ゼニスの「ゼロシキ」といえば、さまざまなジャンルのオフショアジギングロッドをリリースしているシリーズ。
今回ご紹介するのは「ゼロシキ ライトスペックSTK Evolve」。ライトスペックということで、いわゆるライト系ジギングにマッチするロッド。
ゼロシキ ライトスペックSTK Evolve
まずスペックから見ていくと、機種はスピニング、ベイトが各3機種の計6機種。
いずれも表記には631がつき、つまりは6フィート3インチ。これがスピニングとベイト共通でUL・L・Mと、とても分かりやすい機種展開。
出典:ゼニス公式 ガイドはステンレスフレームのKガイド
型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(税込) |
ZLE-631SUL | 1.91 | 1 | 191 | 106 | 1.75/10.4 | ~120 | ~1.2 | 92 | 29,150 |
ZLE-631SL | 1.91 | 1 | 191 | 103 | 1.75/10.6 | ~150 | ~1.5 | 96 | 29,150 |
ZLE-631SM | 1.91 | 1 | 191 | 111 | 1.9/11.0 | ~180 | ~2.0 | 97 | 29,150 |
型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(税込) |
ZLE-631BUL | 1.91 | 1 | 191 | 111 | 1.75/10.4 | ~120 | ~1.2 | 92 | 29,150 |
ZLE-631BL | 1.91 | 1 | 191 | 110 | 1.75/10.6 | ~150 | ~1.5 | 96 | 29,150 |
ZLE-631BM | 1.91 | 1 | 191 | 120 | 1.9/11.0 | ~180 | ~2.0 | 97 | 29,150 |
ゼニス公式ゼロシキ ライトスペックSTK Evolve詳細ページはこちら
万能かっ!
「Evolve」の特長は、負荷が掛かった時にその箇所がスムーズに移っていくしなやかさ。もちろん、だからといってヘナヘナなわけではなく、魚を暴れさせにくい追従性を持ちながら粘りがあってリフトできるブランクス。
先にライトジギングロッドとは述べたのですが、タチウオやタイジギングなどで過剰にジグをスライドさせたくない時にも非常にマッチするロッド。なかなかに、「万能かっ!」と突っ込みたい頼れるロッドです。
ゼニス公式YouTubeチャンネルでの動画解説も参考になりますので、ぜひチェックしてみてください。
出典:YouTube「ZENITH・Okuma Fishing Japan」
ブランクス構造としては、24tのカーボンをベースに低レジンで張りを持たせ、粘りの部分ではグラス素材もコンポジット。細身で軽量ながら粘り強いブランクスが特長。スイミングジグの操作も得意とします。
先にも述べた通り、UL・L・Mの3種がありますが、それぞれのルアーウエイトMAXが、ULは120g、Lが150g、Mが180g。レングスはいずれも共通なため、レングスで使用した時のフィーリングを損なわないので、複数所持するのもイイかも!
ULモデルなら、その繊細さを生かしてスーパーライトジギングなど小型ジグを操作するにもピッタリ。タイラバなどにも流用できる万能ライトゲームモデルといえます。
Lモデルは、そのワンランク上。そしてかなりバーサタイルな性能を持っているので、1本あるだけであの釣りも、この釣りも…とやってみたいライト系ジギングが出てきた時に汎用性も高いのが魅力。タイジギングにもマッチします。
Mモデルに関しては、4~5kgクラスの青物までなら安心してファイトできるリフト力もあり、ライトなんだけれどパワーも持つ機種。それだけに、UL、Lとはまた異なり、ルアーにキレのあるアクションを伝えつつも、過剰には飛ばしたくないって時にもジグ操作が快適。
近海ジギングにおいてはライト化が当たり前になってきていますが、貧弱ではないライト感といいいますか、実に現代ジギングシーンにピッタリなロッドではないでしょうか。ぜひチェックしてみてください!
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