【ハイギアリール全開巻き！？】近松 卓二のイチオシ！秋の琵琶湖の刺激的なシャローゲーム
いよいよ10月。台風がいくつも通過し、一気に「秋」らしくなった琵琶湖。
今年は直撃する巨大な台風が無く、ウィードがしっかりとシャローに残っていてシャローが期待大。
そんな秋の琵琶湖で、“刺激的なシャローゲーム”…いかがでしょうか。
近松 卓二 （Takuji Chikamatsu） プロフィール
あのワームを“超”早く巻く？
台風到来後は、28度あった水温が24度台へと下がってシャローにベイトが入ってきた様子。
ただしシャローではウィードが伸び切っていて、トリプルフックがついてるプラグ系ルアーが使えない状態です。オフセットフックで使えるワームしか、そのような場所を攻めることができず、また入ってきているベイトは5〜10センチ前後と比較的小型…。
で、「ファットウィップ3inch」。これがジャストサイズで、非常に反応が良いです。
使い方は表層の早巻きがオススメ！ 釣りをするのはウィードが水面まで出ているエリアなのでワームを沈めにくく、かつバスがウィードの中から水面を泳いでいる魚を意識しているので、見切られないように目の前を高速で通り過ぎる必要があるんです。
使い方は遠投してウィードパッチを跨いで投げ、リールを全開で巻きつつロッドをトウィッチ。
そうすることで、水面を逃げる小魚を演出します。
狙い所はウィードパッチのエッジ、もしくは抜けているところや高低差があるところでバスが出てきます。バスが水面を割ったらワームをストップしてあげてフォールで喰わせます。ガボっ！と水面が割れたら2秒止めて合わせるのが基本です。
道具立ては、ロッドは張りがあってウィードが切りやすい「グラディエーターアンチ スピンボーダー/GA-65MS」もしくは「グラディエイター ストライド/GA-611MLS-ST 」。リールはできるだけ早く巻きたいのでハイギアリールを使用し、合わせるラインはシーガーPEX8 0.8号&グランドマックスFX2号です。フックは絶妙な軸の太さ&ウィードがかかりづらい形のイチカワフィッシングPK2 1/0がオススメです。
抑えにディープの展開も
抑えの釣り方としては、相変わらず「リトルスウィーパー 3inch」or「フィネスティック 3.5inch」のダウンショットがオススメ！
ただ、先月と違うのは良型サイズが混ざる率が増えてきたことと、霧状に魚探に写るベイトレンジが8〜12mラインのハードボトムに移行してきたこと。
3〜4キロクラスがくる可能性もあるのでラインをシーガーフロロリミテッドハード5ポンドにして対応しております。水温が下がってからフィネスティックの反応も良くなってきているだけに忘れずに準備してくださいね！
是非、表層はエキサイティングな水面爆発なファットウィップ3インチ高速巻き、記録級も狙えるディープのリトルスウィーパー&フィネスティックDSで秋の琵琶湖を楽しんでもらえたらと思います！
