【ハマる人続出!?】「ルアーマンがルアー以外にハマる釣りとは?」
WEB連載「トモ清水のガッ釣りソルト」第178回
【ハマる人続出!?】「ルアーマンがルアー以外にハマる釣りとは?」
11月に入ると立冬を迎え、冬にむけて季節が進んでいくわけですが、賑やかだった海も水温の低下に伴い、陸から釣れる魚種がだんだん減っていきます。
陸から釣れる魚種が減るといっても、船に乗ればまだまだ多くの魚種が狙え、旬を迎えている魚も多く存在します。冬になれば、バストーナメントもオフシーズンに入り、バスプロでもカワハギの釣りを楽しむ方も多くいます。わたくしトモ清水も同様で、このシーズンは、船に乗って旬なお魚を狙うことも多く、先日も愛知の知多半島へ、カットウ釣り、つまりフグを狙いに。
というわけで、今回はルアーマンがルアー以外にハマる釣り「オススメな船釣り」をご紹介したいと思います。
トモ清水的「オススメな船釣り」
今回、愛知の大進丸さんにお世話になりました。ショウサイフグ、ヒガンフグが沢山釣れたので、フグ鍋やフグの唐揚げ、もちろん刺身で美味しく頂きます。まだ冷凍庫にストックが多くあるので、寒くなるこの時期は、やはり鍋ですかね~。
売上急上昇のロッド
アブガルシアで売上が急上昇しているロッド、それが船釣り用ロッド「黒船」。ルアーではなく、カワハギやアジなど、エサを使った釣りで使用するロッドで、2017年に立ち上げたブランドです。今年で6年目に入るわけですが、毎年コンスタントに売上を伸ばし続けているんです。
アブガルシア公式「黒船」の詳細ページはコチラ
「黒船」シリーズのロッドは、ルアーマンでもエサ釣りビギナーの方でも、「ちょっと船釣りを始めてみたい」という時にぴったりなプライス。低価格ながらしっかり竿頭(釣果トップ)も狙える本格的な船竿に仕上がっています。
バスフィッシングのオフシーズンである冬にカワハギを釣ってみたい、というバスアングラーも、この黒船のカワハギロッドで気軽に船釣りを楽しめます。1年で限られた時だけ使うにもお手頃な価格設定になっているのが特長です。
カワハギの肝も大きくなっている冬。3月くらいまでがハイシーズンで、まさにこれからが最も旬です。
2021年「黒船」売上ランキング
2021年のアブガルシア黒船シリーズで実際によく売れたジャンルはこちらです!
第1位:テンヤマダイ
第2位:カワハギ
第3位:タチウオテンヤ
第4位:ライト五目
第5位:ライトヒラメ
ルアーと動かし方が似てるのでルアーマンはハマるはず!
テンヤマダイが人気ですね。ルアーマンにとってはテンヤはジグヘッドみたいなもの。リフト&フォールを繰り返し、フォール中のアタリを取っていく繊細なテンヤマダイは、ルアーマンがやると得意なハズです。
ラインナップも豊富!
続いてやはり大人気のカワハギ。これからのシーズンは肝パンで、肝和え醤油に、カワハギの刺身をつけて頂く、最高のシーズン。ゲーム性も非常に高く、大人気なのも納得。7:3調子、8:2調子、9:1調子とラインナップも豊富です。
東京湾でもブーム!?
3位のタチウオテンヤは、関西で定番の船釣りでしたが、最近では東京湾でも、このスタイルが定着しつつあります。
続いて、トモ清水的、ルアーマンがハマる船釣り勝手にランキングがこちらっ!
トモ清水的!ルアーマンがハマる船釣りランキング!
第1位:カワハギ
第2位:タチウオテンヤ
第3位:カットウ
第4位:テンヤマダイ
第5位:マルイカ
エサ取り名人“カワハギ”をいかにかけるか?ゲーム性が高くオススメ!
