【そのエギは矛盾している】動かずに泳ぐ？「安定性」を追求したティップラン専用エギ、ヤマシタ「エギ王TR」
朝晩はグッと冷え込むようになり。
いい時期になってきました、ティップランエギングの。
好調という今年のティップランエギングに、「安定性」を追求したこんなエギはイカがでしょうか。
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エギ王TR
ヤマシタ公式「エギ王TR」詳細ページはこちら
目指したのはティップランで重要とされる「安定性」
ティップランで重要とされる「安定性」を目指したティップラン専用エギ。アクション後に“ピタッ”と止められる「安定性」が最大の特長で、水中で無防備なベイトを演出。イカがエギを捕らえやすい状況を作れるとのこと。
安定性とは「動かずに泳ぐ」という、言わば矛盾した要素の融合。
アタリが集中すると言われる誘いの直後からエギを止めてアタリを待つタイミングで、エギがスラロームしてしまったりブレが生じないよう細部にまでこだわりが。「フィン」＋「シンカー」 ＋「ボディ」そして今回リニューアルされた「デカ針」の相乗効果による全身安定構造で、アタリが欲しいここぞというタイミングでピタッと止めることができる専用設計。
縦・横方向のブレを制御するために十字形状のフィンを採用したハイドロフィンTRを採用。また490グローを採用しておりフィン自体がしっかりアピール
独自の発想で設計されたハイドロボディ。通常のエギに比べ、横へ鋭角に張り出したようなシェイプが、エギ王TRの安定感を支えるために非常に重要な役割。
蓄熱効果のある布を使い、船上で蓄えた熱を海中へと届け、エギに生命感を与えるウォームジャケットを採用
新しくなったエギ王TRの2つの特長
エギ王TRといえば、2022年リニューアルされたのも記憶に新しいところ。
どこがどう変わったかというと。
リア側のフックが大きくなりました。なんだそんなことか…と侮るなかれ。リア側だけ大きくすることでパラシュート効果となり、エギの動きを安定させるとのこと。もちろんフッキングも良くなり身切れの抑制にも貢献。
エギ王TRの大きな特長の1つとも言える「ハイドロシンカー」が今回から錫仕様に変更。鉛に比べ環境に優しく、また従来の鉛に比べ比重が軽く最適な安定性能を引き出すことにも貢献。よりナチュラルなアクションにも期待。
スペック＆カラーラインナップ
| サイズ | 3.5号 | 3号 |
|---|---|---|
| 重量 | 27g | 21g |
| 沈下スピード | 1.2秒/m | 1.5秒/m |
3.5号に3号が加わって、2サイズがラインナップ。幅広いシチュエーションのイカを狙うことが可能に。
追加された3号の重量は21gで、3.5号に比べややスローにフォール。イカが小さいときや、3.5号では少しアピールが強すぎる、そんなときに良さげ。仕様やカラーなどは実績十分の3.5号を踏襲。同じカラーでアピールを少し落とす…など、サイズローテも可能に。
カラーはケイムラ系カラーも加わり、全8色がラインナップ。
ティップランでも実績が高い不可欠カラー金アジ。フラッシングで広範囲からイカを呼び寄せる効果に期待。
ショアのマヅメ時に効果的なカラーが登場。緑と赤のコントラストがイカの視覚を刺激。海中に溶け込むグリーンとシルエット効果がある赤テープの組み合わせが、光が届きにくいデープエリアのイカを誘惑。
オレンジ背色+金テープボディのド定番カラー。アピール力が強く、群れと遭遇したラッシュ時などには効率よくイカを仕留められるカラーとも。
濁り潮やディープエリアで活躍するカラー。赤テープによりシルエットがハッキリと映し出され、薄暗い状況下でもイカにアピール。
シーンを選ばず活躍する大人気カラー。澄潮やディープエリアでの実績が高いカラーとも。
ケイムラボディとピンクを組み合わせた定番カラー。澄潮はもちろん、笹濁り時にもしっかりとイカにアピールするカラー。
ケイムラボディとクリアブルーの組み合わせが澄潮に馴染み、活性の低いイカに効果を発揮するとされるカラー。
怪しく透けるパープルボディで定番色をアレンジしたカラー。
リニューアルに続き、新サイズ3号の登場で盤石の布陣に。秋のハイシーズンに向けて、そろそろ準備の方はイカがでしょうか。
