ショアからの青物、それも大型の回遊青物を確実にキャッチするためのショアプラッギングロッド、それがラグゼのショアゴリラR。
そうきくと筋骨隆々と思いきや、そうでもなく、見た目からは想像できないパワーと、そうでありながら魚を乗せられる優しさがあるそんな竿。
曲げて獲れる「ショアゴリラR」
まず、概要的な部分をお話ししていくと、ブランクス全層に「トレカT1100G」が採用され「ナノアロイ」テクノロジーも。強く、軽い、粘る。
スプリンターたちと対峙するとは思えない、曲がる竿でもあります。だけど腰がないわけじゃなくて、曲がって獲れる竿。
軽量化の部分でいえば、ガイドをダブルラッピングからシングルへと変更したりティップにかけてのガイドフレームも軽量化。ほかグリップのEVA素材を見直したりと具体的に前作から手を入れた部分もあるのですが、それらはすべてバランスのため。キャスト、操作、ファイト、いずれにも不備がない超ハイグレードなロッドへと進化。
ロッド自体の軽量化はもちろん、前述したように、シンプルに投げやすいということもあり、プラグの飛距離もアップしているそうだ。
そして、ティップにかけての繊細さを持ち合わせていて、ルアー操作もしっかり伝わる。
冒頭にも述べた通り、ショアゴリラRはヒラマサをはじめ大型青物、GT、磯マグロなど、国内でも最大級の魚たちをキャッチするためのロッド。
それもショアから。
だから曲げて獲れる竿となっています。まずはターゲットとのファイト。力同士のぶつかり合いではなく、ロッドを曲げながら溜めつつ主導権を握る。前述した通り、非常に優れたブランクス素材で、いわば〝暖簾に腕押し〟のように大型魚が突っ込んでも、反発しないで追従する。それでいてやられっぱなしにはならないトルクがバットにはあります。
これまで以上に寄せるのが楽、ショアゴリラRの最大の特長はそこにあります。
もう1点がランディング。これはショアから大型魚を獲る竿。ロックショアなど足場が限定されるフィールドでは、どこでランディングするかでモタつくうちに、最後の最後でバラシ…ということは非常に多い。
この場合も、ティップにかけてで魚の引きをいなしながら寄せ、いざランディングというタイミングでは、バットで一気に引き寄せることが可能。
獲れる…というのは、ファイトを制するだけでなく最後まで獲りきれること。そのための超心強い味方がショアゴリラRというロッドなのです。
スペック
機種は2機種。100XHと100XXHで、いずれも10ft。ヒラマサやブリをはじめ、オールラウンドに幅広い状況に対応するなら100XH。100XXHであれば、GTやイソマグロなど、さらなる大型や遠征でのビッグモンスターに
標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(円) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | パワー | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(g) | 適合ライン(PE/号) | グリップ長(mm) |
305(10’0″) | 58,500 | 322 | 157 | XH | C97.5 G2.5 | 2 | 50~150 | 4~6 | 470 |
標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(円) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | パワー | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(g) | 適合ライン(PE/号) | グリップ長(mm) |
305(10’0″) | 59,500 | 328 | 157 | XXH | C97.5 G2.5 | 2 | 70~200 | 5~8 | 470 |
ショアゴリラRを使用した実釣動画も、YouTube「LUXXE MOVIE」にてアップされています。
ラグゼ公式ショアゴリラR詳細ページはこちら