冒頭に述べた通り、バスプロもハマる船釣りがカワハギ。腕の差で釣果に差が出るのも人気の秘密。
色々なテクニックが存在し、トーナメントがあるほどゲーム性も高く、ルアーに通じるところがあるので、やはり堂々の第1位だと思います。
ゼロテン、タルマセ、タタキ、あらゆるテクニックを駆使して、エサ取り名人のカワハギをいかに掛けていくか、やればやるほど面白い、ルアーに負けないゲーム性の高さがカワハギ釣りにはあります!
トーナメントも行われるほど人気!ハマる人が続出中!?
2位とさせて頂いたタチウオテンヤは、こちらもトーナメントが行われるほど人気で、今まさにハイシーズン。乗せ調子や掛け調子のロッドを使い分けて、状況に合わせて釣りを変化させていく、面白い釣り。ドラゴン級の引きも強烈で、食べても美味しい人気のタチウオ。こちらも私の周りで、このタチウオテンヤにハマるルアーマンが続出中。
これから流行る可能性高し!?
3位にしたカットウ釣り。
関西にも船宿が増えてきました。今回お世話になった中京エリアでも大人気のジャンルです。
しかし、まだまだルアーマンがエントリーしている、という感じではなく、これからさらに人気が出てくるだろう、という予測と期待値で3位とさせて頂きました。
写真のようにハリにアオヤギ(貝の身)を付けて、カットウ針で近づいたフグを掛けていきます。
こちらもゲーム性が高く、ルアーマンもハマること間違いなし!
釣ったフグは、船宿が捌いてくれるので、本当に楽チン。疲れて帰宅し、捌く手間を考えれば、こういったスタイルは本当に助かります。剥き身状態なので、そのまま唐揚げも出来るし、鍋に入れるだけ。
フグにも何種類かいるのですが、メインはショウサイフグ。写真はアカメと呼ばれるヒガンフグ。こちらの方が高価で美味。ポイントにもよりますが、今回釣行した知多半島では20匹のショウサイフグに1匹ヒガンフグが混じるくらいの確率でした。
他にも様々な美味しい魚が釣れます
こちらは去年の11月、ちょうど1年前にいった茨城県のつれたか丸さんでのエギタコ。今年も釣れているようで、北関東では今が最もタコが釣れるシーズンです!
ちょっと前までは手釣りのスタイルでしたが、昨今ではエギを使用したスタイルが大人気。こちらのスタイルの方が、よりルアーチックで、ルアーマンも楽しめます。今回ランキングには入れてませんが、エギタコも人気急上昇で、オススメな船釣りです。
アマダイやアカムツ、そういった高級で美味しいお魚を狙えるのも船釣りの魅力。これらの魚はショアからはほぼ釣れないですからね。年を重ねると、こういった美味なお魚を求めていくようになるのかな?
黒船シリーズでは、アマダイ専用のロッドもラインナップしており、かなり充実したラインナップとなってきました。
ヤリイカのパラソル級。こちらも船釣りの魅力の1つ。透き通った新鮮なヤリイカも最高ですね!
仕掛け図も乗っているので、これからも初めてみたい方にも分かり易くなっています。
アブガルシア公式「黒船」の詳細ページはコチラ
わたくしトモ清水は、現在45歳。まわりも旬なグルメを求めて、船釣りする釣り友達が増えました。
船は楽だし、美味しい魚が釣れます。ルアーマンがエサの船釣りばかり行くようになっている話はよく聞きますし、これからも船釣りを楽しむ人が増えるのではないでしょうか。
船釣りの最大のネックである船酔いですが、カワハギやカットウ、タチウオテンヤなどは湾内で楽しめます。湾内だと外洋と違い、波が高くありません。まずは湖みたいなシチュエーションで楽しめる湾内の釣りものから始めるのがベストで、カワハギ、タチウオテンヤ、カットウ、マルイカなどのジャンルは、船酔いが心配なルアーマンにオススメです。
トモ清水でした!
See you next time!
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