ゼナックが贈るロックショア・ショアジギングのHow To動画シリーズ、「ロックショア極意」。
現在21回まで公開されており、これまで基礎的なことからルアー・ロッド・リールの選び方などを紹介してきました。
今回の内容は、最も重要ともいえる“磯への持ち物”について。
ロックショアゲームでは主に瀬渡しで離島に向かうことが多くなります。そのため荷物や装備も多くなります。
アレもコレも持っていきたくなるところですが、ある程度の選択は必要です。ここでは、ロックショアに絶対に必要なアイテムや、そのアイテム収納について紹介していきます。
もちろん、今回もロックショアのレジェンド、本林将彦さんが解説してくれています。
基本的な持ち物について
まず最初にピックアップするのは、ロックショアで絶対に必要な持ち物について。
こちらは安全面で必要不可欠なアイテムになりますので、必ず用意しておきましょう。
一つ目はロッドケース。渡船の際に、ガイドやティップの破損などトラブル防止に不可欠です。
また、渡船の際はリールやルアーをロッド取り付けた状態で持ち込むと、破損のリスクだけでなく他の乗船される方へのケガの原因にもなります。なのでロッドやリールルアーは必ず外した状態で持ち込みましょう。
これさえあれば釣りができる、といった道具類はひとまとめにしておくとよいでしょう。
クーラーボックスも忘れずに持っていくようにしましょう。大きさに関しては、行くポイントなどで選ぶのが重要。
また、受け渡しがしやすいよう、あらかじめベルトや大き目の取っ手を用意しておくのがオススメです。
そして絶対に必要なアイテムがベストタイプのライフジャケット。
膨張式は万が一磯で流された場合、長時間浮いているのが厳しくなります。そうした意味でもベストタイプを選ぶようにしましょう。
もう一つが磯靴。本林さんのオススメは、ピンがセットされたラバーフェルトのソールのモデル。
こちらは海藻やコケなどで滑りやすい場面でも活躍するとのことで、ロックショアはじめ磯での釣りに欠かせないアイテムです。
そのほかにも宿泊する場合に必要なものも多数紹介されています。詳細は動画にてチェックしてみてください。
メインバッグについて
続いてはメインパックの中身について。
ルアーやリールはもちろんですが、ここではそれ以上のアイテムについて紹介していきます。
・ペグなどの金具類
・非常用の防寒ウエア
・緊急時のメディカルアイテム
・救出用スローロープ
ロックショアは常に危険との隣りあわせ。急な寒冷前線で船が近寄れず、次の日の朝まで磯で過ごさなければならない場面にも遭遇するかもしれません。そうした緊急時も対応できる装備を用意しておきましょう。
そのほかのメインバッグの詳細は動画にて公開されています。
パッキングについて
そして最後はパッキングについて。
持ち物が多くなりがちなロックショアで大切になるのがパッキング。ここではそのパッキング方法などについて紹介していきます。
リールや替えスプールなど収納にオススメなのがドライバッグ。ドライバッグは防水性・撥水性に優れるだけでなく、密閉にも優れているので空気バッグとしても活用が可能。
万が一、バッグを落としたとしても空気を含んだ状態で密閉されるので、クッション性が上がり壊れるリスクも軽減されます。
次にルアー収納について。磯では平らな場所が少なく、ボックスタイプでは滑って落ちてしまうことも多々あります。そんな時に便利なのが、バッグタイプ。
100円ショップの文房具類で使用されるビニールタイプのバッグがオススメとのこと。
ロックショアは他の釣りに比べより自然との距離が近い釣りになります。そのため、必要な装備やアイテムも多くなります。釣りを楽しむうえで安全面は十分に注意しなければならないところ。
ぜひロックショアへ行く前にこちらの動画をチェックしてみてください。