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【TNバイブレーション大活躍!】出るわ出るわの大連発!巻きモノの秋が本格開催!

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは! 水野浩聡です。

ついに10月突入。残暑も全く感じることがなくなり、時には寒く感じる日も徐々に増えてきました。末端冷え性の水野にとっては、この中途半端に寒さを感じる気候がどうにもこうにも苦手で…。

朝寒いから厚着していくと、日中暑くなって脱ぐはめになるという…そんな日々が続いていますね。

さて、今週は久々に室生ダム(奈良県)にお邪魔してきました。数ヶ月ぶりで、以前に来た時よりも減水が激しく、いわゆる秋水位と呼ばれる、1年の中でも最も水位が低いタイミングでした。

激しく減水した室生ダムにチャレンジ

減水すると、バスにとって天井が下がり、岸寄りにはいづらくなる。さらには、ワカサギのポジションも沖目なので、それに引っ張られるかのようにバスも沖へ沖へと移動する個体が増えてきます。

そんなわけで、最初はメインチャンネルが隣接しそうな岩盤エリアや岬などの変化を摘んでみるものノーバイト。

鮒屋さんで入漁券を購入した時に、最近はかなり厳しいみたい…という言葉が現実として肌で感じることに。

カナリ厳しい状況…

しかもこの日は土曜日ということもあって、エントリーしやすいポイントは多くのアングラーさんで賑わっていたため、少しでも釣りができそうなエリアを優先し、水深や地形の変化などの情報をルアーからもらいながらチェックしていると、とあるポイントに辿り着きます。

そこは、ルアーを沖へフルキャストしても全然ラインが出ていかず、かなり沖までフラット地形が続いているようなエリア。

川筋のインサイドベンドに位置するので、それなりにフラットが伸びているのかなぁ?とは思ったものの、自分が想像するよりも遥か先まで水深約1.5-2m。さらに、室生ダム自体水に色が付いているので、巻き物がハマるチャンスととらえ、フラットを効率良くサーチできる「TNバイブレーション/60」をセレクト。

TNバイブレーション/60【ジャッカル】

Name Length Weight Type Hook Size Price(税込)
TN60 60mm 12.7g Sinking ST36MF フロント#6/リア#8 ¥1,705
TN60 Full Tungsten 60mm 13.0g Sinking ST36MF フロント#6/リア#8 ¥1,815
TN60 Silent 60mm 12.0g Sinking ST36MF フロント#6/リア#8 ¥1,705

ジャッカル公式「TNバイブレーション」の詳細ページはコチラ

最近のバス釣りでは、「TNシリーズ」の登板頻度が異常に高いんですが、地形などを把握したり、広範囲をチェックできつつ釣っていくことができるし、根掛かりもほとんどしないので、サーチベイトとしてかなり優秀なんです。

TNバイブレーション/60でサーチした結果は…

今回は、他のルアーで得た情報から、これなら「TNバイブレーション/60」がハマる条件であろう…という予想をし答え合わせしていくことに。

すると、まあ出るわ出るわの大連発!MAXサイズは40ちょいクラスで、小型は20センチクラスと、特別デカいのが入る感じはしませんでしたが、これぞ秋のTN祭り!と言わんばかりのラッシュ。

ちょうどいい風がそのフラット地形に当たっていたこともあり、次から次へとスクールが差してくるような感じで、キャストしてボトムをたまに小突く巻き方でフラットを巻き切った結果、たった2時間ほどで2人で20本以上のバスをキャッチ。

その瞬間、確認のために、自分がワームを投げたりもしてたんですが、「TNシリーズ」の効率の良さとエリアと状況にバチっと合ってる感じは、ワームの釣りを圧倒。まさに、ハードルアーの1番良い出しどころで、手がつけられないほどの釣れっぷりでした。

おまけに、散々投げ散らかしてルアーのロストはゼロ。超爽快な巻き物ゲームを楽しむことができました。

このように、その日その日や時間ごとに良いスポットが目まぐるしく変わりやすいワカサギレイクの室生ダムのようなベイトフィッシュ依存のフィールドこそ、その瞬間をとらえる釣りをすることがすごく大事で、その一瞬を確実にとらえるためにハードルアーの重要性を改めて実感した釣行になりました。

タックルデータ

・ロッド…ポイズンアドレナ(1610M-2)【ジャッカル×シマノ】

・リール…メタニウム(HG)【シマノ】

・ライン…レッドスプール(14Lb)【ジャッカル】

巻き物ド定番の安心タックルです。飛距離も出したい場面もあるし、今回も沖目であればあるほど魚のサイズは上がった印象でした。

ぜひ、各地で「TNシリーズ」による巻き物ゲームを皆さんも堪能してみてください! ホント、病みつきになるし楽しいです!

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

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