーウエイトのリグなど、重ためもしくはファイト時のパワーが求められるロッドにはぴったりと感じました。
ロッドもパワーに特化した性能なので、ジグヘッドワームや軽めのシンペンなど、ティップのしなりを活かして一定のテンションを掛けて誘うようなルアーはやや苦手に感じるかもしれません。ジグやトップウォーターをジャーキングさせたり、ファイト中の強引なやりとりが必要な場面には間違いなく活躍してくれることでしょう。
あまりのロッドの強さに、これまで釣っていた魚に物足りなさを感じてしまうかもしれません。それほどロッドパワーが強いので、万が一の大物でも、恐れずにフルファイトが楽しめます。
特に足場が磯や障害物がある場合にも、強引に引き寄せるのでランディング時のトラブル回避にも大いに活躍します。
そして最後は、持ち重り感の軽減。
ライズシューターSSDでは各機種によってガイド設計が異なり、持ち重り感を軽減するための工夫が凝らされています。
ML~Mクラスのロッドでは、ティップからベリーのガイドがシングルフットのモデルを採用。MHから上のパワーのモデルは、先端付近のガイドはLKWSGというダブルフットの中でも軽いモデルを採用しています。
また、ガイドはすべてフジ工業のSiCリングを搭載。激しいファイトや引き寄せる際の摩擦熱を瞬時に拡散し、低摩擦抵抗によって20倍以上のライン寿命を記録するなど、ラインの寿命を延ばす効果も備わっているのだそう。
とにかく持ち重り感が軽減されているので、アングラーにも負担が少ないのが特長です。ショアジギング・プラッギングは投げ続けることが釣果への近道。しかし重すぎるロッドでは、アングラーの体力が持ちません。
だからこそ、投げ続けられる軽さ・持ち重り感・バランスが重要になります。
これからの季節は大型の青物も狙いやすくなるタイミング。ショアジギングで大物を狙いたい!なんて考えている方はぜひ、「ライズシューターSSD」チェックしてみてください。
出典:YouTubeチャンネル「tailwalk テイルウォーク」詳細ページ