みなさんこんにちは、エバーグリーンフィールドスタッフのアッキー(青 亮彦)です!
青 亮彦(AO AKIHIKO) プロフィール
僕が日頃からメインフィールドとしてオカッパリ釣行している、奈良県 高山ダムには様々なベイトが生存していますが、その中でもこれからの秋シーズンに欠かすことのできないベイトが「アユ」です。
秋シーズンが到来すると、アユは産卵に向けて上流から下流へと下りますが、この状況を「落ちアユ」と言い、高山ダムのオカッパリでも、この時期は落ちアユを捕食しているバスを狙うパターンが存在します。
今回は、今年もすでにご覧のような結果が出ている、僕なりの落ちアユ捕食バスへのアプローチをご紹介させていただきたいと思います。
ヘッドシェイカーが落ちアユパターン攻略にピッタリ
僕が落ちアユパターンを攻略するために、絶対に必要なルアーが「ヘッドシェイカー」です。
製品名 | モデル | 入数 | 税別価格 |
ヘッドシェイカー | 4in | 5 | 900円 |
5in | 5 | 950円 | |
5in ヘビー | 5 | 950円 |
エバーグリーン公式「ヘッドシェイカー」の詳細ページはコチラ
近年では琵琶湖を中心に、テールをカットしたイモシェイカーとして大活躍中ですが、僕はそのまま使っています。
「ヘッドシェイカー」には4inと5inがありますが、基本的には5inと5inのヘビーモデルを多用しています。理由としては、落ちアユの大きさがちょうど5inと同じくらいのサイズだからです。
ヘッドシェイカーの使い方について
10月後半までは、ウエイテッドリグの出番が多くなります。その理由として、この時期のアユは、まだ産卵前の元気な状態で、流心の中で泳ぎまわっています。
そういった状況で、アユの居るレンジまで、しっかりと「ヘッドシェイカー」を届けるためにウエイテッドフックを使用。僕は主にパイルドライバー・カウンター#5/0使用し、狙いのレンジをキープさせるために、流心の強さによって1.8gと、3.5gを使い分けています。
このパイルドライバー・カウンターは、ウエイト部にアイがあるので、そこに小さめのウィローリーフブレードを取り付けると威力が倍増します。ブレードのキラメキや振動にアユが寄って来て、それにつられてバスが吹っ飛んでくるというわけです。
ちなみに僕の場合は、ブレディに装着されているウィローリーフブレードを外して使用しています。
10月後半から11月終盤まで、ノーシンカーの出番が多くなります。
その理由として、産卵を終えたアユは貧弱化して表層を浮遊する様になるからです。この浮遊するアユをターゲットにしているバスは、異常に偏食化しており、フォールするモノや上下行動するモノには、ほとんど反応しなくなります。
この場合、テールが動くか動かないかのレベルで良いので、表層を超低速で巻いてきます。貧弱化しているアユをイミテートするため、テールがしっかりと動くスピードで巻く必要はありません。
バスが浮上してきてバイトする瞬間が丸見えですので、くれぐれもビックリ合わせにはご注意を! ちなみにフックは、ZAPPUのベローズフック#5/0を使用しています。
このセッティングは時期に関わらず、濁りが入って、その濁りが取り切れるまでのタイミングで使用しています。
ただし、時期によってトレーラーのセッティング方法を変えています。
・10月後半までのアユが元気な状態の時
基本的に逆付けでセッティングしています。逆付けすることで、テールが水を逃がしてくれるため、テールのふり幅が非常に細かくなります。
そのため、浮き上がりを抑えて引ける、高速に引けるのが特長です。一度ボトムに着底させてから、高速引きでボトムコンタクトさせるアプローチがおすすめです!
濁りが入った後、その濁りが取れてきたタイミングで、いるけど喰わないという状況でも、スピードでだまして喰わせることのできるこのセッティングが効果的です!
・10月後半以降、アユが弱っている時期
基本的に通常セッティングで使用します。
通常セッティングの場合、逆付けとは逆に、テールのふり幅が非常に大きく、抵抗になるため、ゆっくりと巻くことができます。
アユが浮上しているタイミングは、バスの目線は完全に上目線ですので水面直下をスローリトリーブすると良いですね!
