ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【アーリーで自由な釣りを】ヤマガスタッフ厳選!アーリーシリーズ全15機種から、これからのシーバスゲームにおすすめのロッド5機種を紹介!

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

皆さんこんにちは!ヤマガブランクス広報部です。

さて、ヤマガブランクスのコンセプトは「軽く」「強く」「よく飛ぶ」です。

これらはロッドに求められるシンプルな要素でもありますが、とても大事なこの3つの要素を掲げて今日に至ります。特にソルトのルアーゲームにおいて、飛距離は非常に重要な要素だと常に考えています。

「EARLY」シリーズについて

そんなヤマガブランクスのショアキャスティングのシリーズにおいて、キャストフィール・遠投性能に徹底的にこだわったシリーズが「EARLY」シリーズになります。

EARLYシリーズは、アングラーの皆さんのゲームを制限せず、自由な発想で楽しんで貰うためにキャストフィール・遠投性能に徹底的にこだわったシリーズで、目安としてのカテゴリーは作っていますが、フォーサーフモデルを磯や河川で使用しても、フォーロックモデルをシーバスゲームで使用してもマッチするように、ロッド特性の違いはあれど、性能だけでない「投げやすさ」を何より重視しています。

今回はそんなアーリーシリーズの中からこれからベストシーズンを迎える、シーバスゲームにオススメなモデルを紹介したいと思います!

メインとなる機種

EARLY93M / 97MMH for Seabass

ヤマガブランクス公式「EARLY for Seabass」詳細ページはこちら

フォーシーバスの名の通り、シーバスゲームにおいては全国のフィールドとオールシーズン対応の2機種になります。フォーサーフモデルは曲げ込んだ際にバットがしっかり残るのが特長ですが、フォーシーバスの2機種はバット付近まで素直に曲がり「粘り強い」というのが特徴です。それよりフォーサーフよりもさらにキャストのリリースポイントが広く、軽量ルアーのキャストでもしっかりブランクに重みを乗せることができますので、ストレスなくキャストを続けることできます。

また、その粘りは追従性にも繋がっており、シーバスゲームにおいて永遠の課題でもあるエラ洗いなどによる”バラシ”も軽減しています。
フィールドやシーズンに幅広く対応するフォーシーバス2機種はヤマガブランクスのロッドラインナップの中でも自信を持ってシーバスゲームにオススメできる機種になります。

こちらも参考に

さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

【ミドルクラスを網羅】ヤマガブランクスNEWロッドシリーズ「EARLY(アーリー)」について訊く/ その7:EARLY 97MMH for Seabass

【ミドルクラスを網羅】ヤマガブランクスNEWロッドシリーズ「EARLY(アーリー)」について訊く/ その6:EARLY 93M for Seabass

ベイトタックルでオススメ

EARLY93MH/Bait for Rock

ベイトタックルでシーバスをしたいけど、フォーシーバスモデルにベイトロッドがない!と思われている方にオススメしたいモデルが「EARLY for Rock 93MH/Bait」になります。

ヤマガブランクス公式「EARLY for Rock」詳細ページはこちら

for Rockという点とMHというパワーから、“硬めのロッド”と思われるかもしれませんが、他にはないコンセプトのロックゲーム用ロッドで、ティップは軽い負荷でも素直に曲がり、バットにかけて粘り強く曲がるようなロッドです。ちなみにシーバスロッドシリーズのBallistick 93M/Baitと比較しても、Ballistickの方が高反発なロッドとなっており、静荷重比較があらわすように長さは同じでもロッド特性は全く異なります。

静荷重比較

特にシーバスゲームにおいてEARLY93MHは、ミノーなどの巻きの釣りとの相性が良好です。ティップがしなやかですので、ルアーの引き心地や感度も良く、不意のバイトにも柔軟に対応することができます。

また、なんといってもEARLY93MHは非常にキャストがしやすく、合わせていただくリールにもよりますが、10g以下のルアーも快適にキャストできつつ、ジョイント系ルアーを代表する固定重心の大型ルアーもベイトタックルの利点を活かしてキャストしていただくことができます。ベイトタックルに慣れていない方でもトラブルが少なく、キャストがしやすいモデルになっており、フィールドを選ばないオールラウンドに活躍してくれるモデルです。

