暖かい春で2週間動きが早い
すべてが2週間早くなっている。今年の琵琶湖南湖の春は、何もかもが2週間早く起こる。例年、GW(ゴールデンウイーク)明け頃に発生する赤潮が4月20日頃から発生した。周辺の田んぼのシロ掻きが行われ、その濁水が流入して、さらに気温が25度を超えて、水温が15度以上になるという条件が揃うと発生する現象だ。
琵琶湖南湖の水温は4月23日現在、18度となっている。これもGW明けの水温であり、2週間早く15度を超えてきている。
こうなると、スポーニングの動きも2週間早く進行することとなり、南湖のスポーニングは4月中旬の大潮で第3陣の最盛期がすぎた。3月末から4月初頭の大潮で第2陣となり、すでに第3陣が終わっており、今度は4月末の大潮で第4陣ということになる。
2 / 7