カラー選択について
以前、僕のInstagram(@a.a.japan1104)にも投稿しましたが、水質や天候に応じてカラーローテーションを行っています。
水質がクリア、晴天時の場合は、ナチュラル系のカラー。(#40 シークレットシャッド、#94 フラッシュワカサギ(5in ヘビーモデルのみ)、#102 ナチュラルシャッド など)
水質が濁りの、雨天時の場合は、シルエットが出るカラーや膨張色。(#58 ソリッドブラック、#69 ビックバイトチャート、#125 OKレッド など)
どちらのカラーにも反応が無い時は、#85 グラスクロー、#130 フラッシュパープルウィニーも絶大な信頼カラーです!
また、ジャックハンマーと組み合わせる場合は、濁り真っ只中ではシルエットが出るカラー、濁りが取れ始めてからはナチュラル系カラーを基本に、いろいろとローテーションを行っています。
こんな感じで、カラーローテーションをしていますので参考にしていただければと思います!
ノーシンカーで使うロッドはコレ!
2機種のロッドを使い分けているんですが、ノーシンカーで使用するロッドはコチラ。
全長 | 継数 | 標準自重 | パワー | ルアー範囲 | ライン範囲 | 税別価格 |
2.16m | 1 | 142g | ミディアム プラス | 7~56g(ロッドは2oz) | 10~20lb | 52,000円 |
エバーグリーン公式「フェイズ・ PCSC-71M+ シャープシューター」の詳細ページはコチラ
「ヘッドシェイカー」をノーシンカーやウエイテッドフックでアプローチする際に使用します。使用していて、1番驚くべきは飛距離です。レングスは7ft1inですが、7ft後半あるのでは?と思わせてくれるほど飛びます。
また、柔軟なティップでショートバイトもしっかりと吸収してくれるため、1匹でも多く魚をキャッチすることが可能です!
オカッパリで飛距離は大きな武器となりますので、「ヘッドシェイカー」をノーシンカーやウエイテッドフックで使用される方には、非常におすすめできるロッドです!
ジャックハンマーとのセットで使うならコレ!
2機種目は、以前の投稿(リンク)でも紹介させていただいた「フェイズ ・PCSC-72H ディッガー」です。
製品名 | 全長 | 継数 | 標準自重 | パワー | ルアー範囲 | ライン範囲 | 税別価格 |
フェイズ ・PCSC-72H ディッガー | 2.18m | 2 (※グリップ着脱式) | 165g | ヘビー | 10.5~84g(3/8~3oz) | 12~25lb | 49,000円 |
エバーグリーン公式「フェイズ ・PCSC-72H ディッガー」の詳細ページはコチラ
「ジャックハンマー」と「ヘッドシェイカー」の組み合わせで使用します。重量級ルアーでも楽々とキャストでき、些細な変化もしっかりと捉える感度、遠距離でのフッキングも最高に決まるロッドです。
Hクラスの「フェイズ ・PCSC-72H ディッガー」は、ビッグベイトや巻き物からボトムの釣りまで幅広く扱える、年間を通して非常に使用頻度が高い1本です。
使用ライン
ラインは、「フェイズ・ PCSC-71M+ シャープシューター」には「バスザイル・マジックハードR」の16Lbを使用、「フェイズ ・PCSC-72H ディッガー」には「バスザイル・マジックハードR」の20Lbを使用しています。ぜひ参考にしていただけたらと思います。
エバーグリーン公式「バスザイル・マジックハードR」の詳細ページはコチラ
以上、奈良県 高山ダムの落ちアユパターンについてご紹介させて頂きました! 1年を通して、1番パンパンな個体が釣れるシーズンです。みなさまもぜひ、落ちアユパターンを攻略してくださいね!
最後に
最後に、高山ダムで釣行させる際は遊漁券が必要になります(エリアによって漁協が異なりますので注意してください)。素晴らしいフィールドを維持していくために、釣行前に必ず遊漁券の購入をお願いいたします。