こんにちは!ヤマガブランクス広報部です。
今回は新潟県在住のフィールドスタッフ猪俣氏より、宮城・金華山周辺エリアでのボートロックゲームの模様をレポート頂きました。
使用ロッドは2022年の登場がまだ記憶に新しい「EARLY610MH/Bait for Boat」になります。
「EARLY610MH/Bait for Boat」は反発力と張りのあるハイレスポンスなロッド設計が特長。
今回のようなボートロックゲームはもちろんのこと、シーバスゲームの大型ベイトパターンなどにも対応し、2オンスまでのやや大型トッププラグやジョイントルアーを使用するボートシーバスゲーム、またシーバスのヒットレンジが深い場合はディープダイバー、ヘビーシンキングミノー、ウェイトのあるバイブレーション等を使用したディープ攻略も可能な“高汎用ベイトモデル”になります。
東北・金華山ボートロックフィッシュゲーム【寄稿:猪俣敬太】
水温が下がり始めた11月初旬の宮城県・牡鹿半島。
夏の高水温を乗り越えたロックフィッシュ達の、スポーニングシーズンの到来です。釣行日は11月の初旬で、水温は16~17度とスポーニングの開幕を告げる条件となりました。
今回釣行したエリアは、東北ロックフィッシュの聖地と言われる「金華山(きんかさん)」周辺の海域。牡鹿半島の先端外側に位置する為、海上の条件に左右されやすく、冬が近づく程に釣行率が低くなります。運が見方をして辿り着けたならば、圧巻される景色と、大自然が織りなす雄大な造形美、そこに住む動植物たちが目に飛び込んできます。
まさに聖地と呼ぶに相応しい釣果と自然に恵まれる、ロックフィッシュアングラー憧れのエリア。
狙いはスポーニングでシャロ―に入って来る大型の「アイナメ」と「ベッコウゾイ」で、ロッドは「EARLY610MH/B for Boat」に、フロロ20LB+シンカーは14g~42gの組み合わせで1日通しました。
高反発ながらもしっかりと曲がり込む「EARLY610MH/B for Boat」の特性は、ボートロックでのキャスティング・ファイト時の追従性を考えれば使いやすいロッドです。
ボートロックフィッシュは水深に合わせてフロロとPEを使い分ける事が重要で、水深・シンカーの重さ・仕様しているフックサイズ(軸の太さ)全てを考えて、どんなタックルバランスで挑むのが正解なのか?毎回の釣行で自問自答しながらの日々ですが、バイトを感じてしっかりとフッキングさせる釣りでは需要な要素です。
当日は、ベッコウゾイをメインにしていたので、大型のワームを使う時間が多くアイナメの数が伸びませんでしたが、婚姻色に染まった50㎝に迫る大型をキャッチできました。ベッコウゾイは独特の吸引系バイトに対してフッキングが甘く、2回のバラシで終わりました。いずれも重量感のあるサイズだったので、良型を確信している事で非常に悔しい結果となりました。
これから最盛期に入り、プリスポーンの2㎏を超えるようなメスの個体も釣れてきます。東北エリアに通い込み感じたのは、どのアングラーもロックフィッシュ1匹1匹を大切にしている事です。特に産卵を控えた個体をネットに入れてリリースしている場面を多々見ています。1年の中で魚を最も大切にしたい時期ですが、婚姻色が入った美しい個体に出会えるのもこの時期です。
ロッド:EARLY610MH/Bait for Boat
リール:22カルカッタコンクエスト200XG(シマノ)
ライン:FCスナイパーBMS AZAYAKA 20LB(サンライン)
ルアー:ワーム各種
アイナメ→3~4インチ
ベッコウゾイ→8~10インチ
シンカー:テキサスリグ/14g~42g
使用ロッド
ルアーウェイト:10g~50g / 適合ライン:PE1.2~2.5 / ロッド全長:2100mm / 重量:125g
さらに詳しいロッド解説はこちらから
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