エギングが楽しい季節となりました。
エギングではイカの繊細なアタリを捉えるため、感度は非常に重要。
そのためタックルセレクトはもちろん、ラインも釣果に大きく関係してきます。
今回は、そんなエギングシーンで活躍する高比重PEライン、ゴーセンの「PE ワイルドジャーク エギ」をピックアップ。
出典:ゴーセン公式「PE ワイルドジャーク エギ」詳細ページ
「PE ワイルドジャーク エギ」は、トップエギンガーと称される重見典宏プロ監修のエギング専用ライン。
独自の比重設計に加え、視認性・感度とよりシビアなエギングシーンを打破できる高比重の“沈むPEライン”になります。
PE ワイルドジャーク エギ【ゴーセン】
PEワイルドジャークエギには150mと210mでラインナップされています。
号数(Lb) | 参考直強力(MAX:kg) | 比重 |
0.5(9lb) | 4.1 | 1.24 |
0.6(11lb) | 5.0 | 1.19 |
0.8(13lb) | 6.0 | 1.14 |
号数(Lb) | 参考直強力(MAX:kg) | 比重 |
0.5(9lb) | 4.1 | 1.24 |
0.6(11lb) | 5.0 | 1.19 |
ゴーセン公式「ワイルドジャークライン」詳細ページはこちら
フロロカーボンリーダー「ワイルドジャークエギリーダー」
「PEワイルドジャークエギ」の高比重PEラインにあわせて、エギング用フロロカーボンリーダー「ワイルドジャークエギリーダー」も展開されています。
初期伸度を極限まで抑えた高感度設計で、PEラインの高感度性能との相乗効果で、よりアタリを明確に伝達することができるリーダーです。また、特殊2層コーティングによりチタンポリマー+シリコーンポリマーのダブルポリマー効果で「耐摩耗性」「耐吸水性」「平滑性」もUP!
耐久性が大幅に上がることで、激しいラインアクションにも対応することができる性能になっています。
号数 | 長さ | 価格(税込) |
1.5(6lb) | 30m | 1,320円 |
1.75(7lb) | 30m | 1,320円 |
2(8lb) | 30m | 1,320円 |
2.5(10lb) | 30m | 1,320円 |
高比重PEラインのメリットについて
まず、ここでは高比重のPEラインメリットについて紹介していきます。
通常のPEラインは水より軽い比重のため、着水後はエギの重さに引っ張られて沈んでいきます。そのため、着水後水面に浮かんだラインは風や波の影響を受けやすくなってしまいます。
対して、高比重のPEラインの場合は、冒頭でもふれたように風など強いときの影響を軽減することが可能。
高比重で沈み込みが早いため、風や潮に流されにくく、足場が高い堤防などでもラインが水面により近くなるため、同様のメリットが受けられます。
また、沈む特性のため潮への馴染みが速く、よりアタリも明確に伝わるといったメリットも上げられます。
重い!見える!感じる!の三拍子がそろったエギング専用ライン
「PE ワイルドジャーク エギ」の注目のポイントは、「比重・視認性・感度」の3つ!
ここでは、そのこだわりのポイントを解説していきます!
ゴーセンHPにて重見プロへのインタビューも公開されています。ゴーセン加入からWILDJERK EGIの開発といったヒストリーが語られています。
重見プロへのインタビュー記事はコチラ
潮なじみが早いPEライン!
重見プロこだわりの一つが、比重。
比重といっても様々な要素がありますが、特に重視したのは、潮なじみが早さがあげられます。
一般的なPEラインは水面に浮く(比重0.97程度)なのに対し、「PE ワイルドジャーク エギ」は比重を重くすることでゆっくりと沈んでいく仕様。
出典:YouTubeチャンネル「GOSEN FishingTV」詳細ページ
もちろん沈むといっても、エギに引っ張られるように水中へスルスルと沈むのではなく、水面になじむようにゆっくりと漂う感じを意識したとのこと。
前述したように潮馴染みが良い=ラインの弛みが少なくなるため、アタリはもちろん着底感など伝わってくる情報がクリアになるのだそう。
キャストやシャクった後にラインスラックは、エギの操作のブレにもつながります。
特にタフなコンディション時には、このわずかなブレで見切られることも。これを改善するのが高比重PEライン。
ただ重くするのではなく、絶妙に漂わせる比重設計にすることで、風や気圧の変化を受けにくくし、エギの操作性をキープ。またラインメンディングの調整もより楽にしてくれます。
抜群の視認性!
そしてこだわりの2つ目の視認性!
イエローカモフラージュカラーを採用することで視認性抜群の仕上がりになっています!
ボトムに着く感覚やラインのわずかな変化を見逃さないカラーになっています。
強度・感度・安定性を保ったライン性能
そして最後は感度。「PE ワイルドジャーク エギ」では、ゴーセン独自の「W‐Core製法」を採用しています。
この「W‐Core製法」は高比重繊維の芯とPEの芯を組み合わせて安定させた製法で、PEという組糸の中に高比重繊維の芯が一本通っているといった製法になります。
これにより、製法が難しいといわれていた高比重PEラインのデメリットをカバー。ラインに芯を通すことで、感度と強度にも優れるなど非常に優秀なラインに仕上がっています。
以上のように、「PE ワイルドジャーク エギ」はエギングにおけるPEラインのデメリットを解消し、より釣果を伸ばしやすい性能となります。
秋イカはもちろん、よりタフになる春イカにも有効です。ぜひチェックしてみてください!