小場所 / フィネスな攻略に

EARLY84ML/4pcs for Mobile

EARLY 84MLはショアのライトミドルゲームにおいて、シチュエーションやゲームを限定せず幅広いエリアやターゲットに対応できる高汎用性がメインコンセプトで、もちろんシーバスにもオススメになっています。

ヤマガブランクス公式「EARLY for Mobile」詳細ページはこちら

河川中流域から小場所などでのシーバスゲームを得意とし、7cm~9cmのミノーやシンキングペンシルをメインにMax12cmクラスまでを使用するようなシュチュエーションではシリーズの中でも84MLがベストマッチです。

また、捕食しているベイトが小さい場合や小型トップウォータープラグが有効なシチュエーションにも有効で、小型のジグヘッド+ワームや捕食しているベイトが小さく、ショートバイトが多発する場合など使用にもオススメです。

さらに84MLは4ピースロッドですが、携行性能だけではなく2ピースロッドと遜色ないキャストフィールと綺麗な曲がりを代表する性能面にはとことんこだわったモデルになります。

YBスタッフイチオシモデル

EARLY 96MMH/4pcs for Mobile

ライトショアジギング・サーフ・沖堤防など、様々なフィールドに対応しているこのEARLY 96MMHですが、シーバスゲームにもとてもオススメになっています。

ヤマガブランクス公式「EARLY for Mobile」詳細ページはこちら

推奨ルアーウェイトを見るとかなり強いモデルと思われるかもしれませんが、モバイルロッドという特性上ルアーウェイトは比較的広く設定しているモデルです。

使用感は静荷重比較を見ていただくとわかる通り、懐の深い曲がりが特徴でバットパワーは強いですが、EARLY 97MMHと同等のしなやかなティップを搭載していますので、おそらく皆様が思っているより繊細なロッドで、軽いルアーのキャストもしやすく、追従性も抜群です。

静荷重比較

シーバスゲーム全般でご使用いただけるルアー対応の幅広さが特徴ですが、特にオススメしたいのが、秋シーズンの大型ベイトに付いたランカーサイズのシーバスを狙うゲームです。14cmからそれ以上の大型ミノーも気持ちよくフルキャスト可能で、マルチピースロッドとは思えない飛距離も大きな魅力です。

また、マルチピースの携行性活かして磯のマルスズキや都市部河口エリアでの自電車釣行から、車に忍ばせて仕事帰りのちょっとしたシーバス狙いなどにも…活躍の幅が広く、色々な可能性を持ったモデルになっています。

最後に

EARLYシリーズは目安としてのカテゴリーは作っていますが、枠組みに縛られることなく、使い手の発想次第ではまだまだたくさんの可能性を秘めているシリーズです。

今回の記事もご参考にしていただき、自由にそして快適に釣りを楽しんでいただければ幸いです。

紹介ロッド一覧

●EARLY93M for Seabass

ルアーウェイト:7g~35g / 適合ライン:PE0.8~1.5 / ロッド全長:2819 mm / 重量:147g

●EARLY 97MMH for Seabass

ルアーウェイト:8g~42g / 適合ライン:PE1.0~2.0 / ロッド全長:2925mm / 重量:156g

●EARLY93MH/Bait for Rock

ルアーウェイト:8g~42g / 適合ライン:PE1.2~2.5 FC12~20lb / ロッド全長:2815mm / 重量:149g

●EARLY84ML/4pcs for Mobile

ルアーウェイト:5g~24g / 適合ライン:PE0.6~1.2 / ロッド全長:2540 mm / 重量:126g

●EARLY 96MMH/4pcs for Mobile

ルアーウェイト:10g~60g / 適合ライン:PE1.0~2.0 / ロッド全長:2915 mm / 重量:180g

ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)

釣竿製造の株式会社山鹿釣具のオリジナルブランドとして2008年に誕生したロッドメーカー「ヤマガブランクス」。より良い製品づくりを目指し、工場内で設計者と職人がコミュニケーションを取れるように、また多くのプロトロッドのテスト・改良をスピーディーに繰り返すために、ブランクの設計・巻きつけ・塗装・組み立て・出荷まで全てを国内自社工場で一貫生産し、その高品質なロッドに定評がある。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」